声帯を鍛え守る

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読売新聞、声のかすれご用心記事からの抜粋です。声帯がうまく閉じないため声がかすれる病気は声帯萎縮だけではないそうです。しかし声のかすれなどの症状だけでは声帯萎縮と見分けることは難しく、内視鏡を使って声帯を直接観察することが大切だそうです。

見分けるにはどうしたらよいのでしょう。福田先生によると手軽にできるテストがあるそうです。息が苦しくなるまで声を出し続けてみて、どれだけもつか時間を測定するというもの。男性ならば１５秒間、女性ならば１２秒間、息が続けば、まず、心配はないそうです。

１０秒以下だと声帯萎縮が進んでいる可能性がある。５秒を切ると極めて危険で「特に２、３秒しか息が続かない時は反回神経まひを疑ったほうがよい」と福田先生はおっしゃっています。

声帯ポリープや咽頭がんに進行して声帯が閉じにくくなっている場合も息が続かなくなるそう。声帯も手足の筋肉と同じで使わなければ衰えます。声を出すように指導するだけで回復する人もいるそうですから日ごろから意識して家族や周囲の人たちとの会話を心がけることが、声帯を鍛え守ることにもなります。

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