My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

立川志らく 独演会 文七元結を聴きに行く談志が舞い降りた

2016-12-11 15:55:08 | らくご


立川志らく独演会に行ってきました。

立川談志が一番かわいがった弟子 立川志らく もう53歳で弟子も23人もいて孫弟子までいる

立川流の志の輔 談春 志らく 談笑と大看板の一人

まくらがおもしろい、まくらから爆笑、抱腹絶倒、笑いが止まらない、会場も大笑い

最初の演目の松竹梅は松さん 竹さん 梅さん職人三人衆の披露宴での余興・・いかん笑いがとまらん。

この笑い、こんだけ声をだして腹の底から笑ったのはいつからだろう・・テレビのくそ芸人ではでてこない笑い

これがほんとの笑いだ・・気持ちいいぐらい笑った、これがほんとに芸だ

それにしても志らくは年を取ってきてだんだんと談志にみえてくるぐらい、談志そのものになってきた。

最近昼ナンデスにもでてるらしいコメンテーターとして

福岡の大きな道路に穴が開いたのを、司会の恵さんが志らく師匠どう思いますがときいてくるから

よくわからねんから 盛り土がなかったんじゃないですかといったら、あとで怒られたよて

いや談志がお前はまだまだ甘いて天国からいってるでしょうねて、その程度かて

なんでも談志はかるがもの親子が話題になった時に女性アナウンサー(田丸美鈴)から師匠どうですか

ときかれて 別にといったら それでも何かといってくるから 腹をへった猫を放し飼いにしたいといった。



まくらも毒舌ぶりがなかなかいい。

中入り後の文七元結のまくら

なんかカジノ法案てやいやいいってるようですがね、競馬 競輪 ボート オートレースで公営ギャンブルがあって パチンコも

あってね、これで十分じゃないですか、必要あるんですかね、どうせ胴元がもうかるんでしょう

だいたいカジノて言葉なんて使わずにばくち、鉄火場法案とかいう名前にして審議すればもっと慎重になるんでようけどね先生方には

わからんですよね

だいたいアメリカのカジノの猿まねみたいのやっても意味がないじゃありませんかね思いません、どこいったてあるんでしょう

マカオもシンガポールも・・

どうせおもてなして日本の文化を外国人に伝えるなら、ね従業員は全員着物 デイラーてかっこいいけどね、そら日本は緋牡丹のお竜が

サイコロころがして、はん ちょう!!てやって、吉原花魁道中ショーみたいなやるならわかりますがね、猿まねんあんて意味ないですね。

そして雇用が1万人増えるていうんでしょう、笑わせますね、カジノで依存症になって1万人職を追われてカジノで働く・・お笑いものですね

というのはとでまくらからはいったのが

文七元結・・・

文七元結といえば志ん朝師匠のがすばらしいですが、なかなか談志をほうふつとさせる鬼気迫る文七元結

人情噺でじんとくるかと思えばズドーンと笑いに落とすし、ほんとにおもしろい。



ほんとにそこに談志がやってるようなそんな感じがする。

談志が舞い降りた文七元結だったとそんな感じだった・・


すかったした、もやもやしたものが腹の底から良質の笑いですっきりだしてきた・・



満席・・

立川流は協会から脱退してるので、ホール落語が主流

看板はなかなかチケットがとれない、早い目に来年のチケットとっておこう。

木戸銭3600円哉

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