NHK 鎌倉殿と13人 久々に大河ドラマを見ることにした・・
4年前から大河はみていない、まったく面白みがない 今回は面白い
ということで、呉座勇一の頼朝と義時を読んだ、歴史学者が古文書
特に吾妻鏡からの考察で時代解説をしている。
頼朝の旗揚げから北条義時が亡くなるまでを解説している。
いろいろと読み進んでいると通説は通説でしかない 実朝の暗殺の真意など
どうも自分の今まで認識していた鎌倉幕府の頼朝時代の構成とか目から鱗だった・・
北条氏の位置が頼朝の時に政子の父としての時政がずば抜けて御家人の中で筆頭と
して実力を行使していたものと思っていたが・・実態は他の有力御家人の一つと
してただ政子の父としての優位だけだったようだ・・
頼朝がなくなり義時の時代になり、政所別当と侍所別当と兼務したところからいわゆる
執権としての位置になり北条の天下になったといえるとの事。
このあたり誤解していたので目から鱗
いずれにしても武家政権がかっちりと成立したのが承久の乱がおわり武家優位になり
義時の時代に武家政権の基礎ができ、これが長く明治維新までの武家政権が続く。
ターニングポイントみたいな時代といえる 。
読んでほんとに目から鱗でした。