伊集院静さんは好きな作家です。
伊集院さんのエッセイ集 大人の流儀シリーズは全部読んできました。
2019年と2021年の9・10をまとめて読みました。
9巻 ひとりで生きる
語られた言葉・・・・
淋しさと向き合う 孤独を知ることは人間が生きていくうえで、知っておかな
ければならないいくつかの基本のひとつだと思っている。
ひとりで歩いていく 独歩 独立独歩
糧とはお金だけでない、正体の見えにくい、真の力を備える。
大衆はいつも遅いことに気が付かない・・これでは日本は戦争に巻き込まれる
えつ!そんな・・戦争はそんな風にやってくる・・・戦争にむかおうとしてる
輩を注視しなければならなと・・
おとなになるために生きることで大切なのは想像力、創造力である
世の中にはあなたがたよりももっと大変なのに懸命に生きている人がいるのを
忘れないでほしい。
10巻 ひとりをたのしむ
一人で何かを楽しむためには・・・それは自分を肯定できる性格と慣れをもつ
ことも大切である。
慎み深く生きる
蘊蓄→大嫌いである 品性のかけらもない。
美食家と呼ばれるどうしようもない連中が語る内容も大半が蘊蓄である。
おとなの男はそれを十分知っていても「ああ・・・詳しくは・・・」と
答ええねばならぬときが多々あるのだ、それを待ってましたとばかり喋り
だすのはただのガキである。
2019年大型台風の時・・・
大人の男はまず自分がどんな状況にさえ立っていられる体力と、次に力の
ない人に手を差し伸べる体力と考えかたを持ち合わせなければならないと
改めて思った。