歩く 民俗学者 宮本常一を知ったのは以前もいいましたが
会社のリベラルアーツセミナーで三浦先生の話の中で宮本常一を紹介された
のがきっかけでした。
何冊か本を読みました。
庶民、貧困層 農民たちにあたたかいまなざしを向けて歩く宮本常一・・
日本の農山漁村は昔から貧しかった。
そして古い時代からこの貧の問題の根本的な追求が欠けていたのではないか
と宮本氏はいう。
特に戦中戦後における嫁の座、私有財産、出稼ぎ、村の民主化 村里の教育
民話の伝承などを通して、その生活を克服するためにあらゆる工夫を試み
ながら精いっぱい生きる庶民を多角的にとらえた本。
庶民の生活史