世界インフレの謎 渡辺努
日経新聞の本の広告3面に乗ってるのをみると思わず
楽天ブックスで購入するパターンが多い・・・
1 なぜ世界はインフレになったのか・・・
大きな誤解と二つの謎
2 ウイルスはいかにして世界経済と経済学者を翻弄したか
3後遺症としての世界インフレ
4日本だけが苦しむ二つの病
デフレという慢性病と急性インフレ
5世界はインフレとどう戦うのか・・・
中央銀行が2021年の物価上昇を無視した理由
当時は新型コロナウイルス感染症対策のためのロックダウンからいかに経済
再開を果たすかが課題になっていました
その取り組みを阻害することのないよう、金融引き締めをできるだけ避けたい
という考えがあったのでしょう、そうした思惑がインフレ率の上昇を軽視
することにつながったのだと思われます・・・・
フリップス曲線の異変・・
今回のインフレの原因が需要の過多ではなく、供給の過小になることを示唆してる。
異次元の緩和開始から10年近くたっても安定的なデフレ脱却が果たせない中
急性インフレという別の物価問題が日本を襲ってきたことになる。
そして日本は急性インフレと慢性デフレが同時進行する、世界でも稀有な国に
なりました。
パンデミックは経済に対する供給ショックであり、需要ショックであった
リーマンショックとは正反対のものなのです。
・・・
米国のインフレ
経済再開で労働に対する需要が増加する中、自発的な離職が増えるので人手不足が起こる。
人出が足りないのでモノやサービスの生産が充分にできず供給不足におちいる
こうしてインフレがもたらされる・・・
きりがないのでこのあたりで・・・