起業の為にIT会社の財務部長を辞職した多岐川優が、人生の休息でおとずれた
祖父の故郷の止村は限界集落といわれ、バスはない、郵便局はない、過疎で高齢者
ばかりの村になっていた・・
優は村人と交流するうちに
集落の農業経営をになうことになった・・・
現代の農業や地方の過疎の問題、高齢化の問題、抵抗勢力と
格闘しながら限界集落を再生しようと奮闘する・・・
そして止村農業株式会社設立・・・
村にやってきた若者、元キャバ嬢、会社をつぶしてホームレスになった親子
村でうけいれて働く姿は今の日本の現状をあらわしている。
負け組が立ちあがる!がんばれ!負け組!
地域活性化エンターテーメントです。
読み終えたときのさわやかさがなかなかいい本でした・・・
日本の農業の再生のカギがあるのかもしれないとか考えながら
自分の老後のことも考えながら読むことができましたね