日経新聞の本の広告を見て、これは読まないとと思い、楽天ブックスでぽち
亀山郁夫さん 1949年生まれで現在は東京外国語大学の学長
専門はロシア文学でドストエフスキーの研究など
この本はどう老いを乗り越えられるか・・その為の教養について話をされています。
抜粋
小説でも、詩でも、映画でもよいでしょう、老いの自覚からくる苛立ちや
孤独から逃れ、自信をもって、そして創造的に晩年を生き抜くには、何かしら
の過去の力、ないしは普遍的な力が、もっといえば人類が生み出した知恵や
伝統の助けを借りる必要があると考えています。
そして健やかな喜怒哀楽を介して、心から信頼できる友人たちと、はては政治
あるいは科学の未来について幅広く語り合うことができたら、どんなに人生は
充実したものになるでしょう。
・・・・・
時を経た再読が老いてからの可能性を教えてくれる
苦手なもの、嫌いなものこそ可能性の泉はある。
難解な長編小説を読むコツは、冒頭三十二ページの二度読み
老いをどう乗り越えられるか エネルギー源としての忘却
知的な感じでおもしろく読ませていただきました
自分も本はどちらかというとよく読む方だと思いますが今後の読書の
ヒントを得たような感じがします。