三島由紀夫の本今年はかなり読んでます。
戦後の近江絹糸の労働争議を題材にした小説
駒沢紡績の社長駒澤善次郎は、自分を父とし、従業員たちを子とみなす
家族主義的経営によって、零細な会社を一躍大企業に成長させた。
家族主義的経営といえども、従業員の自由はなく私生活まで監視され、また
長時間労働を強い得る過酷な労働環境である。
自分なりに家族主義的経営というのはとても胡散臭いものですが
従業員を洗脳し、滅私奉公で働かせるのにはとても都合のいい日本の昔の
システムです、結局どんな経営理論であろうと経営者側の都合のいいように
できているのは間違いない、そんなものに未来を見るのが間違ってる。
過酷な労働環境といえばユニクロ、ワタミ、いわゆるブラック企業
自殺者続出・・・
自殺者がでるまで従業員を追い込んでしまうシステムはやはりブラックと
いうしかありません。
自殺者がでること自体がすでにブラック、従業員の心と体を病むまで仕事をさせる
不健康な経営といわねばなりません。
家族主義に対して政治ごろ、政財界の黒幕岡野のが画策により労働争議が
おこなわれた、3け月後、会社は組合に屈服した・・・・
三島由紀夫はこの題材を単なる労働者運動と会社の対立の構図のみならず
哲学的考察と西洋と日本の文化的考察によって描かれている。
しかし・・・・
今の管理職というのは部下に厳しく、自分に甘く、上にはこびへつらう
こんな感じですかね
個性的なやつがいないですね、個性的なやつは管理職にはなれないかね
おたくがもっと表にでてくる感じで仕事しないとよくならないかも・・・
没個性すぎますね