藤沢周平の本でまだ読んでないのが数冊残ってるので
少しずつ読んで全部読んでみようと思います。
雲奔る 小説雲井龍雄
幕末の米沢藩士 雲井龍雄の伝記物
戊辰戦争の奥羽列藩同盟の中の人物 といえば・・・
会津藩をのぞけば、長岡藩の河合継ノ助 司馬遼太郎の峠の主人公です
ぐらいしか自分には認識がなかって、奥羽列藩同盟の藩には大した人物
はいないと・・長州びいきの自分は思っていましたが
米沢藩に先進的な人物がいたとはまったくのノーマークでした。
討!薩摩!を叫びながら27歳でなくなった短い人生をものがたりに
藤沢周平が描く幕末物として、さすがだなと思います。