以前10年ほど前に何回かいつた事のある寺
この庭が気に入ってよくいきました。
遺愛石といわれる石の塔を中心にして海がひろがる庭です。
遺愛石が須弥山でそこに広がる白砂が波で律動的な波紋・・
丸山八海を表現して仏説の宇宙世界を象っています。
庭全体に波紋がひろがっています。
しばしゆっくりと庭をながめでぼっとしています、こんな時間が貴重な感じがします。
こちらは小さいスペースですが、臥雲の庭
雲がゆうゆうとして来たり、ゆうゆうとして去ります。
何にこだわるでもなく、何にわだかまるでもなく、ただ無心に水は流れます。
峨山渓谷より流れ出る水は、山腹に湧く雲の下に潜って流れます。
勤王僧月照と西郷隆盛が密儀をかわした部屋がこの寺に残っている。
作庭家 重盛三玲の書
無無無
同じく 千山