外山先生の思考の整理学は以前読んでみた。
この本は思考に関するエッセイ本です、気楽な感じで読むことができました。
忘却は「力」である・・・
忘却ほど大事なものはない、選択的忘却とは・・・人さまざま、同じように忘れるのではなく、
めいめい自分の気持ちにあわせて覚えたり忘れたりする。
記憶するだけで忘却がともなわなければ、頭の中が飽和状態になる、危険である。
忘却をないがしろにするのは大きな誤り、自然に忘却できるように人間はできているのです。
謙虚になるということ・・・・
えらいひとになると・・・
心の高揚が五体にあらわれるのを抑えることは至難の業でしょう、みっともないことを避けるには偉くないのに限る。
謙虚という事は社会的徳目として大切であるように思われます。
相手の事を考えれば当然、控えめ、遠慮、自制の心が働きます。
周りをみたらこの自制の心がない人がすごく多い、あいかわらず声高に怒りまくり恫喝かとおもえる発言する人が周りにもいます。
そういう輩はあほだなと見ておくのが一番いいのでしょうけど、その存在がまわりにあたえる悪影響が本人は気が付いていない・・あさはかだね