今住んでる佐倉は江戸時代 佐倉藩十一万石の城下町です。
小高い丘の上に城址があり、その麓の高いところに武家屋敷があります。
今日たまたま、近くを通ったので覗いてきました、8年ぶりにいってみた、転勤して間もない頃にいったんでなっかしさもあり覗いてきました。
武家屋敷の大半は材料、規模ともに必要最小限に作られています。これは武家屋敷の造作が藩によっておこなわれていることが影響してるとのことです。
武家屋敷の規模や様式は、居住する藩士の身分の象徴でもあり、佐倉藩でも天保4年に居住の制が定められたとのことです。
今現存する屋敷は3つ、大屋敷が旧河原家住宅、中屋敷が旧但馬家住宅 小屋敷が武居家住宅になってます。
河原家住宅の中はかなりひろい、部屋が7つあり、座敷には鎧、兜、刀が飾ってある、たぶん藩の家老職ぐらいの武家の屋敷だったんではないかなとも思うほど立派だった。
武居家住宅はほんとにシンプルなつくりになっていて、部屋数は3つ、今で言えば3LDKてとこです。
藤沢周平の物語に出てくる下級武士の家がこんな感じなんだろうなと・・映画「蝉しぐれ」にでてくる武家の家を少し、こぎれいにした感じです。
下級武士とのことで俸禄は百石以下の武家が住んでいたとのことです。
武家屋敷といって以前京都にいたときに、丹波篠山へ遊びにいったときに、青山藩の武家屋敷にいったことがあるんですが、丹波篠山武家屋敷はかなり立派な、何件も残っていたような記憶があります。
という、モデルというか基本型のような
家ですね。この形を踏襲しながら、あとは
気密性や断熱を現代的技術で高めれば
良かったのだけれど、なぜか日本の家から
軒や庇がなくなりましたね。不思議です。
房総のむらという公園があって昔の農家があるのですが
夏でもその農家はとても涼しい、クーラーなんていらないです。
昔の家は涼しくできてますよね。
そうですよね庇てだんだん少なくなってきてますね。
風が通り抜ける家というのが理想ですね
あこがれます。