徳島の鴨島の現場からの帰り道。鵜の田尾トンネルを抜けて福栄地区の国道377号線を
西に車を走らせると、いつも気になる景色がありました。
以前に登った無名峰(鬼の角と云うらしいです)と三里山(と云うらしいです)との間に見える
虎丸山の山容です。
普段、北側から見る虎丸山は独立峰のように見えますが、
南側から見る虎丸山は周り山々の奥に鎮座する主峰といった雰囲気が漂っています。
昨年からずっと歩きたいと思っていて、山友の忘年会の帰り道
坊主さんに何気に問いかえると、「地図に破線があるから登れると思うよ」と返事をしてくれました。
たしかに南側の林道からは破線が山頂まで延びているので、道はあるはず?
と云うことで今日は虎丸山南ルートを登ってきました。
まずは福栄小学校の少し西の路肩に車を停め、
鬼の角と三里山の間を通る林道へと歩いて行きます。
川沿いの民家から林道へと入りしばらくすると道はダートへと変わりました。
林道のカーブを曲がると正面に目当ての虎丸さんが見えてきました。
山の上部には岩肌が見え、なんとなく気分が高揚してきました。
地図にある林道から伸びる破線は登山道ではなく普通に沢になっていました。
大きな岩の間をチョロチョロと水が流れています。ここからは沢登りです。
小さな滝?を這い上がったり岩の間を通ったりしてしばらくは沢歩きを楽しんでいましたが、
だんだんと行く手を阻む倒木が増え始め
沢の両側も高さが出始めたので、仕方なく左岸の藪の中に突入!
羊歯の海を泳ぎ歩きまた沢へと降り、左岸から右岸へ。
GPSを見ると破線とは随分ずれて進んでいます。
地図に載っている破線は山頂まで沢筋を登って行くようになっていますが
今までの沢の状況を見ると沢を登りつめるよりも尾根を進んだ方が良いと思い
そのまま尾根を目指して這い上がっていきました。
もちろん踏み跡も道も無く、木々の斜め上に見える青空を目指して藪こぎです。
やっとの思いで尾根に出ると、南に鬼の角が顔をだしてくれました。
ここからはとにかく上へ上への上昇志向。目の前に岩が現れようが、
横に広がる松の木が行く手を阻もうが
抜け道を探し探してとにかく登って行くだけです。
しばらくすると先ほど下から見えた露岩の尾根にでました。
下から見ると、あんな所登れるかな?と思うのですが、
登っていると意外と素人でもなんとか登れる道があるもんです。
正面にはまた面白そうな岩肌が見え始めました。山頂手前の最後の岩壁?
振り返ると随分と高度が上がり鬼の角と同じ位の高さになってきました。
南に福栄地区の景色が広がっています。東には白鳥アルプス?の向こうに
引田の町が見え始めました。
最後の岩壁を登りきると猫の額ほどのテラスがあり、ここで初めてザックを降ろして小休止。
西から冷たい風が遠慮なく吹き上げてきます。
ここまでの間、とにかく道らしい道はなく、赤テープも無いのですが
山頂目指して上昇志向で登っていけば何とかなります。
広場からはしばらく歩くと虎丸山の休憩小屋が目に飛び込んできました。
小屋の横の赤鳥居を潜って石祠の横にある山名標識で記念撮影を・・・・。
山頂の広場の北側には三本松の街並みを見下ろすことができます。
さてさて帰り道をどうしようかなと一息入れながら考えていると
休憩小屋の壁に福栄道は廃道とかかれた案内板が・・・・・。
廃道になったといえ、歩けないはずは無い・・・・・と思って、即帰りのルートが決定しました。
福栄道は新宮道の途中から分岐した道で、途中にはトラロープが至る所に取り付けられ
急な降り坂もなんなく降りることができ、道に迷うこともありませんでした。
尾根の急坂を下り281のピークの手前を右に折れ、今度は沢筋を降って行きます。
トラロープを目印に降って行くのですが
途中でルートを見失ってしまいました。
道を探すのもめんどくさいので、そのまま沢を下る事に・・・・・。
GPSで確認すると登り始めの沢からひとつ手前の沢へ降りているようなので
そのまま降っていくと見覚えのある大きな一枚岩に着きました。
後はしばらく降ると登りの入り口のガードレールが見え、そのまま林道へと歩いて行きました。
今日は登りのほとんど道の無いルートでした、
下りの福栄道の廃道は荒れた道でしたがそれでも登りに比べると
楽なルートでした。400mほどの里山で4時間遊んでました。
念願の虎丸山南ルートを歩けて大満足の山歩きでした!
西に車を走らせると、いつも気になる景色がありました。
以前に登った無名峰(鬼の角と云うらしいです)と三里山(と云うらしいです)との間に見える
虎丸山の山容です。
普段、北側から見る虎丸山は独立峰のように見えますが、
南側から見る虎丸山は周り山々の奥に鎮座する主峰といった雰囲気が漂っています。
昨年からずっと歩きたいと思っていて、山友の忘年会の帰り道
坊主さんに何気に問いかえると、「地図に破線があるから登れると思うよ」と返事をしてくれました。
たしかに南側の林道からは破線が山頂まで延びているので、道はあるはず?
と云うことで今日は虎丸山南ルートを登ってきました。
まずは福栄小学校の少し西の路肩に車を停め、
鬼の角と三里山の間を通る林道へと歩いて行きます。
川沿いの民家から林道へと入りしばらくすると道はダートへと変わりました。
林道のカーブを曲がると正面に目当ての虎丸さんが見えてきました。
山の上部には岩肌が見え、なんとなく気分が高揚してきました。
地図にある林道から伸びる破線は登山道ではなく普通に沢になっていました。
大きな岩の間をチョロチョロと水が流れています。ここからは沢登りです。
小さな滝?を這い上がったり岩の間を通ったりしてしばらくは沢歩きを楽しんでいましたが、
だんだんと行く手を阻む倒木が増え始め
沢の両側も高さが出始めたので、仕方なく左岸の藪の中に突入!
羊歯の海を泳ぎ歩きまた沢へと降り、左岸から右岸へ。
GPSを見ると破線とは随分ずれて進んでいます。
地図に載っている破線は山頂まで沢筋を登って行くようになっていますが
今までの沢の状況を見ると沢を登りつめるよりも尾根を進んだ方が良いと思い
そのまま尾根を目指して這い上がっていきました。
もちろん踏み跡も道も無く、木々の斜め上に見える青空を目指して藪こぎです。
やっとの思いで尾根に出ると、南に鬼の角が顔をだしてくれました。
ここからはとにかく上へ上への上昇志向。目の前に岩が現れようが、
横に広がる松の木が行く手を阻もうが
抜け道を探し探してとにかく登って行くだけです。
しばらくすると先ほど下から見えた露岩の尾根にでました。
下から見ると、あんな所登れるかな?と思うのですが、
登っていると意外と素人でもなんとか登れる道があるもんです。
正面にはまた面白そうな岩肌が見え始めました。山頂手前の最後の岩壁?
振り返ると随分と高度が上がり鬼の角と同じ位の高さになってきました。
南に福栄地区の景色が広がっています。東には白鳥アルプス?の向こうに
引田の町が見え始めました。
最後の岩壁を登りきると猫の額ほどのテラスがあり、ここで初めてザックを降ろして小休止。
西から冷たい風が遠慮なく吹き上げてきます。
ここまでの間、とにかく道らしい道はなく、赤テープも無いのですが
山頂目指して上昇志向で登っていけば何とかなります。
広場からはしばらく歩くと虎丸山の休憩小屋が目に飛び込んできました。
小屋の横の赤鳥居を潜って石祠の横にある山名標識で記念撮影を・・・・。
山頂の広場の北側には三本松の街並みを見下ろすことができます。
さてさて帰り道をどうしようかなと一息入れながら考えていると
休憩小屋の壁に福栄道は廃道とかかれた案内板が・・・・・。
廃道になったといえ、歩けないはずは無い・・・・・と思って、即帰りのルートが決定しました。
福栄道は新宮道の途中から分岐した道で、途中にはトラロープが至る所に取り付けられ
急な降り坂もなんなく降りることができ、道に迷うこともありませんでした。
尾根の急坂を下り281のピークの手前を右に折れ、今度は沢筋を降って行きます。
トラロープを目印に降って行くのですが
途中でルートを見失ってしまいました。
道を探すのもめんどくさいので、そのまま沢を下る事に・・・・・。
GPSで確認すると登り始めの沢からひとつ手前の沢へ降りているようなので
そのまま降っていくと見覚えのある大きな一枚岩に着きました。
後はしばらく降ると登りの入り口のガードレールが見え、そのまま林道へと歩いて行きました。
今日は登りのほとんど道の無いルートでした、
下りの福栄道の廃道は荒れた道でしたがそれでも登りに比べると
楽なルートでした。400mほどの里山で4時間遊んでました。
念願の虎丸山南ルートを歩けて大満足の山歩きでした!