午前中の『博智山』から下山して、詫間町の『マリンウェーブ』に集合して
以前からIRIBITOさんに誘われていた『志々島』に向かいます。
『志々島』は詫間町の沖に浮かぶ、周囲3.4㎞小島で、最盛期には1,000人近くの人が
暮らしていたそうですが、今は十数名が暮らす静かな島になっているようです。
午後からはこの瀬戸内の島でのんびりと・・・・できるかな?と思っていたら、
な・な・なんと、集合場所に宿敵『メスコアラ』が現れました。
『かと~さ~ん』(^O^)/と、いつもの『甘えた声』が聞こえてきました。
他にもWOC・登山部のトッシーと10名以上の人が参加しました。
宮ノ下港から12時45分発の定期船に乗り込みます。
凪いだ瀬戸の海を白波を立てて定期船が『志々島』へと向かっていきます。
桟橋から島へと上陸すると、春の花が出迎えてくれました。
今日のガイドはIRIBITOさんです。ガイドさんの案内に沿って島の民家の中を通り、
まずは島一番の展望のいい『横尾の辻』へと向かいます。
途中で出会う島の人に『こんにちは!』と挨拶をすると、みなさん気持ちよく返事をしてくれます。
ただ住人のいない家屋は、修理されることもなく段々と荒れていくのを待っている、少し寂しい風景です。
民家の間を通り過ぎ畑の横を登っていくと、徐々に景色が広がってきました。
坂道から尾根に出ると島の人たちの手によって、荒れ放題だった道が整備され
『横尾の辻』まできれいな道が続いています。
『横尾の辻』はこの島の最高点で、きれいにスズタケが刈られ360度の景色が広がっていました。
今日の参加者で最年少しょーちゃんとトッシーで記念撮影。
『横尾の辻』で春の陽光の中の、のんびりとした時間を楽しんだ後、
次に『楠の倉』展望台へと向かいます。
尾根から分岐を北側に下りていくと、道のわきにはスイセンが咲き誇っていました。
『楠の倉』展望台も、きれいに下草が刈られ島の北側の景色が広がっていました。
広場の真ん中に木製の小屋があり、周りの景色とマッチしてとてもいい雰囲気です。
目の前には『高見島』、その奥には『広島』が浮かんでいます。
小屋の中からはあの『大楠』が一枚の絵のように見えます。
『楠の倉』展望台から急な坂を下ると『大楠』です。
ガイドさんに『大楠』の下側のビューポイントに案内され、合図と同時に振り替えると
目の前に『大楠』が大きな手を広げて迎えてくれました。一同から感嘆の声があがります。
かなりの広角レンズでないとその全景はカメラに収めることができません。
この『大楠』は推定樹齢1200年で、以前にこの斜面で起こった土砂崩れでまだ6mほど
幹が地中に埋まっているそうです。無数に広がる枝が背後から差し込む陽の光に輝き、
神々しささえ感じます。
幹の下に祭られた『大楠神社』にお参りして、この木が過ごしてきた悠久の時間を共有します。
『大楠』から一旦尾根まで登り、また集落の中を通り港へと降りていきます。
行きの途中で声をかけたおじさんが『暑かったやろ!』とまた声をかけてくれました。
浜に下りると北側には珍しい『埋め墓』が並んでいました。
この島はかっては『土葬』の風習があったようで、
この犬小屋のような小さな小屋の下に遺体が埋められているそうです。
またこことは別に島の中腹にある『利益院』には『参り墓』があり、
この二つを合わせて『両墓制』と言われているそうです。
定期船の出航まで少し時間があるので、それぞれが残りの時間を楽しみます。
島で唯一の休憩所の『くすくす』で、コーヒーやアイスクリームを食べる人。
港の南側で山羊と戯れる人。
メスコアラが触ろうとしてもなかなか嫌がって触らせてくれなかった子ヤギが
しょーちゃんにはすんなりと触らせてくれました。山羊にも人の心の純粋さが感じられるようです。(笑)
島には独特の時間の流れがあって、ベンチに腰かけて話す人たちや優しく声をかけてくれる人たち。
そのゆっくりと流れる時間を、今度来たときはもう少しのんびりと過ごして感じたいと思います。
帰りの定期便に乗り込み、また忙しない街へと戻っていきます。
船中で先ほど何やら大きな商談が決まったと、トッシーが海を眺めながらほくそえんでいます。
思わぬ商談成立に感激したのか、そのあとにトッシーが
『僕、チケット買いましたっけ?』と聞いてきます。
『知らんがな~!』
最後の下船時に乗船チケットを買ったトッシーが今日一日を締めくくってくれました。
以前からIRIBITOさんに誘われていた『志々島』に向かいます。
『志々島』は詫間町の沖に浮かぶ、周囲3.4㎞小島で、最盛期には1,000人近くの人が
暮らしていたそうですが、今は十数名が暮らす静かな島になっているようです。
午後からはこの瀬戸内の島でのんびりと・・・・できるかな?と思っていたら、
な・な・なんと、集合場所に宿敵『メスコアラ』が現れました。
『かと~さ~ん』(^O^)/と、いつもの『甘えた声』が聞こえてきました。
他にもWOC・登山部のトッシーと10名以上の人が参加しました。
宮ノ下港から12時45分発の定期船に乗り込みます。
凪いだ瀬戸の海を白波を立てて定期船が『志々島』へと向かっていきます。
桟橋から島へと上陸すると、春の花が出迎えてくれました。
今日のガイドはIRIBITOさんです。ガイドさんの案内に沿って島の民家の中を通り、
まずは島一番の展望のいい『横尾の辻』へと向かいます。
途中で出会う島の人に『こんにちは!』と挨拶をすると、みなさん気持ちよく返事をしてくれます。
ただ住人のいない家屋は、修理されることもなく段々と荒れていくのを待っている、少し寂しい風景です。
民家の間を通り過ぎ畑の横を登っていくと、徐々に景色が広がってきました。
坂道から尾根に出ると島の人たちの手によって、荒れ放題だった道が整備され
『横尾の辻』まできれいな道が続いています。
『横尾の辻』はこの島の最高点で、きれいにスズタケが刈られ360度の景色が広がっていました。
今日の参加者で最年少しょーちゃんとトッシーで記念撮影。
『横尾の辻』で春の陽光の中の、のんびりとした時間を楽しんだ後、
次に『楠の倉』展望台へと向かいます。
尾根から分岐を北側に下りていくと、道のわきにはスイセンが咲き誇っていました。
『楠の倉』展望台も、きれいに下草が刈られ島の北側の景色が広がっていました。
広場の真ん中に木製の小屋があり、周りの景色とマッチしてとてもいい雰囲気です。
目の前には『高見島』、その奥には『広島』が浮かんでいます。
小屋の中からはあの『大楠』が一枚の絵のように見えます。
『楠の倉』展望台から急な坂を下ると『大楠』です。
ガイドさんに『大楠』の下側のビューポイントに案内され、合図と同時に振り替えると
目の前に『大楠』が大きな手を広げて迎えてくれました。一同から感嘆の声があがります。
かなりの広角レンズでないとその全景はカメラに収めることができません。
この『大楠』は推定樹齢1200年で、以前にこの斜面で起こった土砂崩れでまだ6mほど
幹が地中に埋まっているそうです。無数に広がる枝が背後から差し込む陽の光に輝き、
神々しささえ感じます。
幹の下に祭られた『大楠神社』にお参りして、この木が過ごしてきた悠久の時間を共有します。
『大楠』から一旦尾根まで登り、また集落の中を通り港へと降りていきます。
行きの途中で声をかけたおじさんが『暑かったやろ!』とまた声をかけてくれました。
浜に下りると北側には珍しい『埋め墓』が並んでいました。
この島はかっては『土葬』の風習があったようで、
この犬小屋のような小さな小屋の下に遺体が埋められているそうです。
またこことは別に島の中腹にある『利益院』には『参り墓』があり、
この二つを合わせて『両墓制』と言われているそうです。
定期船の出航まで少し時間があるので、それぞれが残りの時間を楽しみます。
島で唯一の休憩所の『くすくす』で、コーヒーやアイスクリームを食べる人。
港の南側で山羊と戯れる人。
メスコアラが触ろうとしてもなかなか嫌がって触らせてくれなかった子ヤギが
しょーちゃんにはすんなりと触らせてくれました。山羊にも人の心の純粋さが感じられるようです。(笑)
島には独特の時間の流れがあって、ベンチに腰かけて話す人たちや優しく声をかけてくれる人たち。
そのゆっくりと流れる時間を、今度来たときはもう少しのんびりと過ごして感じたいと思います。
帰りの定期便に乗り込み、また忙しない街へと戻っていきます。
船中で先ほど何やら大きな商談が決まったと、トッシーが海を眺めながらほくそえんでいます。
思わぬ商談成立に感激したのか、そのあとにトッシーが
『僕、チケット買いましたっけ?』と聞いてきます。
『知らんがな~!』
最後の下船時に乗船チケットを買ったトッシーが今日一日を締めくくってくれました。