先週の台風一過の晴天から一転、今週は秋雨前線が停滞して
雨の日が続いています。週末に予定していた『唐松岳』への遠征も
天候不順取りやめになり意気消沈。昨日の送別会はやけ酒となりました。
週末に連休をとるため当初予定していなかった今日のWOC・登山部に
参加する事にしたものの当然体調不良?です。
『西行法師の道』は崇徳上皇が没した3年後に親交の深かった
西行法師が『青梅神社』から『白峰御陵』まで歩いた1.3kmの道です。
西行法師はこの道を歩き御陵の前で、まだ成仏せず怨霊となっている崇徳上皇に、
夜を徹して供養の経文を唱えて鎮魂の歌を詠むのですが一向に収まりません。そして最後に
『よしや君 昔の玉の床とても かからんのちは 何にかはせん』
(たとえあなたが昔、玉座に着いておられたとしても、今ではこのようなお姿になったのであれば、
いったいなんの意味があるのでしょうか。どうか現世の執着を捨て去り、成仏なさってください。)
と詠むと静まり姿を消したとされています。
集合場所の青梅神社前に少し遅れて到着しました。すでにメンバーは準備万端。
今日は八甲田山の遠征に参加したCさんが地元で初参加です。いつものMさんとOさんもいました。
三人揃うとWOCならぬMOCです。
あ!忘れていましたがお嬢様も、今日はランニングタイツにパンツを履いて
後ろから見ると山ガール風のいでたちで参加していました。 ( `ー´)ノ
まずは青梅神社に参拝します。
今日の登山?の安全を祈願した後、西行法師の道を辿って行きます。
奥には幻の滝とされている『稚児ケ滝』が見えます。
最大で100mの落差があり県内の滝としては県一の滝なのですが、長雨や豪雨の後でないと
大瀑布とはならない幻の滝です。
コンクリート道を歩いて行くと石段が始まります。
約800段と言われる石段の両脇には崇徳上皇や西行法師の歌を刻んだ88基の石碑や
93基もの石灯篭が並んでいます。
天気予報では最高気温が26度となっていましたが湿度が高いせいか
石段を一段一段登るたびに汗が噴き出てきます。
この道の途中から稚児ケ滝が見られるのは一ケ所しかありません。
しかも望遠を使わないとカメラには収まらない距離です。
振り返ると稲が色ずき始めた青梅町の田園が見えます。
お酒が抜けきらず、脂汗を掻きながらしんどそうにして登っている私の顔を見て
お嬢様がニコニコしています。(こいつ他人の不幸を喜びやがって) (; ・`д・´)
長い長い石段を登りきると御陵の前の広場に出ます。石灯篭の並ぶ広場から左に曲がると
御陵の前の最後の石段です。足元の砂利石も普通の砂利ではなく黒光石?が
きれいに敷き詰められていて何となく厳かな雰囲気が漂ってきました。
長い石段を登ると杉の高木の中に御陵は静かに佇んでいました。
今にも崇徳上皇の怨霊が・・・・・!
御陵を後にし白峰寺へ歩いて行きます。見上げると首の根元が痛くなるほどの
背の高い杉が何本も並んでいます。先に『頓証寺殿』をお参りした後
本堂への石段を登って行きます。
石段の途中に『寅年⇒』と書かれた案内板を見て、寅年生まれの三人が『行者堂』へと
自然と足が向いて行きます。そういえばお嬢様とセニョさんは一回りも歳が離れていたんだ!
行者堂から石段を上り詰めると『白峰寺本堂』です。
本堂横の『大師堂』では、気の早いモミジが色づき始めていました。
大師堂の前のベンチで腰を降ろして一息入れた後、山門へと降りて行き、駐車場の横から
今度は『四国の道』を歩いて行きます。
露岩の多いこの道は、去年同じように歩いた時は長雨のせいで、川のようになっていたそうです。
途中で『下乗石』と大きな石柱があります。ここから白峰寺へは『聖地』となるので
身分の高い低いにかかわらず馬や乗り物から降りて歩いて行きなさいという場所です。
『下乗石』からさらに進んでいくと自衛隊の施設の横をフェンスに沿って歩いて行きます。
自衛隊の施設を過ぎると県道に飛び出しました。ここからはアスファルト歩きです。
地形図に白峰山と書かれている切通しの間を通り、『ニューサンピア坂出』の方へ
下って行きます。
ここからセニョさんの目が一段と輝いてきました。去年歩いた時にどうしても見つけることができなかった
三角点を捜索する旅の始まりです。サンピアの手前から山手の方へ入って行きます。
踏み跡は薄く、所々テープが巻かれているのですが、やはり途中からGPSを頼りながら
藪の中を進んで行きます。
GPSの三角点のマークを目指して藪の中を格闘すること数分、やっとのことで『国土地理院』と
書かれた白い杭を見つけることができました。後ろから来る姿の見えないセニョさんに
『ありました!』と大声で呼ぶと、その内に枝をかき分けセニョさんが現れました。
でも肝心の三角点が見当たりません。
しかしそこはセニョさん。長年の?経験を生かして
倒木の下に隠れていた三角点を見つけ出しました。流石です!
一年越しの三角点に喜びのバンザイです。
三角点捜索の旅を終え県道に戻って、藪こきNGのお嬢様と合流。お昼前で少し時間が早かった
のですが、サンピアで食事をすることにしました。
WOC登山部では珍しくお弁当でもなくうどんでもなくレストランでの食事です。
このレストランは全面ガラス張りで坂出方面の景色が一望できます。
食事をしながら秋の登山部の予定を少し話し合います。
天気にもよりますが取りあえず10月3日を『石鎚山』・11月7日を『三嶺』を計画。
その間に前回歩いた『稲叢山とアメガエリの滝』。あとは紅葉スポットを計画してみることになりました。
食事を終えて県道を白峰寺へと下って行きます。途中にある『白峰パークセンター』の
展望台で曇り空の割には意外と遠くまで見渡せる景色を楽しみます。
景色を見ながら流石?登山部です、山の特定ばかりしています。
ここでお嬢様が『キャー』と悲鳴をあげました。
風にあおられお嬢様のお帽子が『Mama Do you remenber』 になりました。(判る人には判るかな?)
幸い下の軒に引っ掛かりセニョさんが傘の柄を使って手繰り寄せてくれました。
そのまま飛んでいき『母さんお嬢様のあの帽子はどうしたんでしょうね』になったらよかったのに!!(^^)!
白峰寺からは往路の『西行法師の道』の石段を下って行きます。
往路で白峰寺でお坊さんに青梅神社までの石段は1000段あると教えてくれたと
Oさんが言うので、歩きながら石段の数を数えてみることにしました。
それを見たお嬢様が
お嬢様 : 『もう二日酔い治った?』『今度どんな車買うん?』とか話しかけてきます。
執事 : 『あ~わからんようなるやろ、話しかけるな!』
何とかお嬢様の意地悪をクリアしながら下っていると、後ろにいたOさんがコアラさんに
Oさん : 『・・・・・・・・・!(この内容は秘密です!)』
コアラさん : 『私がどんだけ酷い人間やと思っとんですが!』
Oさん : 『いや、そう言うわけでなく』
という会話を聞き、思わず大きく噴き出して笑ってしまい、結局頭の中が真っ白になり
石段の数を数えるのを途中で断念しました。
青梅神社まで降りた後、時間が早いのでもう一つ里山を登ることにしました。
ここで杉さんとお嬢様とはお別れです。
坂出の『王越山』に北側にある『梅宮八幡神社』から
登ってみます。一度登ったことがあるという杉さんのアドバイスに従って
神社の手前の広場に車を停め、神社の参道の横から山際へと進みます。
杉さんが『藪いているかもしれん?』と言った通り、踏み跡はあるものの道は草木に覆われています。
少しテンションが下がっているメンバーを横目に、コアラさんが特攻隊長で藪の中へ突入していきます。
藪はそれほどでもないのですがとにかく蜘蛛の巣が酷く、特攻隊長も難儀をしています。
途中で先行交代をして進んでいくのですが、見逃した蜘蛛の巣が顔にまとわりついてきます。
藪を抜けると次第に踏み跡もしっかりしてきて、急な所にはロープが張られていました。
その内に山頂近くになると里山の特徴の大きな岩が現れます。
ここで皆さんが口を揃えて、『お嬢様は来なくてよかったね~!』と言っています。
執事の私もめんどくさいことにならなくてよかったです。
大岩をクリアすると山頂まではあと少しです。
山頂は以前に反対側から登った時に比べて荒れていました。記憶では石仏も祠もあったのですが
草木に隠れているのか見当たりません。それでも山頂から北東の景色は変わっていませんでした。
遠くには屋島や五剣山、そして小豆島。瀬戸内に浮かぶ小島の向こうには
対岸の岡山がすぐ近くに見えます。
この山頂には三角点はないのですが、取りあえず麺法師さんが山頂バンザイ!
下りはロープを使って滑らないように注意をして進みます。
途中の岩でコアラさんが後ろから来る人のために、
土に埋もれたロープを引っ張り上げようとしていますが
どう見ても後ろから来る女性陣の方が、下りの苦手なコアラさんより達者なはずです。(笑)
以前に登った時のレポートを見てみると、
山の反対からはほとんど道はなくイバラで難儀した様子を書いていました。
ただ山頂の反対側には大岩の展望台があったと・・・・。予定外の山だったので仕方がないのですが、
せっかくなら大岩展望台まで歩いたら良かったと反省です。
『王越山』から降りた後は『梅宮八幡神社』にお参りすることに。
この『梅宮八幡神社』は途中の狭い急坂のせいか、それとも地元の住民の高齢化のせいか
訪れる人が今はほとんどいないような雰囲気ですが、
社殿は意外と立派で境内も綺麗に掃除が行き届いていました。
社殿の棟瓦が初めて見る、波と魚の模様になっていているのは『海・漁業』の神様なのでしょうか?
昨年も雨の日に歩いた『西行法師の道』そしておまけで登った『王越山』
降水確率の高い中で歩いた一日でしたが、予想に反して雨に降られることもなく
初めて参加したCさんもおそらく初めて藪こきを体験して(付き合わされて)、藪こきに強いコアラさんの
意外な一面も見られて、なかなか有意義な一日でした。
雨の日が続いています。週末に予定していた『唐松岳』への遠征も
天候不順取りやめになり意気消沈。昨日の送別会はやけ酒となりました。
週末に連休をとるため当初予定していなかった今日のWOC・登山部に
参加する事にしたものの当然体調不良?です。
『西行法師の道』は崇徳上皇が没した3年後に親交の深かった
西行法師が『青梅神社』から『白峰御陵』まで歩いた1.3kmの道です。
西行法師はこの道を歩き御陵の前で、まだ成仏せず怨霊となっている崇徳上皇に、
夜を徹して供養の経文を唱えて鎮魂の歌を詠むのですが一向に収まりません。そして最後に
『よしや君 昔の玉の床とても かからんのちは 何にかはせん』
(たとえあなたが昔、玉座に着いておられたとしても、今ではこのようなお姿になったのであれば、
いったいなんの意味があるのでしょうか。どうか現世の執着を捨て去り、成仏なさってください。)
と詠むと静まり姿を消したとされています。
集合場所の青梅神社前に少し遅れて到着しました。すでにメンバーは準備万端。
今日は八甲田山の遠征に参加したCさんが地元で初参加です。いつものMさんとOさんもいました。
三人揃うとWOCならぬMOCです。
あ!忘れていましたがお嬢様も、今日はランニングタイツにパンツを履いて
後ろから見ると山ガール風のいでたちで参加していました。 ( `ー´)ノ
まずは青梅神社に参拝します。
今日の登山?の安全を祈願した後、西行法師の道を辿って行きます。
奥には幻の滝とされている『稚児ケ滝』が見えます。
最大で100mの落差があり県内の滝としては県一の滝なのですが、長雨や豪雨の後でないと
大瀑布とはならない幻の滝です。
コンクリート道を歩いて行くと石段が始まります。
約800段と言われる石段の両脇には崇徳上皇や西行法師の歌を刻んだ88基の石碑や
93基もの石灯篭が並んでいます。
天気予報では最高気温が26度となっていましたが湿度が高いせいか
石段を一段一段登るたびに汗が噴き出てきます。
この道の途中から稚児ケ滝が見られるのは一ケ所しかありません。
しかも望遠を使わないとカメラには収まらない距離です。
振り返ると稲が色ずき始めた青梅町の田園が見えます。
お酒が抜けきらず、脂汗を掻きながらしんどそうにして登っている私の顔を見て
お嬢様がニコニコしています。(こいつ他人の不幸を喜びやがって) (; ・`д・´)
長い長い石段を登りきると御陵の前の広場に出ます。石灯篭の並ぶ広場から左に曲がると
御陵の前の最後の石段です。足元の砂利石も普通の砂利ではなく黒光石?が
きれいに敷き詰められていて何となく厳かな雰囲気が漂ってきました。
長い石段を登ると杉の高木の中に御陵は静かに佇んでいました。
今にも崇徳上皇の怨霊が・・・・・!
御陵を後にし白峰寺へ歩いて行きます。見上げると首の根元が痛くなるほどの
背の高い杉が何本も並んでいます。先に『頓証寺殿』をお参りした後
本堂への石段を登って行きます。
石段の途中に『寅年⇒』と書かれた案内板を見て、寅年生まれの三人が『行者堂』へと
自然と足が向いて行きます。そういえばお嬢様とセニョさんは一回りも歳が離れていたんだ!
行者堂から石段を上り詰めると『白峰寺本堂』です。
本堂横の『大師堂』では、気の早いモミジが色づき始めていました。
大師堂の前のベンチで腰を降ろして一息入れた後、山門へと降りて行き、駐車場の横から
今度は『四国の道』を歩いて行きます。
露岩の多いこの道は、去年同じように歩いた時は長雨のせいで、川のようになっていたそうです。
途中で『下乗石』と大きな石柱があります。ここから白峰寺へは『聖地』となるので
身分の高い低いにかかわらず馬や乗り物から降りて歩いて行きなさいという場所です。
『下乗石』からさらに進んでいくと自衛隊の施設の横をフェンスに沿って歩いて行きます。
自衛隊の施設を過ぎると県道に飛び出しました。ここからはアスファルト歩きです。
地形図に白峰山と書かれている切通しの間を通り、『ニューサンピア坂出』の方へ
下って行きます。
ここからセニョさんの目が一段と輝いてきました。去年歩いた時にどうしても見つけることができなかった
三角点を捜索する旅の始まりです。サンピアの手前から山手の方へ入って行きます。
踏み跡は薄く、所々テープが巻かれているのですが、やはり途中からGPSを頼りながら
藪の中を進んで行きます。
GPSの三角点のマークを目指して藪の中を格闘すること数分、やっとのことで『国土地理院』と
書かれた白い杭を見つけることができました。後ろから来る姿の見えないセニョさんに
『ありました!』と大声で呼ぶと、その内に枝をかき分けセニョさんが現れました。
でも肝心の三角点が見当たりません。
しかしそこはセニョさん。長年の?経験を生かして
倒木の下に隠れていた三角点を見つけ出しました。流石です!
一年越しの三角点に喜びのバンザイです。
三角点捜索の旅を終え県道に戻って、藪こきNGのお嬢様と合流。お昼前で少し時間が早かった
のですが、サンピアで食事をすることにしました。
WOC登山部では珍しくお弁当でもなくうどんでもなくレストランでの食事です。
このレストランは全面ガラス張りで坂出方面の景色が一望できます。
食事をしながら秋の登山部の予定を少し話し合います。
天気にもよりますが取りあえず10月3日を『石鎚山』・11月7日を『三嶺』を計画。
その間に前回歩いた『稲叢山とアメガエリの滝』。あとは紅葉スポットを計画してみることになりました。
食事を終えて県道を白峰寺へと下って行きます。途中にある『白峰パークセンター』の
展望台で曇り空の割には意外と遠くまで見渡せる景色を楽しみます。
景色を見ながら流石?登山部です、山の特定ばかりしています。
ここでお嬢様が『キャー』と悲鳴をあげました。
風にあおられお嬢様のお帽子が『Mama Do you remenber』 になりました。(判る人には判るかな?)
幸い下の軒に引っ掛かりセニョさんが傘の柄を使って手繰り寄せてくれました。
そのまま飛んでいき『母さんお嬢様のあの帽子はどうしたんでしょうね』になったらよかったのに!!(^^)!
白峰寺からは往路の『西行法師の道』の石段を下って行きます。
往路で白峰寺でお坊さんに青梅神社までの石段は1000段あると教えてくれたと
Oさんが言うので、歩きながら石段の数を数えてみることにしました。
それを見たお嬢様が
お嬢様 : 『もう二日酔い治った?』『今度どんな車買うん?』とか話しかけてきます。
執事 : 『あ~わからんようなるやろ、話しかけるな!』
何とかお嬢様の意地悪をクリアしながら下っていると、後ろにいたOさんがコアラさんに
Oさん : 『・・・・・・・・・!(この内容は秘密です!)』
コアラさん : 『私がどんだけ酷い人間やと思っとんですが!』
Oさん : 『いや、そう言うわけでなく』
という会話を聞き、思わず大きく噴き出して笑ってしまい、結局頭の中が真っ白になり
石段の数を数えるのを途中で断念しました。
青梅神社まで降りた後、時間が早いのでもう一つ里山を登ることにしました。
ここで杉さんとお嬢様とはお別れです。
坂出の『王越山』に北側にある『梅宮八幡神社』から
登ってみます。一度登ったことがあるという杉さんのアドバイスに従って
神社の手前の広場に車を停め、神社の参道の横から山際へと進みます。
杉さんが『藪いているかもしれん?』と言った通り、踏み跡はあるものの道は草木に覆われています。
少しテンションが下がっているメンバーを横目に、コアラさんが特攻隊長で藪の中へ突入していきます。
藪はそれほどでもないのですがとにかく蜘蛛の巣が酷く、特攻隊長も難儀をしています。
途中で先行交代をして進んでいくのですが、見逃した蜘蛛の巣が顔にまとわりついてきます。
藪を抜けると次第に踏み跡もしっかりしてきて、急な所にはロープが張られていました。
その内に山頂近くになると里山の特徴の大きな岩が現れます。
ここで皆さんが口を揃えて、『お嬢様は来なくてよかったね~!』と言っています。
執事の私もめんどくさいことにならなくてよかったです。
大岩をクリアすると山頂まではあと少しです。
山頂は以前に反対側から登った時に比べて荒れていました。記憶では石仏も祠もあったのですが
草木に隠れているのか見当たりません。それでも山頂から北東の景色は変わっていませんでした。
遠くには屋島や五剣山、そして小豆島。瀬戸内に浮かぶ小島の向こうには
対岸の岡山がすぐ近くに見えます。
この山頂には三角点はないのですが、取りあえず麺法師さんが山頂バンザイ!
下りはロープを使って滑らないように注意をして進みます。
途中の岩でコアラさんが後ろから来る人のために、
土に埋もれたロープを引っ張り上げようとしていますが
どう見ても後ろから来る女性陣の方が、下りの苦手なコアラさんより達者なはずです。(笑)
以前に登った時のレポートを見てみると、
山の反対からはほとんど道はなくイバラで難儀した様子を書いていました。
ただ山頂の反対側には大岩の展望台があったと・・・・。予定外の山だったので仕方がないのですが、
せっかくなら大岩展望台まで歩いたら良かったと反省です。
『王越山』から降りた後は『梅宮八幡神社』にお参りすることに。
この『梅宮八幡神社』は途中の狭い急坂のせいか、それとも地元の住民の高齢化のせいか
訪れる人が今はほとんどいないような雰囲気ですが、
社殿は意外と立派で境内も綺麗に掃除が行き届いていました。
社殿の棟瓦が初めて見る、波と魚の模様になっていているのは『海・漁業』の神様なのでしょうか?
昨年も雨の日に歩いた『西行法師の道』そしておまけで登った『王越山』
降水確率の高い中で歩いた一日でしたが、予想に反して雨に降られることもなく
初めて参加したCさんもおそらく初めて藪こきを体験して(付き合わされて)、藪こきに強いコアラさんの
意外な一面も見られて、なかなか有意義な一日でした。