先週末時点での今日の天気予報は降水確率10~50%とバラつきがあり、
どこに出かけるか頭を悩ませました。
この時期にカッパを着て歩くのも寒いだけで楽しくありません。
ならば雨が降った場合は傘を差してのんびり歩け、雨が降らなかった場合はメンバーが
歩いた事のない道を登るコースで『屋島』に出かけてきました。
少し早めに集合場所の屋島神社の参道横の駐車場に着くと、すでに2~3台の車が停まっていて、
しばらくすると次から次と車がやってきて、リュックを背負った登山者らしい恰好をした
おおよそ30人近くの人が集まってきました。
その内の世話人らしき人に話を聞くと、『かがわ長寿大学』の中の同好会で
『山をゆっくり歩こう会』とい会のメンバーだそうで、調べてみると
毎週水曜日の午前中に県内の里山を歩いている会の様でした。
その内にWOC登山部のメンバーも集合し、まずは屋島神社を参拝してスタートします。
境内はきれいに清掃され、石段の最上部にある社殿は立派な構えしています。
ここで賽銭を取り出そうとポケットに手を入れると、車のキーがないのに気づきました。
集合場所でバタバタして車のキーを付けたままにしていました。
慌てて石段を駆け下り鍵を閉めて戻ると、麺法師さん に『セニョさんウィルス』 に
感染していると茶化されました。(いつもはよく忘れ物をするセニョさんが茶化されます。)
社殿の横を通り猪避けの柵の扉を開けて中に入ると、いよいよ今日唯一の急登が始まります。
途中までは木の枝に巻かれた赤テープを目印に登って行きます。
先頭で快調に登って行く私に麺法師さんとルリちゃん が
『昨日の夜はあまりお酒を飲んでないやろ!』 と。
たしかに先週の二日酔いでの『五夜嶽』 の藪漕ぎ急登に比べれば、気持ちよく登って行けます。
その内にテープは西に向かって付いていますが、ここはテープを無視して
そのまま真直ぐ『冠ケ嶽』の大岩壁に向かって登っていくと
笹が生えた踏み跡のある道になります。その笹道をやり過ごすと足元はザレた道になり
見上げると木々の間から冠ケ嶽の岩肌が見え始めました。
屋島の地質についてはとても興味深いレポートがあったので参考に!
↓↓
『屋島のメサはどうのようにしてできたのか? 香川大学 長谷川教授』
このレポートによるとこの安山岩の岩壁の下部のザレた斜面は、
花崗岩の基盤の上を『讃岐岩質安山岩』の『崩積土』 が
薄く被膜しているとの事。勉強になります。
この岩壁の下部からはその巨大な安山岩の岩肌が、大迫力で迫ってきます。
その安山岩も場所によってさまざまな表面をしています。
高松市内にあってしかもこんな岩壁のなかなかない風景に、メンバーもひとしきり感心しています。
この岩壁の正面からは岩の間を直登で登って行けるのですが、今日は安全をとって
岩壁の下部をトラバースして行きます。
しばらく歩いて行くと次第に岩壁の高さが低くなり、最後に傾斜の緩くなった露岩を
登ると冠ケ嶽に続く道に飛び出します。
ほぼ水平な地道を南に歩いて行くと、屋島の東南端の『冠ケ嶽』です。
ここからは東に『五剣山』、そして志度湾の眺望が開けています。
展望台の柵を越え更に先の岩壁の上部から景色を見下ろします。
『あんまり先まで行ったらいかんな!』と言いながら、端まで進んで見下ろしている
やっさんとルリちゃん を後ろから見ているだけで股間がザワザワとします。
ひとしきり景色を楽しんだ後は、屋島ケーブルの山上駅跡まで
とても雰囲気のいい道を歩いて行きます。
約15年ほど前に廃止されたケーブルカーですが、昭和4年に開設されたと言う事は
この山上駅は90年も前に建てられた建物になります。
幾重にも重ねられた庇やその庇を受ける持ち送りも手をかけた芸術的な造形をしています。
昭和というより大正ロマンを感じるとても立派な建物です。今は色褪せた外観ですが、
出来たばかり白亜の駅舎はさぞかし見ごたえがあったと思います。
山上駅からは遊歩道をのんびりと歩いて行きます。
屋島寺への分岐から右に折れ『北嶺』へと向かいます。
途中では何ヵ所か展望台があり、その都度目の前に広がる景色を眺めながらの散策です。
今は廃墟となった『ホテル甚五郎』の前を通り、更に北に進むと北嶺を望む展望台。
この先から北嶺への道が続いているのですが、何やら警備員が立って通行止めの看板が!
その警備員に話を聞くと、現在北嶺への遊歩道の整備のために通行止めになっているとの事。
『遊歩道を通らずに尾根道を歩いて行くので!』と言って通らせてもらおうとするのですが、
『迂回して万が一事故でも起こったら、工事の責任になりますから!』と頑として通らせてくれません。
仕方がないので予定していた北嶺は諦め、『獅子の霊巌』へ廻って一旦駐車場まで下って
車で『長崎の鼻』まで行き、お昼ご飯を食べた後、北側から『遊鶴亭』まで登ることにしました。
『獅子の霊巌』までの遊歩道の途中にある『屋島水族館』では館外から
イルカがジャンプしている姿が見えました。
そういえばこの水族館の海水はどうしているんだろうと思っていると、
やっさんが『この水族館は水道水を特殊な処理で海水に変えている、
全国的にも珍しい技術を使っている』と教えてくれました。なるほど・・・・。
『獅子の霊巌』からはいつものように高松市と瀬戸内海を見下ろす大展望が広がっています。
ここから『県木園』の中を通り、最後の西南端へと歩きます。
西南端には以前になかった案内板が設置され、東を見ると
長年かけて整備された『屋嶋城』が望めます。
眺望のいい場所に来ると必ずメンバーは登山部らしく『あれが〇〇山でその横が〇〇山』などと
まずは山の特定をして楽しんでいます。
西南端から『屋嶋城』を見学して直接新しくできた遍路道へと下って行く階段を下ります。
遍路道を下って行く内足も疲れ始め、長崎の鼻からまた北嶺へ登り返すのはしんどいな~! と
後ろ向きな気持ちになってきました。麺法師さん と『ご飯を食べたらどこか観光でもしようか!』と密談。
『加持水』の石仏の下から脇道に入り、屋島の麓を屋島神社まで戻って行きます。
屋島の麓はほぼ猪避けの柵で囲まれています。
『大宮八幡』の境内を抜け、屋島ケーブルの駅まで戻ると駐車場です。
駐車場から一台の車に乗り込み、長崎の鼻に向かいます。ただここでも駐車場までの道が
土砂崩れの復旧の工事中で通行止め!仕方がないので県道わきに車を停めて歩いて行きます。
丁度お昼休みで休憩中の工事現場の横を通り着いた長崎の鼻は、
春の日差しのような温かい陽の光が降り注ぎ、お腹を空かせてのお昼ご飯には絶好の場所です。
穏やかな瀬戸内の海と島々を眺めながら、ゆっくりとお弁当を頂きます。
沖を行くフェリーを手玉に取る?ルリちゃん!
先月ニューヨークタイムズが『2019年に行くべき52カ所』の中で、世界の中での
第七位に輝いた美しい景色の広がる瀬戸内海ですが、足元を見るとたくさんのごみが
波打ち際に打ち寄せられています。特に目を引くのはペットボトル。これ以上の膨大な数の
ペットボトルが海の上を漂っているのを考えるとぞっとします。
のんびりとした時間を過ごした後は車を停めた県道まで戻って行きます。
帰りは工事現場を通らずに尾根道の中を進んでい行きます。途中にはこんもりした丘のような
『長崎鼻古墳群』の中を通って行きます。
この道も樹林帯の木漏れ日の中、とてもいい雰囲気の道です。
車に戻ってメンバーに北嶺には登らないと告げると、杉さんとコアラさん が
『あれ?いつ決まったん?』と。お二人は登る気満々だったようですが、
最初の冠ケ嶽への直登が堪えたのかいつになく足が疲れています。
長崎の鼻を後に残りは観光で!と言う事で、庵治町にある
『竜王公園』へ行くことにしました。
庵治町は四国の北端の町。竜王山の山頂が整備されて三年ほど前にオープンした公園です。
四国の北端らしくここからも瀬戸内の穏やかな景色が広がっていました。
園内は石材の町の庵治町らしい石野彫刻が並べられた彫刻広場となっています。
園内の道を歩いて行く逆光のコアラさんの後ろ姿が、かえって雰囲気が出てうまく撮れています。
スターウォーズに出てきそうな彫刻もありました。
『ウォッチタワー』と名づけられた山頂にある鉄製の橋は、
腕時計の形をしています。ここからは普段見ることのない
いつもと違う形をした『裏五剣山』が見えます。
手摺に取り付けられた小鳥のオブジェが日時計になっていて、その影が現在時刻を示しています。
ウオッチタワーの奥に『竜権さん』が祀られ、すぐ横にはキティーちゃんのプレートがありました。
地形図ではこのウォッチタワーの真下が三角点になっているのですが、どう探しても見当たりません。
するとヨウちゃん が『さっき登ってくる途中にあったわよ!』と。
彫刻広場の芝生を下りながら、GPSを見ても三角点マップを見てもどんどん遠ざかって行きます。
その内に『石のオブジェと間違ったんと違うん?』などと、ヨウちゃんに疑いの目を・・・・!
しかし芝生の中に移設されたのか本当に真新しい三角点がありました!
家に帰って国土地理院の基準点成果閲覧サービスを覗いてみると
確かに成果情報が『移転』になっていました。ヨウちゃん、疑ってごめんなさい!
頬に当たる風はまだ少し肌寒いなか、それでも小春日和のような陽気の中を
通行止めに二度ほど出くわしたものの、屋島のまた違った一面を眺めてながらのんびりとした
里山歩きのできたいい一日でした。
どこに出かけるか頭を悩ませました。
この時期にカッパを着て歩くのも寒いだけで楽しくありません。
ならば雨が降った場合は傘を差してのんびり歩け、雨が降らなかった場合はメンバーが
歩いた事のない道を登るコースで『屋島』に出かけてきました。
少し早めに集合場所の屋島神社の参道横の駐車場に着くと、すでに2~3台の車が停まっていて、
しばらくすると次から次と車がやってきて、リュックを背負った登山者らしい恰好をした
おおよそ30人近くの人が集まってきました。
その内の世話人らしき人に話を聞くと、『かがわ長寿大学』の中の同好会で
『山をゆっくり歩こう会』とい会のメンバーだそうで、調べてみると
毎週水曜日の午前中に県内の里山を歩いている会の様でした。
その内にWOC登山部のメンバーも集合し、まずは屋島神社を参拝してスタートします。
境内はきれいに清掃され、石段の最上部にある社殿は立派な構えしています。
ここで賽銭を取り出そうとポケットに手を入れると、車のキーがないのに気づきました。
集合場所でバタバタして車のキーを付けたままにしていました。
慌てて石段を駆け下り鍵を閉めて戻ると、麺法師さん に『セニョさんウィルス』 に
感染していると茶化されました。(いつもはよく忘れ物をするセニョさんが茶化されます。)
社殿の横を通り猪避けの柵の扉を開けて中に入ると、いよいよ今日唯一の急登が始まります。
途中までは木の枝に巻かれた赤テープを目印に登って行きます。
先頭で快調に登って行く私に麺法師さんとルリちゃん が
『昨日の夜はあまりお酒を飲んでないやろ!』 と。
たしかに先週の二日酔いでの『五夜嶽』 の藪漕ぎ急登に比べれば、気持ちよく登って行けます。
その内にテープは西に向かって付いていますが、ここはテープを無視して
そのまま真直ぐ『冠ケ嶽』の大岩壁に向かって登っていくと
笹が生えた踏み跡のある道になります。その笹道をやり過ごすと足元はザレた道になり
見上げると木々の間から冠ケ嶽の岩肌が見え始めました。
屋島の地質についてはとても興味深いレポートがあったので参考に!
↓↓
『屋島のメサはどうのようにしてできたのか? 香川大学 長谷川教授』
このレポートによるとこの安山岩の岩壁の下部のザレた斜面は、
花崗岩の基盤の上を『讃岐岩質安山岩』の『崩積土』 が
薄く被膜しているとの事。勉強になります。
この岩壁の下部からはその巨大な安山岩の岩肌が、大迫力で迫ってきます。
その安山岩も場所によってさまざまな表面をしています。
高松市内にあってしかもこんな岩壁のなかなかない風景に、メンバーもひとしきり感心しています。
この岩壁の正面からは岩の間を直登で登って行けるのですが、今日は安全をとって
岩壁の下部をトラバースして行きます。
しばらく歩いて行くと次第に岩壁の高さが低くなり、最後に傾斜の緩くなった露岩を
登ると冠ケ嶽に続く道に飛び出します。
ほぼ水平な地道を南に歩いて行くと、屋島の東南端の『冠ケ嶽』です。
ここからは東に『五剣山』、そして志度湾の眺望が開けています。
展望台の柵を越え更に先の岩壁の上部から景色を見下ろします。
『あんまり先まで行ったらいかんな!』と言いながら、端まで進んで見下ろしている
やっさんとルリちゃん を後ろから見ているだけで股間がザワザワとします。
ひとしきり景色を楽しんだ後は、屋島ケーブルの山上駅跡まで
とても雰囲気のいい道を歩いて行きます。
約15年ほど前に廃止されたケーブルカーですが、昭和4年に開設されたと言う事は
この山上駅は90年も前に建てられた建物になります。
幾重にも重ねられた庇やその庇を受ける持ち送りも手をかけた芸術的な造形をしています。
昭和というより大正ロマンを感じるとても立派な建物です。今は色褪せた外観ですが、
出来たばかり白亜の駅舎はさぞかし見ごたえがあったと思います。
山上駅からは遊歩道をのんびりと歩いて行きます。
屋島寺への分岐から右に折れ『北嶺』へと向かいます。
途中では何ヵ所か展望台があり、その都度目の前に広がる景色を眺めながらの散策です。
今は廃墟となった『ホテル甚五郎』の前を通り、更に北に進むと北嶺を望む展望台。
この先から北嶺への道が続いているのですが、何やら警備員が立って通行止めの看板が!
その警備員に話を聞くと、現在北嶺への遊歩道の整備のために通行止めになっているとの事。
『遊歩道を通らずに尾根道を歩いて行くので!』と言って通らせてもらおうとするのですが、
『迂回して万が一事故でも起こったら、工事の責任になりますから!』と頑として通らせてくれません。
仕方がないので予定していた北嶺は諦め、『獅子の霊巌』へ廻って一旦駐車場まで下って
車で『長崎の鼻』まで行き、お昼ご飯を食べた後、北側から『遊鶴亭』まで登ることにしました。
『獅子の霊巌』までの遊歩道の途中にある『屋島水族館』では館外から
イルカがジャンプしている姿が見えました。
そういえばこの水族館の海水はどうしているんだろうと思っていると、
やっさんが『この水族館は水道水を特殊な処理で海水に変えている、
全国的にも珍しい技術を使っている』と教えてくれました。なるほど・・・・。
『獅子の霊巌』からはいつものように高松市と瀬戸内海を見下ろす大展望が広がっています。
ここから『県木園』の中を通り、最後の西南端へと歩きます。
西南端には以前になかった案内板が設置され、東を見ると
長年かけて整備された『屋嶋城』が望めます。
眺望のいい場所に来ると必ずメンバーは登山部らしく『あれが〇〇山でその横が〇〇山』などと
まずは山の特定をして楽しんでいます。
西南端から『屋嶋城』を見学して直接新しくできた遍路道へと下って行く階段を下ります。
遍路道を下って行く内足も疲れ始め、長崎の鼻からまた北嶺へ登り返すのはしんどいな~! と
後ろ向きな気持ちになってきました。麺法師さん と『ご飯を食べたらどこか観光でもしようか!』と密談。
『加持水』の石仏の下から脇道に入り、屋島の麓を屋島神社まで戻って行きます。
屋島の麓はほぼ猪避けの柵で囲まれています。
『大宮八幡』の境内を抜け、屋島ケーブルの駅まで戻ると駐車場です。
駐車場から一台の車に乗り込み、長崎の鼻に向かいます。ただここでも駐車場までの道が
土砂崩れの復旧の工事中で通行止め!仕方がないので県道わきに車を停めて歩いて行きます。
丁度お昼休みで休憩中の工事現場の横を通り着いた長崎の鼻は、
春の日差しのような温かい陽の光が降り注ぎ、お腹を空かせてのお昼ご飯には絶好の場所です。
穏やかな瀬戸内の海と島々を眺めながら、ゆっくりとお弁当を頂きます。
沖を行くフェリーを手玉に取る?ルリちゃん!
先月ニューヨークタイムズが『2019年に行くべき52カ所』の中で、世界の中での
第七位に輝いた美しい景色の広がる瀬戸内海ですが、足元を見るとたくさんのごみが
波打ち際に打ち寄せられています。特に目を引くのはペットボトル。これ以上の膨大な数の
ペットボトルが海の上を漂っているのを考えるとぞっとします。
のんびりとした時間を過ごした後は車を停めた県道まで戻って行きます。
帰りは工事現場を通らずに尾根道の中を進んでい行きます。途中にはこんもりした丘のような
『長崎鼻古墳群』の中を通って行きます。
この道も樹林帯の木漏れ日の中、とてもいい雰囲気の道です。
車に戻ってメンバーに北嶺には登らないと告げると、杉さんとコアラさん が
『あれ?いつ決まったん?』と。お二人は登る気満々だったようですが、
最初の冠ケ嶽への直登が堪えたのかいつになく足が疲れています。
長崎の鼻を後に残りは観光で!と言う事で、庵治町にある
『竜王公園』へ行くことにしました。
庵治町は四国の北端の町。竜王山の山頂が整備されて三年ほど前にオープンした公園です。
四国の北端らしくここからも瀬戸内の穏やかな景色が広がっていました。
園内は石材の町の庵治町らしい石野彫刻が並べられた彫刻広場となっています。
園内の道を歩いて行く逆光のコアラさんの後ろ姿が、かえって雰囲気が出てうまく撮れています。
スターウォーズに出てきそうな彫刻もありました。
『ウォッチタワー』と名づけられた山頂にある鉄製の橋は、
腕時計の形をしています。ここからは普段見ることのない
いつもと違う形をした『裏五剣山』が見えます。
手摺に取り付けられた小鳥のオブジェが日時計になっていて、その影が現在時刻を示しています。
ウオッチタワーの奥に『竜権さん』が祀られ、すぐ横にはキティーちゃんのプレートがありました。
地形図ではこのウォッチタワーの真下が三角点になっているのですが、どう探しても見当たりません。
するとヨウちゃん が『さっき登ってくる途中にあったわよ!』と。
彫刻広場の芝生を下りながら、GPSを見ても三角点マップを見てもどんどん遠ざかって行きます。
その内に『石のオブジェと間違ったんと違うん?』などと、ヨウちゃんに疑いの目を・・・・!
しかし芝生の中に移設されたのか本当に真新しい三角点がありました!
家に帰って国土地理院の基準点成果閲覧サービスを覗いてみると
確かに成果情報が『移転』になっていました。ヨウちゃん、疑ってごめんなさい!
頬に当たる風はまだ少し肌寒いなか、それでも小春日和のような陽気の中を
通行止めに二度ほど出くわしたものの、屋島のまた違った一面を眺めてながらのんびりとした
里山歩きのできたいい一日でした。