4月の月間計画では今日は鋸山~豊受山を歩いてカタクリの群生地を
眺める予定でしたが、生憎の天気でおそらくカタクリの花はうなだれたままで、
空に向かって反り返るあの健気なカタクリの姿は見られないと思い、急遽予定を変更。
先週薬研谷に期待して出かけたアケボノツツジが不発に終わったので
今日は高知のギッチャンの情報で間違いなくアケボノツツジが咲いている
『工石山』を歩くことにしました。この工石山なら登山道も整備されているので
少々の雨が降っても傘をさして気軽に歩けるし、アケボノツツジなら雨でも
花が開いていると・・・・。
今日は運転手の麺法師さんにナビゲーターの山さんそして最近お疲れ気味の
セニョさんと先週から復活したあっちゃんの5名での山行です。
高速に乗り込むとさっそく居眠りが始まるセニョさん
高速を大豊ICで降りて西に進むと、次第に雨脚が強くなってきます。
このまま雨が止まないのかなとあっちゃんがひと言。
工石山青少年の家の体育館の下に車を停めて準備をします。
雨具を着こんで歩くのは久しぶりです。今日は防水になっていないデジカメは車の中に置いて
スマホで写真を撮ることにします。
アスファルトの林道から砂利道の林道に、そして登山道へと入って行きます。
まずはこの山の北周り・南周りコースの起点となる『杖塚』まで歩きます。
久しぶりの雨を喜んでか、登山道にはヤマミミズがあちらこちらで涌いて出てきています。
メンバーのほとんどがヘビが苦手なので、この大きさになると一瞬ドキッとさせられます。
杖塚から今日は南周りコースを歩きます。雨の露に濡れた草花がイキイキとしています。
葉が開く前のシロモジがとても可愛らしく、少し気の早いヤマツツジが咲いています。
杖塚から『サイの河原』へと続く道は、ほとんど水平の歩きやすい道です。
今日の雨も苦になりません。ただこのコースのビューポイントの『ヤッホーポイント』からは
残念ですが霧がかかって眺望は全くなく、ミツバツツジの鮮やかな色だけが目につきます。
名前の通り『ヤッホー!』と叫んでみても、雨のせいで返事はかえってきませんでした。
昨日の夜からけっこう雨が降っているのか、所々で小さな沢になっていて渡渉?をします。
しばらく歩くと道の下の斜面にお目当てのアケボノツツジが咲いて、
周りの白い霧に霞んで見えます。
ヒノキびょうぶ岩からもやはり霞んで眺望はききませんが、岩の先では高度感だけはありました。
びょうぶ岩からは『あれ~下ってるやん?』と言いながら少し下って行きます。
ほとんど登っている感じがしない道に『この調子だと、最後は急登になっとんちがうん?』と。
サイの河原もけっこうな量の水が流れています。こんな時はサンショウウオも岩陰に
ひっそりと隠れているのでしょうね。
サイの河原からはやっと登坂になって山歩きから山登りといった雰囲気になってきました。
ここからはこの山の特徴の巨木や奇樹が点在しています。
『天空の窓』と書かれたポイントでは、巨岩に根を張ったトリモチノキが
これだけの大きさなのに倒れずに岩にしがみついている姿に、生命力の不思議を感じます。
天空の窓を覗き込むあっちゃん!
天空の窓を過ぎると道の脇にはシャクナゲの群生が続いています。花が咲くころはまた一つ
見所になる場所でしょう。(今年は辺り年か裏年になるのか気になります。)
先ほどまでは道から少し離れていて、霧に隠れていたアケボノツツジも
直ぐ近くで咲いているのを見ることができます。
工石山山頂の展望台の下でお昼ご飯にする予定でしたが、展望台の下の東屋は雨漏れ状態で
とても座ってご飯を食べれる状態ではありませんでした。
本当は北峰まで歩いて北周りコースへと周回する予定でしたが、
仕方がないのでサイの河原の東屋まで戻ることにしました。
ここでアケボノツツジや先週目にしたタムシバもまじかに見ることができて
取りあえずは今日の目的達成です。
展望台の周りは南側の木々が伐採されて真新しい木のベンチが置かれていました。
恐らく展望台からの見晴らしをよくするためだと思うのですが、雨のせいもあって
木々が刈られたあとは、何となく殺伐とした感じがします。
写真を撮ったあとは先ほど登ってきた道を戻ります。すると何やらセニョさんが
もぞもぞしています。『どうしたん?』と山さんが聞くと、『カメラがない!』とセニョさん。
『え?今さっき写真撮ってたやん!』『どこかに忘れてない?』と山さん。
久しぶりに出ましたセニョ病!。とにかくセニョさんは忘れ物が多くて
いつもメンバーに冷やかされます。最近は他の人が忘れ物をすると『セニョウィルスがうつったな!』
と言われます。大事なカメラはカッパズボンの中の足元にあり、事なきを得ました。
雨はいっこうに止む雰囲気はありません。山さんがいつものように?『お腹が空いた!』と
言いながら先を急いで下って行きます。
山さん念願のサイの河原の東屋での昼食です。雨を遮ってくれる屋根の下でお湯を沸かして
味噌汁やラーメンで雨に濡れ少し冷えた体を温めます。
いつもは下山後に飲むコーヒーも、今日はここで淹れることにします。
腰を降ろして河原を眺めながらコーヒーを飲んでいると、岩陰から黒い生き物が出てきて
そのまま水の中へ入って行きました。『サンショウウオ?』と思ったのですが、
動きが意外と速かったので、トカゲかもしれません。それにしてもトカゲにしては
けっこう大きかったんだけどな~。それを言うと皆さん半信半疑で、じっと河原を見つめています。
コーヒーを飲んだ後は駐車場までの道を戻ります。所々の小さな沢での渡渉では
それぞれの性格が出ます。慎重に慎重に渡る人もいれば、ズボズボと水に浸かっても渡る人。
慎重派の二人
ズボズボ派の二人
杖塚までも下りと言うよりはほぼ水平の道です。所々で木々や花を写真に撮ろうとするのですが、
雨に濡れたスマホの画面タッチが上手く作動しません。もたもたしていると先を行くメンバーと
どんどん離れて行きます。
途中、二つの大岩に挟まれて落ちそうで落ちない小さな岩。その下の空洞も見ながら
『あの岩と岩の間、杉さん通れるかな?』と山さんが冗談を・・・・。そこから体重の話になり、
『杉さん、80kgは超えてるわな~』『最近、また太ってきたけんな~』などと、杉さんが
いないのをいい事に好き勝手なことを麺法師さんと山さんが言っています。
今頃杉さん、くしゃみをしていることでしょう!
その横でセニョさんが、ピークには65kgあった体重が今、最低を記録して52kgになっていると。
お店が忙しいとお昼も食べないそうで、しかもセニョさん時々賞味期限切 の
缶詰とかを平気で食べるので(笑)、みなさん心配しています。
杖塚ではトサミズキが満開でした。先週の柴小屋休憩所の上で見た花に比べると
咲いている花の密度が濃くて、今が盛りと言った感じです。
広場の周りにもいろいろな花が咲いています。すぐに名前が判らないのが残念。
ヤマナシとドウダンツツジ?
杖塚から駐車場までも雨は止むこともなく今日は一日雨具を脱ぐことはありませんでした。
この工石山、高知の市内からだと1時間余りで来られるとの事。こんな自然豊かで整備された山が
ある高知の人は幸せだなと思いました。ただ香川からも意外と気軽に来られるので、
シャクナゲの咲く時期にまた訪れてみてもいいかもしれません。
眺める予定でしたが、生憎の天気でおそらくカタクリの花はうなだれたままで、
空に向かって反り返るあの健気なカタクリの姿は見られないと思い、急遽予定を変更。
先週薬研谷に期待して出かけたアケボノツツジが不発に終わったので
今日は高知のギッチャンの情報で間違いなくアケボノツツジが咲いている
『工石山』を歩くことにしました。この工石山なら登山道も整備されているので
少々の雨が降っても傘をさして気軽に歩けるし、アケボノツツジなら雨でも
花が開いていると・・・・。
今日は運転手の麺法師さんにナビゲーターの山さんそして最近お疲れ気味の
セニョさんと先週から復活したあっちゃんの5名での山行です。
高速に乗り込むとさっそく居眠りが始まるセニョさん
高速を大豊ICで降りて西に進むと、次第に雨脚が強くなってきます。
このまま雨が止まないのかなとあっちゃんがひと言。
工石山青少年の家の体育館の下に車を停めて準備をします。
雨具を着こんで歩くのは久しぶりです。今日は防水になっていないデジカメは車の中に置いて
スマホで写真を撮ることにします。
アスファルトの林道から砂利道の林道に、そして登山道へと入って行きます。
まずはこの山の北周り・南周りコースの起点となる『杖塚』まで歩きます。
久しぶりの雨を喜んでか、登山道にはヤマミミズがあちらこちらで涌いて出てきています。
メンバーのほとんどがヘビが苦手なので、この大きさになると一瞬ドキッとさせられます。
杖塚から今日は南周りコースを歩きます。雨の露に濡れた草花がイキイキとしています。
葉が開く前のシロモジがとても可愛らしく、少し気の早いヤマツツジが咲いています。
杖塚から『サイの河原』へと続く道は、ほとんど水平の歩きやすい道です。
今日の雨も苦になりません。ただこのコースのビューポイントの『ヤッホーポイント』からは
残念ですが霧がかかって眺望は全くなく、ミツバツツジの鮮やかな色だけが目につきます。
名前の通り『ヤッホー!』と叫んでみても、雨のせいで返事はかえってきませんでした。
昨日の夜からけっこう雨が降っているのか、所々で小さな沢になっていて渡渉?をします。
しばらく歩くと道の下の斜面にお目当てのアケボノツツジが咲いて、
周りの白い霧に霞んで見えます。
ヒノキびょうぶ岩からもやはり霞んで眺望はききませんが、岩の先では高度感だけはありました。
びょうぶ岩からは『あれ~下ってるやん?』と言いながら少し下って行きます。
ほとんど登っている感じがしない道に『この調子だと、最後は急登になっとんちがうん?』と。
サイの河原もけっこうな量の水が流れています。こんな時はサンショウウオも岩陰に
ひっそりと隠れているのでしょうね。
サイの河原からはやっと登坂になって山歩きから山登りといった雰囲気になってきました。
ここからはこの山の特徴の巨木や奇樹が点在しています。
『天空の窓』と書かれたポイントでは、巨岩に根を張ったトリモチノキが
これだけの大きさなのに倒れずに岩にしがみついている姿に、生命力の不思議を感じます。
天空の窓を覗き込むあっちゃん!
天空の窓を過ぎると道の脇にはシャクナゲの群生が続いています。花が咲くころはまた一つ
見所になる場所でしょう。(今年は辺り年か裏年になるのか気になります。)
先ほどまでは道から少し離れていて、霧に隠れていたアケボノツツジも
直ぐ近くで咲いているのを見ることができます。
工石山山頂の展望台の下でお昼ご飯にする予定でしたが、展望台の下の東屋は雨漏れ状態で
とても座ってご飯を食べれる状態ではありませんでした。
本当は北峰まで歩いて北周りコースへと周回する予定でしたが、
仕方がないのでサイの河原の東屋まで戻ることにしました。
ここでアケボノツツジや先週目にしたタムシバもまじかに見ることができて
取りあえずは今日の目的達成です。
展望台の周りは南側の木々が伐採されて真新しい木のベンチが置かれていました。
恐らく展望台からの見晴らしをよくするためだと思うのですが、雨のせいもあって
木々が刈られたあとは、何となく殺伐とした感じがします。
写真を撮ったあとは先ほど登ってきた道を戻ります。すると何やらセニョさんが
もぞもぞしています。『どうしたん?』と山さんが聞くと、『カメラがない!』とセニョさん。
『え?今さっき写真撮ってたやん!』『どこかに忘れてない?』と山さん。
久しぶりに出ましたセニョ病!。とにかくセニョさんは忘れ物が多くて
いつもメンバーに冷やかされます。最近は他の人が忘れ物をすると『セニョウィルスがうつったな!』
と言われます。大事なカメラはカッパズボンの中の足元にあり、事なきを得ました。
雨はいっこうに止む雰囲気はありません。山さんがいつものように?『お腹が空いた!』と
言いながら先を急いで下って行きます。
山さん念願のサイの河原の東屋での昼食です。雨を遮ってくれる屋根の下でお湯を沸かして
味噌汁やラーメンで雨に濡れ少し冷えた体を温めます。
いつもは下山後に飲むコーヒーも、今日はここで淹れることにします。
腰を降ろして河原を眺めながらコーヒーを飲んでいると、岩陰から黒い生き物が出てきて
そのまま水の中へ入って行きました。『サンショウウオ?』と思ったのですが、
動きが意外と速かったので、トカゲかもしれません。それにしてもトカゲにしては
けっこう大きかったんだけどな~。それを言うと皆さん半信半疑で、じっと河原を見つめています。
コーヒーを飲んだ後は駐車場までの道を戻ります。所々の小さな沢での渡渉では
それぞれの性格が出ます。慎重に慎重に渡る人もいれば、ズボズボと水に浸かっても渡る人。
慎重派の二人
ズボズボ派の二人
杖塚までも下りと言うよりはほぼ水平の道です。所々で木々や花を写真に撮ろうとするのですが、
雨に濡れたスマホの画面タッチが上手く作動しません。もたもたしていると先を行くメンバーと
どんどん離れて行きます。
途中、二つの大岩に挟まれて落ちそうで落ちない小さな岩。その下の空洞も見ながら
『あの岩と岩の間、杉さん通れるかな?』と山さんが冗談を・・・・。そこから体重の話になり、
『杉さん、80kgは超えてるわな~』『最近、また太ってきたけんな~』などと、杉さんが
いないのをいい事に好き勝手なことを麺法師さんと山さんが言っています。
今頃杉さん、くしゃみをしていることでしょう!
その横でセニョさんが、ピークには65kgあった体重が今、最低を記録して52kgになっていると。
お店が忙しいとお昼も食べないそうで、しかもセニョさん時々賞味期限切 の
缶詰とかを平気で食べるので(笑)、みなさん心配しています。
杖塚ではトサミズキが満開でした。先週の柴小屋休憩所の上で見た花に比べると
咲いている花の密度が濃くて、今が盛りと言った感じです。
広場の周りにもいろいろな花が咲いています。すぐに名前が判らないのが残念。
ヤマナシとドウダンツツジ?
杖塚から駐車場までも雨は止むこともなく今日は一日雨具を脱ぐことはありませんでした。
この工石山、高知の市内からだと1時間余りで来られるとの事。こんな自然豊かで整備された山が
ある高知の人は幸せだなと思いました。ただ香川からも意外と気軽に来られるので、
シャクナゲの咲く時期にまた訪れてみてもいいかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます