里山悠々録

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オクラの密植栽培2年目

2022年08月19日 | 畑:果菜類

昨年に引き続き、今年もオクラの密植栽培を試みています。
密植栽培の利点は、莢の伸びるのを抑え穫り遅れを少なくし、草丈の伸びるのも抑えて増収効果があると言うもの。
昨年の結果は、増収したのは確かながら、莢の伸びや草丈の伸びについては天候の影響が大きく、よく分らないと言うのが結論でした。
そこで、今年もやってみることにしました。
5月16日に直播き。
畝間は150㎝と広めの黒マルチ栽培。
株間40㎝。1カ所5粒播き。指で種を押し込みました。
水漬けはしていません。播いた後十分に灌水はしました。
種播き後は気温が高く殆どが発芽しました。しかし、6月6、7日の大雨で壊滅かと思われる状態に。
オクラは雨にも照りにも強いと思っていましたが、小さいうちはそうでもないようです。
その後、完全に欠株になったものもありましたが、何とか持ち直し。
先月末から穫れるようになりました。
この部分が密植栽培。


この畑は風当たりが非常に強く倒伏が心配なので、1本ごとに支柱をしました。
支柱を約20㎝間隔に立て、それに合わせてオクラを間引き、茎を誘引。


1カ所から3本立てのものが大半、生育の関係で一部2本立て、4本立てがあります。


それぞれの主枝はほぼ均等に20㎝間隔に立っています。
昨年は20数㎝間隔でしたから、今年はさらに密植です。

非常に混んでいる状態ですが、昨年の経験では、収穫の都度葉を搔いていくので、次第に気にならなくなりました。
すでに人の背丈くらいに達して、下部は空間が多くなっています。


品種は丸莢オクラ(エメラルド)で硬くなりにくいという触れ込み。


こちらのオクラは主枝の間隔が倍の40㎝。


支柱を40㎝間隔に立て、それに合わせて間引き、オクラの茎を誘引しました。


当初から意図的に倍の間隔にしたわけではなく、湿害で十分確保できなかったもの。
結果的に、通常栽培に近い形で密植栽培と比較してみることになりました。

さすがに空間は全然違います。草丈はこちらの方が逆に低い。


ただし、こちらの品種は五角オクラ。


2年目の今年ははっきりした結論が出るか。
今ところ、密植栽培の方が草丈が高くなっています。
まだ先は長い。品種も違うため比較するには少し無理がありますが、あくまで達観です。



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