「御宿かわせみ」の傑作集3冊「初春の客」「祝言」「千手観音の謎」も読んだので、図書館に返しに行く。
40冊の「御宿かわせみ」の抜粋で、評判のいい作品ばかり集めてあったが、やはり傑作集だけを読めばいいかというと、40冊読んでいるから、思い出しながら楽しめる。
43冊読み切ったけれど、どれだけかかったのかな?
図書館で本を借りる時にもらう貸出の記録を見ると、「御宿かわせみ」初めて借りたのが昨年の9月16日になっているので、丁度5ヶ月掛かって読み上げたことになる。
私としては、こんなに夢中に読んだのは久し振りであった。
平岩弓枝さんも江戸時代の話をこれだけ書くということは、時代背景をよく調べないと書けないものである。
江戸から明治に変わる時代ではあるが、幕末の色んな事件はあまり書いていないが、江戸の町人には、大きな変化はないのであろうか。
無血開城で江戸の街が巻き込まれることがなかったせいなのであろうか。
「新御宿かわせみ」では、神林東吾が軍艦に乗って、函館に向かって、船が沈没して行方不明になったというだけで、具体的な話は出てこないので、まだ生きているのではないかということで終わっている。
これが読者に色んな想像を掻き立てるのであろうか。
次は、やはり平岩弓枝さんの「はやぶさ新八御用帳」の連載を借りてくる。
コロナの緊急事態宣言がまだ続きそうで、時間がたっぷりあるので、読書三昧になりそうである。
今日の万歩計は、7,972歩でした。