室温は、12.0度。

少しづつ暖かくなっているが、ストーブを着けて、取り敢えず部屋を温める。
今日も暑くなるのか分からないので、長袖の下着を着て、もう一枚重ね着をする。
今日のシルバー川柳は、
「破けそう 試着の服が
脱げなくて」
よくもまあ、そんなピッチピッチな服を試着したもんですね。
巡回バスで老人福祉センターから乗って、稲葉で降りて、図書館まで歩くと、丁度9時過ぎになって、図書館が開きます。
市役所のバス停前の一本のサクラが満開。
佐屋町時代からずっと咲いていて、もう何年経つのでしょうねえ。毎年綺麗に咲いてくれます。
高田郁さんの「あきない世傳金と銀」4~8巻と重松清さんの「とんび」を返却して、宮尾登美子さんの「天璋院篤姫」上下を借りて来ました。
高田郁さんの「あきない世傳金と銀」の10~12巻は、佐織図書館にあるというので、リクエストをして来ました。
重松清さんの「とんび」は、次男の嫁のお母さんが最近読んだ本で、一番感動して泣いてしまった本だというので、図書館から借りて読みました。

瀬戸内海の街に住む両親のいないヤスさんが同じように原爆で両親を亡くした美佐子さんと結婚し、3年ぶりで息子が誕生。
息子が4歳になった時に、仕事場の運送会社に二人を連れていき、息子を庇って、美佐子さんが荷物の下敷きになって亡くなってしまった。
それからヤスさんとアキラの父子生活が始まるが、お寺の住職や居酒屋のママの助けられて、子育てに奮闘するヤスさんの姿が面白く描かれている。
「鳶が鷹を生んだ」と揶揄されながら、アキラは賢く、優しい男の子に成長し、東京の大学に行きたいと願って、早稲田の法学部に入学して、父子が別れ離れになって、淋しい一人暮らしをすることになったヤスさん。
アキラは、雑誌の編集社でアルバイトをして、そのまま東京で働くことになり、7歳年上の先輩の女性を連れてくることになって、てんやわんや。
筋を通す、昔気質のヤスさんの生きざまがとても面白かった。
今度映画化されることになり、ヤスさんを阿部寛、アキラを北村匠海が演ずるのでとても楽しみである。
今日の万歩計は、9,545歩でした。