しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

くちこ家のお盆 その1

2011年08月22日 09時50分00秒 | インポート
くちこ家のお盆は、
くちこが、盆提灯を出すことから始まります。

母が亡くなって11年。
11回も精進すれば、先天的にこの手の能力が欠落していたくちこも、するすると組み立てられます*(チョキ)*
(注:一般の人は最初から可能です)

くちこは、跡取り娘でありながら、
「多事やや困難、もしくは意欲なし」
という人材及び、人品の為、
せめて、盆提灯だけはきちんと出すことで点数を稼ぎ、
天国の両親が、その他のご先祖様から糾弾されることを回避するという、
深い思慮に基づくものです。

といっても、もっと立派な提灯を含み、
盆提灯は数組あるのですが、
くちこは、自分が両親の為に買った一組しか出しません。
人の気力、能力は有限だから*(ウインク)*

問題は・・・
分解して箱に収めること*(ジロ)*
くちこは、一度もできたことがない。
いつも普通の子(次男)が片付けてくれていたのですが、
今年は仕事のトラブルで帰省がドタキャン*(汗)*

「帰れなくなった」と言う普通の子に、
「盆提灯が困る!」とくちこ。
「・・・・・」

以前、くちこが困らないようにと、箱に収まった状態の写真を送ってくれたのですが、
そんなもん・・・今何処・・・

と、良い子帰省*(飛行機)*
(子供達はみんな仕事多忙につき、今年の帰省は盆明けになりました)
良い子に、盆提灯の窮状について訴える。
そして、二人で知恵を絞って、箱に収めるも、
最後に蓋が浮く*(ジロ)*

良い子はくちこ自慢の娘で、
学力、家事、料理、全てくちこを越えているのに、
こんな簡単なことができない*(びっくり2)*
ああ、恐ろしやDNA*(青ざめ)*

「バカかね!あんたっ!!!」
娘を叱るくちこ*(爆弾)*
母娘ケンカとなる。
諦めて、蓋が浮いたまま寝ました。

良い子は、深夜くやしくて眠れず、
一人で、とことんやり直したとのこと。
くちこ点検。
改善は見られるも、
パーフェクトとは言えない。

一日、遅れて悪い子帰省*(新幹線)*
くちこは、良い子がアホなことを悪い子に訴える!
「待っていたら、俺がやったのに」
そうでした!
悪い子(長男)も、この手のことは軽くクリアする子でした*(キラキラ)*

皆様、
盆提灯は、人の隠れた能力を見極めるのに適した物品であることをここに報告します。

いつも三人の子が揃うお盆ですが、今年は普通の子(次男)がいない。
寂しい・・・
良い子も悪い子も、寂しい、物足りないと言い続けている。

一人減っても、こんなに寂しいのなら、
三人と言わず、五人くらい産んでおけば良かった*(びっくり2)*
後悔先に立たず・・・

とにかく、くちこと、良い子と悪い子と、全ての位牌は車に乗り、遅ればせながら、お盆のお経をあげてもらいに菩提寺を目指したのでした。

変わったことと言えば、運転はくちこではなく悪い子でした。
こうして老いていくのか・・・
「花の色は移りにけりな いたずらに・・・」

長くなるので今日はこの辺で*(ウインク)*

コメント
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