今回の京都旅行。
怖かったのが非常識な暑さ。
自信が無かったのが体力。
目的は勿論、京大病院での検査。
じゃ、とっとと帰る?
でも遊びたい。
京都が好き!
でも倒れたら?
思い悩んだ結果、タクシーを予約しました。
自分の体力、体調に合わせ、
人様に迷惑をかけず、
最悪、損はしても頓挫も可能。
ネットで検索したら、
「ゆうゆう京都」という個人タクシーのグループがヒット。
一つの観光コースが、くちこ的にヒット(^_^)v
比叡山、三千院、奥比叡ドライブウエイ、三千院、宝泉寺、圓通寺。
7時間コースで21000円。
ブロ友さん達の日記を拝見して行きたいと思っていたところばかり。
町中を避けられるので暑さや人混みも緩和されるかと。
ホテルフロントまでお迎えあり。
くちこ夫婦用の二本のジャンプ傘も用意されていて、
降車の度にドアを開けて傘を渡して貰えました。
体調の話をしたら、
「どうぞ無理せず、マイペースで」と。
神社内まで同行してくださり、
博識な説明もして貰い、
くちこの靴袋まで持ってくれて、
くちこ夫婦の記念写真係の腕前もなかなか(^_^)v
「比叡山には延暦寺という堂塔は無く、
比叡山そのものが延暦寺を表す」
「伝教大師最澄が草庵を結んだことから始まる、
壮大な宗派を問わない宗教の根源のような所」
東塔の大講堂から回りました。
各宗派の祖師が祀られていました。
法然、親鸞、日蓮、道元、一遍・・・そうそうたるメンバーでした。
くちこには若干の霊感があります。
※昔より相当衰えました。
で、ここで合掌したら、
見えない力で頭を下げさせられました。
ぐっと、深く。
くちこ家の仏壇以外でこうなったことは希なので、
「ほう」と思ったくちこでした。
「来るべくして来たんだなあ」と。
大講堂の前庭にある「開運の鐘」をつきました。
総本山の大鐘楼です。
行く年来る年とか・・・
くちこは打った後に、鐘の真下に立って余韻に包まれていました。
ドライバーさんが気を利かして撮ってくれました。
次は国宝の「根本中堂」へ。
千二百年の時を超えた「不滅の法灯」があるところです。
戦時中も守られたそうです。
そうだよなあ・・・
そうあるべし・・・
そうありたい・・・(くちこ)
次に西塔へ。
二つ同じ形をしたお堂が繋がった、にない堂を潜って釈迦堂へ入りました。
二つのお堂は、法華と念仏が一体であることを表しているそうです。
になう(担う)
物事を支え推し進める。
自分の責任として身に引き受ける。
生きる事は、
たくさんのことを担うことかも。
たくさんの宿題を担って生まれたのかも。
そろそろ宿題が採点される頃、かな?
東塔、西塔の次は横川ですが、
くちこの希望で「ガーデンミュージアム比叡」に行きました。
印象派画家の庭園絵画をそのまま実現化した、
庭園ミュージアムという感じです。
小雨で霧も濃く、琵琶湖を見下ろすことも出来なかったのは残念ですが、
花々が生き生きと洗われていて、
殆ど人の居ない庭園を、
静謐な中、なんとも清涼な空気を胸に、散策を楽しみました。
では、超素晴らしかった「睡蓮の庭」を紹介します。
良い仕事しているでしょ?
あの小舟も・・・
これは庭園のごく一部だし、
いろんな写真を撮りましたが、
これに勝る写真は無いな。
睡蓮も雨も舟も霧も・・・
天国からの贈り物のようで、ね。
静寂の中佇む、くちこ夫婦とドライバー・・・・・・・
「モネ達が愛したモチーフをふんだんに取り入れ、
彼等が思い描いた日本風の庭園を再現しました」と。
今回、ローズガーデンや、展望台までは足を伸ばせませんでした。
体力は有限なのでね。
今度来る時は、園内の「カフェ・ド・パリ」で琵琶湖や京都市内を見渡しながら、
ルノワールが残したレシピの食事を楽しみたい、楽しむぞ!!!
ゆっくり、此処で半日は過ごしたいなあ
それから西塔より北へ4Kmの横川(よかわ)に行きました。
横川中堂は、慈覚大師円仁により開創されたそうです。
↑横川講堂でも、見えない力で頭を下げさせられたくちこでした。
長くなるのでここまでにします。
午前の部って感じです。
とにかく、
「苦しい時の神頼み」
をしてきたくちこでした(^_^)v