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安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

賽の河原

2013年08月21日 11時56分28秒 | サメ家のこと

賽の河原。

ずっとずっと長い間忘れていた言葉です。

子供の頃、母から教えられた言葉。

 

逆縁。

親より先に死んだ子供は極楽に入れて貰えなくて、

賽の河原で、一日中、石を積む修行をさせられる。

辛くても、痛くても、泣きながら・・・

積んでも積んでも鬼に崩されて、

また最初から積むのだと。

子供を亡くした親が長くお経を唱えるのは、

お経を唱えている間だけは、

その子が休ませて貰えるからだ、と。

幼心に恐い話でした。

 

本当だろうか?

ネットで調べてみました。

宗教から出た俗説のようです。

そして最後は、

お地蔵様が救いに来てくれるそうです。

良かった。

 

自殺した人は死んだらどうなるのだろう?

誰かが、天国に行かれないと言っていた気がします。

自ら命を絶つことは大罪だから、と。

 

本当だろうか?

いろんな人のいろんな言葉をネットで読みました。

生まれかわる順番が後回しにされるとか、

生きていれば、背負って生まれた宿題を、

人に教えて貰ったり、手伝って貰ったりが可能だが、

死んだら一人でその宿題を解かないといけないので、

なかなか宿題を終わらせることができない、とも。

 

全ては宗教論です。

見える世界でも諸説乱立し真偽不明のことが多いのだから、

見えない世界のこと。

さらに計りようが無い。

 

自分から死を選ぶほど苦しかった。

自分から命を絶つほど逃げたかった。

くちこも似た思いをしたことがあります。

 

 

友達の息子さんが自殺しました。

両親と妻と二人の子供を遺して。

両親の悲しみは如何ばかりか。

妻の悲しみは如何ばかりか。

二歳と零歳の子供は父を知らない子達になりました。

 

くちこは、遺体を殴りたかったです。

もしも魔法が使えたら、

絶対に生き返らせたかった!!!

 

健康で屈強な体を持った35歳。

誰にも悟られることなく、

唐突にみんなを置いて逝きました。

 

くちこは子供の頃、

時々母に脅されていました。

「もしも○○ちゃんが死んだら、お父さんもお母さんもすぐに死んでしまうよ」と。

 

若い頃、一度、死にたくなった事があるけれど、

「あ、ダメだ、両親が死んでしまう」と思いました。

しかも今思えば、全然たいした事でもないのですが。

 

14年前、母が亡くなった時にくちこは、

「ああ、やっと、これで死ねる」と思いました。

別に死にたかった訳では無いけれど、

何が何でも、親より先に死んではいけないと思っていたのでね。

一人っ子なのもありますが。

 

母のように、ちゃんと子供を脅しておくこと。

案外大事なのかな・・・

とりあえず、悪い子を脅しておきました。

「そんな予定は無い」と。

でも、心に刻んでおいてね。

念のため、順次脅しておこう・・・

 

今日は満月。

久しぶりにパワーストーン類を塩水に漬けています。

今夜、月光に当てるつもりです。

くちこも石と並びます。

一番浄化が必要なのは、

 

 

くちこの心だから。Dsc03864

↑京都で、くちこの心を捉えた観音様?です。

コメント (39)
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