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安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

膵頭十二指腸切除術(SSPPD-D2 p 2013/4/11)  から三年九か月の検診

2017年01月16日 16時23分49秒 | 膵神経内分泌腫瘍 p...

膵神経内分泌腫瘍(p-NET)と言う希少癌になり、

消化器外科最大の手術手術である、膵頭十二指腸切除術(PD)を受けてからの期間です。

 

さあさ、今日は、愛しの外科医長との逢瀬

今回は、血液検査と診察だけだし、お気楽気分。

どうせ、異常は無いさ、と。

で、やっぱり、異常は無かったです

 

肝機能のALPは、正常値が27までで、くちこは36だけど、前回は40だったし。

まあ、これは、まだら脂肪肝のなせる技?

彼は気にする様子無し。

 

膵臓は、半分強残っていますが、一応、糖尿病には要注意。

HbA1c (糖尿病の指標)、正常値は6.2までで、くちこは5.4  (但し前回は5.2)

ま、未だ楽勝かな?

 

昨年十月から、血中アミラーゼが低値に。

正常値は、37~120 に対して、くちこは、前回も今回も29

が、彼は気にしていない。

まあね・・・

想定内なのかも。

そんなもんって感じ?

 

 

 

 

なので、あれこれ四方山話が主に。

共通の知人の話や、

同病のブロ友さんの闘病の様子等々。

 

以下、かわいいくちこは、く。

愛しの医長は、い。

 

く「二度の肝切除後に、ザノサー13クールした人がいるよ」

い「ザノサーは使ったこと無いなあ・・・どうして入院なの?」

く「その方が便利だし楽みたいだよ、看護師さんだからね」

い「ああ、あの人・・・」

く「オペ後、糖尿病を合併しても出産する人もいるよ」

く「くちこ的には結構若い女性が多くて、肝転移が多いイメージだよ」

い「・・・・」

 ※彼の心の声、その時は、肝切除だよ。(彼のデータでは、それが一番らしい)

 ※くの心の声、その時は、きっと別の選択肢が・・・(もう、十分生きたしね)

 

そして、くちこも、薄々予想していた話題が最後に。

い「掛かりつけの開業医はいないの?」

く「それが困ったことにいないんよ。ここの職員だったからね」

い「此処は、三か月しか薬が出せないし、通常の処方は開業医が楽じゃない?」

く「くちこを捨てるつもり?」

い「そうじゃないけど、CTとか検査だけフォローしたら?」

く「車で30分の頭痛専門医しか掛かっていないし、くちこを未だ捨てないで!」

い「じゃ、オペ後五年までには考えておこうね」

く「うん・・・・」

 ※く心の声、ああ、ついに恐れていた倦怠期が・・・

と言うことで、四月にオペ後四年の予約を造影CT込みで入れて貰って帰ったのでした。

 

まあね・・・

くちこも、いつかは・・・と、思っていました。

そもそも、外科は本来、手術と術後の経過だけ診る所だし。

でもさ、紹介元は、同じ病院の消化器内科なのよ。

 

この病院は、地元唯一の三次救急を担った病院で、急性期の患者のみが対象。

合併症も無く、転移も無く、いつまでも・・・・は。

今まで有り難うって言うべきだったかもですが、

くちこは、我が身が可愛いのでね、言わなかった。

日曜日まで、オペ予定を入れないといけない程忙しい彼と知っていても。

年増女の狡さです。

 

くちこの病院ね、

腫瘍マーカーを含めて全ての検査結果は診察時には出ていて貰えるんです。

MRIでも、CTでも同様、検査後の診察時には既に読影結果が出ていて貰えるんです。

どうせ車で10分だし。

開業医は、薬も一か月分しか出さない所が多いし。

失礼ながら、外れにでも当たったら悲惨なことに。

常に、人様への評価のみ辛口なくちこです。

 

危ない橋を渡れと言うのか?(勝手に開業医を下に見ている)

でも・・・

いつまでも、我が儘は言えないな。

彼が退職を断固止めた時に、職場に残るべきだったか?

否。

自由とは、尊きことなり。

長く働いてやっと手に入れた専業主婦の座なのだ

 

そんなこんなで、微妙は気分の、

目出度くもあり、目出度くも無しな、三年九か月だったのでした。

 

P.S

同病者さんの為に、膵神経内分泌腫瘍でカテゴリを分けてみました。

心の根っこの所は、親切なのでね。

 

まあ、写真が少ないので、王子でも・・・