此処数日、悶々と考えています。
どのように死ぬかって自分では決められないし、
いつ死ぬかってのも自分には解らないけれど、
どう生きるかってさ、自分で決めることだよね。
くちこの癌、膵神経内分泌腫瘍は、希少癌だけれど、膵臓にできる癌にしては大人しい。
で、大きく、
G1,G2,G3 と、
NECと言うグループに分かれ、
Gグループは、比較的顔付きが良い。
その中でも一番良い顔付きがG1。
くちこはG2だけれど、イメージ的にはG1に近い。
オペ前の細胞診も、オペ中迅速検査もG1だったから。
但し、オペ後、腫瘍の全ての部位を調べたらG2が出て来た次第。
8cmと言う巨大腫瘍でありながら、発見時に転移が無かったのも、やはり大人しい性格からか?
が、
昨今の治療指針では、G2だと、抗がん剤の使用が推奨されているらしい。
しかも、毎年、オクトレオスキャンと言う目新しく大がかりな検査も受けるべきだと。
ほう・・・
知らなかったわ。
と言うか、最近、知る努力もしていなかった。
オペ後しばらくは、回復することに必死で、
その後は、メンタルの立て直しや、転移の有無だけ考えていて、
それ以上の積極的は治療なんて視野に無かった。
以前、愛しの外科医長から、抗がん剤、予防的に使う人も多い話は何度か聞いたけれど、
医長はどちらでも良い感じで話していたし、くちこは使わない選択をした。
今回の治療指針は、それ以降の話。
4/3は、オペ後4年の診察日。
造影CTもする予定。
転移していたら治療をするのか?
転移していなくても抗がん剤とか、オクトレオスキャンとかするのか?
それはね、
どう生きるかに繋がる話。
どんな検査も、どんな治療も、
背負わないといけない荷物がある。
くちこは・・・
元気に死にたいんだな。
あ、それは無理か。
ただ、永らえる為に長く半死半生で過ごすのはN.G
積極的に最新鋭の装置で転移巣を見つけるメリット、
くちこには無い気がする。
副作用や、いろんなリスクを冒して、
関ケ原的戦いをする必要性、
くちこは感じない。
もちろん、くちこについてだけの話です。
もうさ、
やり残したこと無い気がして。
一人っ子として両親看取ったし、
子供達を社会に託し終わったし、
いろんな仕事を終わらせたし。
若い人であれば、勿論、闘いに打って出るべきだと思うのだけれど。
定期画像検査を前にして、
いつものように神経質になっているのもあり、
自分がどう生きたいのか、考え中のくちこです。
写真が無いと寂しいので・・・
この後、ひよこも、にわとりも抱いていました。