膵神経内分泌腫瘍 p-NET G2 7.8cmの巨大腫瘍を切除してから四年九ヶ月。
消化器の大交差点、膵頭乳頭部の腫瘍だから、周りの臓器も自動的に消失。
胆嚢、胆管、十二指腸、胃の一部、そして膵臓半分。
どんなに辛かったか
意気消沈したか
が、泣いても笑っても?
月日は粛々と経過し、四月十一日には、ついに五年
次回は、四月九日、造影CTの予定です。
今日に限って、雪
それでも、行かねばならじ。
サメ氏の送迎で、愛しの外科医長との逢瀬を楽しんで来ました
血液検査も、MRIも異常無しでした
主膵管の拡張も、やや改善とは、嬉しい驚きでした。
縫合部の拡張は不可避で、治療もできないかなと思っていたので。
何故か、脂肪肝の指摘も無い
い「MRIで脂肪肝って、何処見て判断するんだろう?」
彼も不思議そうでしたが、次回のCTで確認するつもりみたい。
い「腸間膜のリンパ節が、何カ所か腫大しているんだけど、大丈夫でも腫大することがあるし、よく解らないんだよ」
血液検査は、いつも異常無しなので彼は興味無しって感じ。
い「くちこさん、何も異常無いよ」
く「たまには、甲状腺も一応、調べておいてね」
彼は、あれこれ病名を整理するのに忙しい・・・
い「じゃあまた、甲状腺機能障害って病名が要るなあ」
い「NSE調べても、すぐバカにされるし」
く「まあね」
いつもの雑談。
院内事情や、医療の愚痴とかね。
くちこは、転勤が無いことだけ確認しておきました
く「雪凄いよ、家に帰れる?」
い「どうかなあ・・・」
い「次回で五年だね。
次も異常無かったら、画像検査は、もう年に一回で良いな。
リパクレオンもエクセラーゼに戻そうかな。」
薬代が安くなるなあ・・・byくちこ心の声
本来なら、とっくに紹介元の病院に返されるところだけど、
くちこは、この病院がスタートなのでね、このまま。
い「薬が三ヶ月しか出せないからなあ」
構わないわ、そんなこと・・・ by くちこ心の声
いつの間にか、低血糖症状も出なくなったし、
背部痛とか無くなり、
食後の胃重感も軽減。
体重もオペ前と同じ57kgに。
医長と、4年9ヶ月の月日に感謝。
船旅のお土産を渡しつつ、台風で大変だったことも報告。
人生は四苦八苦。
生老病死は不可避。
いつか、無事で無い日が来ることも承知。
だから、ただ、今この時を有り難く過ごすだけなんだなあ。
それと、目。
2年位前から、下まぶたの下縁にイボのような物が。
眼科に行くと、皮膚科に行け、と。
面倒だから放置していたら、どうも大きくなってきて、イボの中から睫が生えている感じで、汚らしい。
19日に、思い切って皮膚科へ。
脂漏性角化症で、老化現象で起こるそうです。
液体窒素で焼いて貰ったら、なんだか、皮下出血も加わって、悲惨な目になっています。
このイボの治癒にも時間が掛かりそうです。
歳、だわ
人ってさ、
布団にくるまれているイメージなんだな、くちこ的には。
生まれてからは両親にくるまれ、
祖父母にくるまれ、
いろんな布団にくるまれていることで護られて育つ。
今のくちこだってね、そう。
医長という布団。
月2回は、鍼灸の先生にも護られています。
今日も今日とて、
本日の無事をサメ氏、親友、ブロ友、子供達、従姉妹、シャドーの生徒さん、
沢山の人に喜んで貰いました。
その言葉や、心が、くちこの布団。
ぶつかっても、落ちても、
この布団ほどは、痛みが少なくなるって感じです
安堵の気持ちを孫王子の写真で表現しておきます。
閑話休題。
MRIってさあ、金属がダメなのは知っていましたが、
ヒートテックの下着もダメなんだ。
偶然、普通の下着でしたが、危なかったくちこでした。