萩旅行から帰宅した翌日の11/10は、糖尿病外来でした。
膵管拡張成功以来、ずっと改善していたHbA1cは、前回5.8だったし、
7週ぶりに気軽にくちこ病院に行くと、何故か、糖尿病外来の後に、消化器内科の予約が入っていたのでした
なんで
聞いてないし
糖尿病外来で待っていたら、スタッフがやってきて、終わったら消化器内科(三角定規医師)に来てくれ、
その後、造影CTをしますが、食事は食べて無いですよね、と。
先ほど、採血の後に院内で軽く食べましたよと言うと、
え???と。
だいたい、CTなんて聞いてないし
スタッフは、三角定規医師に御注進に行った様子
じゃあ、前もって電話で伝えるか、せめて来院時には言えよ By くちこ心の声
さて糖尿病外来の糖医嬢の元へ。
なんと、
HbA1cは、5.8から6.2に悪くなっていました
まあ、食べたい放題に暮らし、
入院前後、入院中、ひたすら養生に専念していたし、
低栄養が心配で、あれこれ栄養摂取を心掛けていたし、
それにしても、がーん
でもさ、
栄養摂取を心掛けていたからか
貧血の指標であるHbは、14.4 上限に近い値にアップ
栄養状態の指標であるアルブミンも4.4と正常値になっていました
しかも、
糖医嬢は、HbA1cの上昇をさして気に留めていない様子で、
この位なら、と。
生活は普通で良い。
さほど気を付けることは無い。
頑張らなくて良い。
暴飲暴食だけ避けてくれたら良いとのこと。
食後の血糖値のスパイクは、膵切除由来で不可避だし。
朝空腹時の血糖値が高いのもホルモンの変動によるもので、この位なら良い、と。
糖尿病的には、このままで良いですと言われたのでした
三次救急を担う地域の総合病院の糖尿病外来で診るような患者じゃないんだろうなあ。。。
2019 ㋄ 激烈発症 HbA1c 9.5 血糖値 710 即日インシュリン注射開始
2020 ㋀ インシュリン離脱、内服薬に切り替え(フォシーガ)
2020 ㋄ 内服薬も離脱 無治療へ
かれこれ一年半も、経過観察のみで、糖尿病薬すら処方していない患者なんて・・・
単に、愛しの外科医長に背負わされて、その他の薬を代行して処方する役割だけ果たしているような
※ここで、医長のことを医蝶と呼ぶに至ったいきさつをサラリと。
語源は↓
今年の5/3のブログにあります、これ↓
茫然自失的気分でベッドに座っていたら、
「くっちこさーーーーんっ」
勢いよく登場したのは、愛しの外科医長でした
「せんせーーーーーーーいっ」
い「classⅠだったよ!」
く「プラス1って何がプラスなの?」
お互いマスクで聞き取りにくい・・・
い「クラス、だよ、classⅠ
採取した膵液から悪性細胞は出なかったんだ
未だ、3回提出の内、2回しか結果は出てないけどね」
ニコニコと小躍りしそうな彼を見て、
やっと自分の幸運が理解でき、
「わーいっ」と言ったくちこでした
そのことをくちこに伝えたくて、
縄張り外に居るくちこの所までヒラヒラと飛んで来てくれた医蝶だったのでした
はい、話は現時点へ戻ります!
11/10の糖尿病外来後、三角定規医師の外来へ。
そして、まさかの報告を聞いて驚愕
十月入院時に採取した膵液から、八年半前に発症した膵神経内分泌腫瘍の癌細胞がclass3で組織疹の結果として報告された、と。
カンファレンスにも掛けられ、愛しの外科医長とも検討したものの、膵液からこの癌細胞が出るのは考えにくい、と。
普通の膵癌の細胞ならともかく、くちこの癌は、膵臓のランゲルハンス等由来の癌なのでね。
しかし、そのような報告が出た以上、精査する必要があるので、今日、造影CTをしようと思ったとのこと。
じゃあさ、早く、それを言ってよ
なかなか、別の日で、三角医師と愛しの医蝶がCT画像を揃って診れて、CTが可能な日って言うのが無くて
やっと、11/19 、先週の金曜日に造影CTを撮ったのでした。
かなり待っても、読影医の読影、解析結果が出なくて、
三角医師は、医蝶に相談したらしい。
医蝶は、翌週のMRIの結果と総合して判断すると言ったとのこと。
で、
三角医師は、自分の診たところ、悪性所見は画像上見当たらない。
そもそも、あの癌細胞が出ることも考えにくい
(膵管の壁を突き破って侵入したとでも言うのかって感じ)
月曜日に、医蝶に診て貰ってください
今後は、医蝶の所に戻ってくださいと。
ただ、膵管狭窄部が、再狭窄する可能性もあるらしく、
その場合は、また、消化器内科のお世話になるらしい・・・
彼的には、とにかく、預かりモノのくちこを早く返品したい一心
もうさ、
11/10以来、メンタルが・・・
造影CTが終わるまで、サメ氏にも言えなかったし。
くちこも十分愕然とし落ち込んだ、まさかの8年半後の転移?でしたが、
サメ氏も聞いたら、どんだけ怖い思いをするかと思うとね・・・
でも、サメ氏は、薄々気が付いていたらしい。
ま、カレンダーに検査が追加で次々に書き込まれているし。
くちこは、何も言わないし。
今日、月曜日、造影MRIをしました。コレ↓
経口造影剤
MRI検査では、より詳しい検査を行なうために経口造影剤を使用することがあります。
MRCP(胆道系の精査)にて用いる造影剤。
検査前に飲んでいただきます。
小腸など周りの臓器の信号を消して胆道系をよりよく描出します。
一時的にお腹がゆるくなることがあります。
ちなみに、膵管は既に画像上、薄っすらと線のように写っていて、1-3㎜って感じでオペ後初の正常値。
ステント入れる前は、15㎜だったんですから。
脂肪肝については、MRIでの指摘はイマイチ当てにならないし、気にしなくて良いと言われました。
胆管拡張の人は多いけど、膵管拡張の人は少ないんだよね、とも。
ついでに今日の血液検査
※10日間で、HbA1cが、6.2から6.0に下がっていました、メデタシ
MRIが済んで一時間半、診察を待っていました。
多分、読影、解析待ち時間だったように思います。
この感も、メンタル、バクバク
くちこさーん
先生っ
結果は白、無罪放免
安堵
今回は、細胞診の間違いってことで落着。
あんな希少癌の細胞をclass3と診断した根拠を追求したいくちこです
とにかく、細胞診は組織診よりも、結果が粗く、間違いも出るらしい
い「僕は、とっくに安心していたよ」
ちょっと、くちこは、あれこれ告げ口を・・・
い「頼りない?
でもね、よく知らないくせに、知ったように言う医師よりよっぽど良いよ。
くちこさんが、怖かったんじゃない?」
実は、医蝶も、くちこと初対面の時は、周りから相当、怖いオバサンだと脅され、励まされてからの対面だったらしい。
く「先生が怖いんじゃないの?」
い「あ、それはあるかも・・・
とにかくさあ、ステント入れて上手く拡張して貰ったお陰で良くなったんだからね
感謝しないとね
くちこさんについては、いつも僕がカンファレンスできちんとフォローしているから心配しなくて良いよ。
オレがやってやる!みたいな気概のある医師はなかなか居ないからね。」
とにかく、くちこは、やっと医蝶に逢えて、
不安、愚痴、チクり、ガンガンぶつけるのを、
時々、くちこの肩をポンポンと叩きながら、
こうだよ、あーだよと宥めてくれた医蝶だったのでした
せんせーい、今度、フランジャイルのコミック、持参するね。
医蝶よりも、他の医師が楽しみにしてくれているようです。
病理医が主人公のコミックなんですけれどね。
治験も結構、絡んでいます。
来春、造影CTをやり、再来春の十年で卒業だそうです
再狭窄のリスクについては、開業医でフォローして貰いつつ、
何かあれば、画像診断は、くちこ病院でってことでした。
そうそう、
いつもまでも、消化器だけの処方を糖医嬢に任せるのは気の毒だと、くちこが言ったので、
来年から、開業医に戻ることになりました。
激烈糖尿病発症まで、いつも、くちサメセットでお世話になっていた先生です。
● | 医学博士 |
---|---|
● | 日本内科学会 総合内科専門医 |
● | 日本消化器病学会 消化器病専門医 中国支部評議員 |
● | 日本肝臓学会 肝臓専門医 |
● | アメリカ消化器病学会(American Gastroenterological Association) |
● | 日本消化器内視鏡学会 専門医 |
---|---|
● | 日本消化管学会 胃腸科専門医 |
● | 日本がん治療医認定機構 がん治療認定医 |
● | 日本医師会認定産業医 |
● |
日本抗加齢医学会 専門医 |
多分・・・
この先生も、医蝶が怖い
医蝶に怒られないように診察するって感じ
勿論、良い先生です。
どうも、医蝶とくちこ、怖い怖いペアみたいです
それでも、やっと、先日来のストレスから解放されました
サメはね、連日、自分が絶対に先に逝くと連呼していましたから・・・
そう決めているんだ、と。
閑話休題。
こんなストレスフルな日々の中でも、紅葉狩りに行っていました。
人生が有限であり、
それが更に有限となったのなら、
行くべしと。
実は、くちこが、サメ氏とお見合いして散策した所なんです。
そして、
此処で↓しっかり、ハッキリとお断りした、筈。(六角堂に座って)
なんで、こーなったのか?
毎度、サメ氏の返答は、断られた記憶が無い、と。
今回ね、よおく考えてみたくちこです。
くちこは、断る時に、
一人っ子で両親も既に他界した身でありながら、子供三人背負って離婚した責任を背負うにあたり、
他家に嫁いでしまうと、子供達の帰る場所が無くなってしまうから、
くちこは、くちこ家から動けない、と言ったのでした。
サメ氏は、その話を・・・
自分が、くちこ家に転がり込めば良いって感じに理解したのか
まあ、今更言ってみたところで、栓無き事ですが
ま、そんな話です。
医学用語や病名には、全く無知でチンプンカンプンですが、とにかく良かったです。
素敵な場所での出逢い、
今日は、いい夫婦の日ですよ。💓💏💓
でも結果良ければすべてよし!
という事で。
何時も前向きなくち子さん
元気パワーを頂いていますよ。
ですよね。ドキドキしながら 読みましたよ。
特にサメ様に黙っていること、大変でしたね。
よく耐えられました。
結果がよくて本当にほっとしました。
来春、卒業出きることを祈ってます。
あまり暴飲暴食、しないでくださいね。
と言っても、私もくちこさんの年齢のときは
それくらいの食欲はあったなぁ・・・。
若い証拠ですね。
色んなDr.がいますね。
でも、結果が良くて良かったですね。
旦那様が一番喜ばれていることでしょうね。
来年・再来年の結果が良くて無事卒業されることを祈っています。
そうだ、良い夫婦の日でしたね!
友達の結婚記念日なのを思い出して、今lineしておきました。
どっと疲れが・・・
もう寝ようかと"(-""-)"
不思議だわ。
ただ、今回は、驚愕の後は、結構、腰を据えた感じ?
くちこにしては、落ち着いていた方だったかな?
ただ、本人の自覚が無いレベルでボロボロだったと思われます。
でも、安堵して貰えたかしら(#^.^#)
一生、こんなロシアンルーレットやるのかしらねえ。。。
手術の時も、今年三回の入院も、病院食、残したこと無いし。
でも、暴食は慎まないとね。
安心したら、どっと疲れが・・・
前の橋から一つ一つ渡りなさい。
でした。
そうすれば、何でも終わる。
乗り越えられる?
次の橋は、来春かな、と。