しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

まさかの坂は何度でも、秋田一日目

2017年05月10日 18時48分34秒 | 旅行記

神も仏も・・・

最近、くちこに対して厳しいわ

 

今回、五日間も、未踏の地を〇〇サメを連れて旅すること、

相当不安で、緊張のあまり、寝たのは二時。

朝一の飛行機なので、起きたのは五時。

早めに空港に行き、無事、山のような荷物を預け、

搭乗手続きを済ませ、

くちこ特製生姜焼き弁当を食べていたら、

整備不良で搭乗が10分遅れる、と

羽田での乗り継ぎ時間は40分。

悪い予感・・・

スタッフに相談するも、間に合う、と。

が、

再度、遅延の放送。

40分遅れる、と

そして、名指しで放送され空港職員に呼び出される。

羽田で四時間待って、次の便で秋田へ行く手配にしたと。

 

悪い予感は的中し、

うすらぼんやり座っているだけのサメを放置し、

同期会幹事、同期会令夫人面々に連絡しまくる。

慰霊祭に間に合わない、と。

朝一なんだからさあ・・・

整備位、しておけよな

サメ氏は、例によって、くちこに丸投げで名前を呼ばれても立ち上がらず、

くちこが席に戻って連れてくる始末

 

羽田では、ANAのスタッフが待ち構えていて、ANAラウンジに特別に連れて行かれました。

ANAの上級カードか、プレミアムシートでの搭乗者だけが入れる部屋かな?

本来、しがないくちサメには無縁の場所です。

4時間は長いけれど、此処で寛ぐしかない。

いつも、カードラウンジを愛用しているくちこですが、こっちは広いわ。

でもって、アルコールもフリーとは

 

                      

 

     

 

            

 

娘から指令が入り、

気をしっかり持て

体力を温存せよ

なので、ずっと大人しくこの部屋にいました。

 

が、

秋田空港の霧が濃いため、着陸出来ずに羽田に引き返すかも、と。

ついに、くちこはパニック

再度、懇親会を含め全て参加できない可能性についての連絡を各人へ。←一人で

でもって、引き返した場合の身の振り方を練る。←一人で

娘マンション泊。

あきたこまちで目指す、等々。

慰霊祭も懇親会も、翌日のツアーも不参加だとしても、

全ては当日キャンセルだから、ざっくり6万円は必要。

バカヤローーーーーーーーーー

 

くちこは、心の底から飛行機が嫌いになりました。

でも、乗りました。(キャンセル待ちも出ていました)

で、無事、着陸しました。

だがしかし、気分は、ふんって感じ。

レンタカーのカウンターに行き、営業所まで車で連れて行かれ、

そこで手続きしてレンタカーに乗る。

この手続き、相当煩雑でした。

追加の保険に入るか?

ぶつけた時の休業補償に入るか?

返却方法等々。

 

慰霊祭、出席できなくて残念でした。

秋田市 本住寺。

カナダから木材を輸入してログハウス的なお寺を建てたことでも注目されているし、

住職(同期生)の傑物ぶりでも注目されているお寺なのかな、今は息子さんが。

自衛隊生徒卒でありながら、このお寺の一人娘さんに惚れ込んで此処まで歩まれた人生。

日蓮宗の僧侶になり荒行を志したのは、海上自衛隊入隊中に、遠泳訓練中友を自分の胸の中で亡くしてからのこと。

今は妻を偲びつつ、後進の教育に力を注がれているようです。

 

                 

 

                  

 

この慰霊祭。

同期が孤独死していたからなんです。

火葬場の受付をしていた同期(定年後の再就職)が、名簿で同期生の孤独死を偶然発見。

同期の住職に連絡、遺骨を引き取り、お寺で無事葬儀できた次第。

同期生も力を合わせて。

そして、秋田の地まで、合掌をする為に集まる。

凄いわ・・・

くちサメは参加できなかったけれどね。

 

懇親会中、この住職の法力を体で受けたくちこでした。

手相を拝見したら、大きく第三の目が見開かれていました。

くちこにも、ちょっと第三の目があるんです。

 

ホテルサンルーラ大潟。

桜は、かすかに残り、菜の花は結構、元気でした。

 

          

 

                      

 

 部屋は、広くて、お風呂でも、部屋からでも、八郎潟ビューで、夕日が綺麗でした。

 

                    

      

 

 

懇親会のメニュー、相当美味しかったです。

冷製のコクのある茶碗蒸しとか、お刺身の旨みも際立っていて、やっとくちこのご機嫌がアップ。

 ウニのコク?                             ジュンサイの入った鍋

                  

 

この稲庭うどんの器にも惚れました。

思わず懐に入れそうになりましたが、隣に住職が・・・

 

                         

 

二次会は、女子会が盛り上がるのがお約束。

これが楽しみなのよ

各々の夫談義等々。

くちこは、本来、新参者なのですが、どうも古参的威圧感がある、ような?

いつも、笑いの渦中に。

                       

 

それにしても、

長い一日でした

でも、美味しく楽しく終われたので、まあ・・・

人生は苦、でもね、人に救われるんだなあ、と。



そうそ・・・

飛行機の中で・・・

くちこは悲壮感満載なのに、

サメ氏が話しかけるんです。

「あ、地面が見えるよ」

「あの雲、クラゲみたいだね」

その一つ一つにかろうじて小さく返事をしつつ浅眠したくちこでした。

 

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薫風の守りを信じて、心は、決戦に打って出る気分

2017年05月05日 09時27分46秒 | 旅行記

悲壮感を風呂敷に包み、

ああ、だからお出掛けなんて嫌いなんだとぼやき、

無事の帰陣を仏壇に頼み、

明日、秋田へ出陣します

 

東北全体が、未踏の地なんです

自力で飛行機の乗り継ぎも初体験

レンタカー借りるのも初体験

全ての手配はくちこ。

サメは・・・一匹のコバンザメ。

あ、レンタカーの運転はサメ。

でもね、ナビや地図係は当然くちこ。

ああ、背中の荷物が重い

 

と言うか、

くちサメの特徴に

ウルトラ荷物が多いと言う特徴があります。

くちこは、恥ずかしい位多いタイプで、

サメ氏は・・・アホレベルです

 

いつか、バンクーバーから帰って、

常にサメが背負っていた行動用リュックを、

帰宅後、開けてみたら・・・

結構大きい電卓、

翻訳機械とそのカセット数個、

急にお世話になった人にプレゼントする筈だった扇子等々、

極め付けは、

計算尺!!!!!

その全てを使っている姿は見ていません。

歩き遍路の肩掛けカバンから消しゴムが四個出てくる人です。

で、反省も、改善も皆無。

そして、くちこ自身が致命的な方向音痴なのに、

サメ氏もなのです。

割れ鍋に綴じ蓋にもなれない、哀しいくちサメです

 

恥を忍んで、此処に今回の荷物を公開。

因みに、五日分。

 

 

 

そう、海外旅行並み。。。

まあね、二泊目が湯治場的な温泉で、タオル等々自前。

玉川温泉の岩盤浴用に、敷物、掛物、ジャージ等々も必要で。

デカイスーツケースは、ほぼ空ですが、帰りはお土産で一杯になると思われます。

此処でサメ氏から一言。

「だから、僕が秋田までマイカーで行きたかったんだ」

本人は、くちこは、助手席で寝ていれば良いのだからと思っているらしいけれど、

知っている道ならともかく、知らない道をねぼけ眼で運転している、

しかも、ナビが良く理解できない人と知っている以上、おちおち眠られないことを理解していない。

 

とにかく、

楽しみ三割、不安七割。

でもま、

同期会の皆さま、

秋田の皆さま、

くちこ、いざ、見参

 

そうそう、昨日、ご近所さんから、魚を貰ったのですが、

一匹、怪しい魚が・・・

鱗を先ず取ったのですが、

 

 

四匹は鯛、で、怪しい魚の腹を捌いてみると、

こ奴、魚のくせに、魚を産むらしい。

その時点で、生き方を間違っているわ。

キモ・・・

 

 

 

昨日は、シャドーボックス教室だったので、生徒さんに聞いてみると、

二人、知っている人がいました。

名前までは知らないとのことですが、

小骨が多く、美味しくない魚だと。

釣れてもリリースする魚で、

食べるなら、三枚におろして、カリカリに揚げて南蛮漬けにとのこと。

一番のお勧めは、こっそり捨てることだと。

だよね。

取り敢えず、冷凍しました。

 

では、気を取り直して。

押し花額を掛け替えました。

昔、くちこんちの庭にあった白藤と山で採った山藤の押し花です。

藤の繁殖力って凄くて、手を焼いたので抜いたのですが、その前に記念に残した作品です。

 

 

では、皆様、良いGWをお過ごしくださいませ

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薫風、時に吹き荒れる五月に黙考するくちこ

2017年05月01日 21時19分54秒 | 日記・エッセイ・コラム

何年経っても、同じ物を飾っています。

                     

 

                    

 

全部出す気力は無いので、サラリと。

 

サメ氏は、田植え準備の為、ずっと実家泊。

本日、帰宅も、明日から、再度、実家泊の予定。

たまに帰ってくると疲れるわ

マジで。

タケノコとかさ、バケツ三杯

この写真は、三割位減った後の写真です。

今日は、焼きタケノコと、若筍煮、明日は、タケノコご飯。     ↓食べかけの焼きタケノコ

 

                    

 

一人暮らしをしていると、沈思黙考することも多々。

そう、よおく考えると、

くちこは、内向的で、人間嫌いなのでは、と。

元々、小学五年位までは、内気で寡黙だったし。

三つ子の魂は・・・

一旦、深く深く潜航し、

還暦近くなると(58歳)、再度浮上するのではないか?

 

くちこは小学校の頃、自宅で自分の誕生会中に、

みんなが騒ぐのが苦になって、一人で家の外に出て行った子です。

自己表現はするようになりましたが、

決して、ハイテンションでは無いんです。

苦になる付き合いをする位なら、孤独を選ぶ、

そう、人の根っこって、結構、盤石だわ。

て話を、ご近所さんちで珈琲のみながら報告するくちこですが・・・

先週は、親友にも同じ話をしたし。

勿論、サメ氏にも話した。

サメ氏の説明によると、

単に、我が儘なのらしい。。。

孤独を選んでいるのやら、いないのやら?

 

きっちり、言いたいことは言い、

色んな人と関わる。

が、何かが・・・

よく解らん人間だなあ・・・

 

苦手なのは、

心を許していないのに、表面だけ親しいフリをする。

楽しくないのに、楽しいフリをする。

そのギャップに対する消耗・・・

 

みんなそうなのかなあ?

生きるってそうなのかなあ?

くちこはね、

なるべく、金太郎飴的に、

裏表は最小限に、シンプルに生きたいなあ、とかね。

そう、

くちこは、大胆不敵ながらも、清廉にて繊細なのでした

 

それにしても、

一人だと、何も料理しないわ。。。

ずっと一人だと、栄養失調になるかも。

秋田で栄養つけようっと。

 

今日は、船旅友達のS婦人から、手作りベーコンや、各種お土産がたくさん届きました。

こんなのも。

 

スヌーピー版、ふち子さん?

また秋に、船旅、ご一緒します。

こんな変人くちこでも、懲りずにお付き合いしてくださる方々、

此処に、感謝を表します。

                 by くちこ

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