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あたいのぶんせき

2009年09月02日 | Weblog
 9月 2日

 アタイが今回の選挙を分析してみました。

 いつも言われていることですが、小選挙区制度
だと、死票が増えますよね。
 小選挙区だと、当選するのは一人ですから、
当選者が獲得した票以外はいわゆる死票になり
ます。
 今回はあまり極端な差はありませんでしたが、
たとえば3人が立候補して、それぞれ33%づつ
得票するような接戦だったとすると、66%の票が
ムダになります。

 そこまでいかなくても50%の票が捨てられて
しまうような選挙区ならたくさんありますよね。
 そいで「あんたは落選!」となったのに、比例
で復活っていうのもヘンだしねぇ。

 んで今回の選挙、実際には全体の投票のうちの
46%(3300万票)、各政党でいえば自民党
への投票の74%、民主党だと13%などなど、
とにかく落選した候補に投票した人の票は全て
”オツカレサマ”です。どんな制度にしても
死票はでますが、今の方式だとそれが多いと
いうことです。

 民主党の得票率は50%、そいで議席は70%
獲得となりました。小選挙区制度だと、これだけ
開きがでるんですよね。

 比例代表でいえば、前回選挙よりも民主党は
880万票増の2980万票を獲得、自民党は
700万票減の1880万票でした。
 たしかに1100万票の差がありますが、増減
でいえば180万票ですから、そこをみれば
自民党の票が民主党に流れたことが分かりますよね。

 ちなみに公明党は90万票の減、社民党は
70万票減、共産党は2万票増。

 中小政党でいえば、みんなの党は300万票
獲得して3人が当選していますが、もう少し
作戦を考えていたら、もう1~2人は当選でき
たかも?です。(同じ300万票ですが、社民党は
7人が当選です。まぁ机上の計算ですがね)
 予想外が「・福・現党」で、100万票以上
の獲得でした。(議席獲得はなし)


 都道府県別の投票率、このあいだの「全国
学力テスト」の結果と似ているところがあり
ますよ。
 投票率が高いのは、秋田・山形・富山・石川
長野などです。これらは教育県と言われています。
 
 どうしても大都市圏は低いですねぇ。
 最高は島根県、ここは毎回トップクラスです。
そいで不思議なのが沖縄ですよ。日本で一番
失業率が高かったり、最低賃金も低いんですが
投票率も低いです。
 南国ですから仕事がなくても食べていける
からなんでしょうか、おおらかだからかねぇ?
(学力テストも下位ですよね)

 いろいろ分析や総括がなされていますが、
切り口によって結果(評価など)が違って
きますよね。
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