たまおのページ

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いいわるいだいがくしんがく

2009年09月22日 | Weblog
 9月 22日

 大学進学率が50%超えになりました。

 8月公表の学校基本調査速報による数値です
が、高等教育(選ばれし者)だけの学校ではなく
なったことが、この数字からだけでも分かります。

 少子化ということもあって、子供にかける教育費が
増加している。ということもあると思います。
 一昔までは、兄弟姉妹が4~5人というのは、
当たり前だったんですが、今は1~2人ですから
ねぇ。3人だとオォッ! ですもの。

 つうことで、18歳人口は15年前と比較しても
半減で、120万人ほどですよ。
 それなのに大学は1,5倍に増えて、600校弱と
なっています。
 んで、子どもは減って、大学が増えるということは
やはり学校が選択されるんですよね。

 ということで、私立大学の50%以上の大学(学部)
である265校が定員割れです。
 それでも大都市圏の学校(平均)は充足できていま
すが、地方は苦しいですよ。(同じく中小規模の大学も
定員割れが増加しているそうです)マンモス大学に
人が集まっている。というか、人気があるから学部を
増やしたり、定員を増加できるんでしょうね。

 この現状を打破するためには教育及び経営の質を
向上させる。つうことは教育環境や教職員の待遇改善
などなど。やらなければならないことが山積みですよね。
 学生のニーズを把握して、いかにそれを教育に取り
入れるか。ですよ。

 良い人材を集めることが一番大切だと思うのですが、
経営が苦しくなると人件費は真っ先に削減されてしま
うので、優秀な教授などを採用するのが困難になる。
 そうすると、若手の講師などでやり繰りすることに
なってしまうのですが、「大学に勤めている」といえば
世間的にはカッコイイんでしょうが、講師や臨時職員な
どだと年収200万円程度がザラだそうです。

 大学などでの非正規雇用者は4万人はいるだろうと
いわれています。 
 終身雇用も安定していていいのですが、それに安住
している古手の教授は大学改革には向かないですよね。

 あたしゃね。大学には希望者全入、ただし卒業する
ためには毎日勉強しても時間が足りない。
 という学校が理想だと思っています。つうことは、
やる気のある学生だけが大学で学ぶ。というシステム
です。
 んで、奨学金も卒業できたら返さなくてもよい。
つうのがいいなぁ。


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