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おとこはどうなる?

2018年09月02日 | Weblog
 9月 2日

 男が消える? 染色体のこと。

 なんですがぁ。こういうことって、まだ解明されていない
ことも多いので、推測のこともあるし、学者や研究者により
諸説あります。

 ということをふまえて読んでチョンマゲ。それに、あまり
詳しく書いてもなんのことか分からなくなるので、手抜きを
していますので、詳しく知りたい人は自分でべんきょしてね。

 まずはみなさんご存じの基本的なこと。
 生物の体は、たくさんの細胞からできていて、人間は60兆個と
いわれています(諸説ありますし、全員が丁度60兆個という
わけではありませんよぉ。(^_^) )。

 んで、細胞には核(細胞核)があり、核の中にはDNAがあり
ます。DNAには各種情報が収まっているんだよね。
 そいでまたDNAの中にあるのが染色体です。 つうことでふんとに
小さいし、特殊な処理をしないと観ることができないんですが、そい
でもどんなものか分かってきてはいます。

 そいで、染色体は2本で1組です。その数は生物ごとで決まって
います。
 人間は1~22番までは番号がふられていて、22X2=44本。
その他にXとYがあり、合計46本です。
 染色体が多いからといって進化しているとか高度な頭脳をもって
いるというわけではありません。種によって固有というだけです。

 下の図は見本です。こんなかんじで1~22までは2本ずつ。
最後にXとY。



     分かり易く図にしただけですからね。
     実際はこんなふうに並んでいるわけでは
     ありません。

 で、ここからが今日の本題。
 XとYがなんで別になっているかというと、これら2本は性染色体
です。この2本が女性ならXX、男性だとXYの組み合わせです。
逆にいうと、Y染色体は男性しか持っていません。

 生物は元々がメスしかいなかった。(メスだけで増殖・繁殖できた
んだけど、進化の途中で【オスがいたほうが環境の変化や病気などに
対応できる=多様性】に気が付いたんだね。ということで、オスも
いたほうがいいか。ですよ。

 だもんだから、おまけのようにオスが作られて、男性ホルモンを
出すように命令するような機能があるY染色体ができた。
 つまりYが無いと男性ホルモンなどが出ないので、メスになる。

 そいで、1~22番のうち、殆どの染色体は2本の長さが同じです。
ところがYはXの半分ぐらいしかありません。
 元は同じ長さだと考えられていますが、Y染色体に傷ができたり、
異常になったりすると、その部分を切り離していったので、だんだん
短くなってきた。と推測されています。(Xは2本あって、ある意味
修復できるんだそうです。Yは1本だから傷ついた部分は捨てるしか
ない)

 で、Yはだんだん短くなる。そのうち消える(数百万年後といわれて
いますので、Y染色体が消える前に、人類が滅亡してるかも?)
 これは人間だけじゃなくって、Y染色体を持っている生物全体に
同じことが起こっているそうです。

 結果、「Y染色体が消える=男が消える」。ってことです。(笑)
 メスとオスという基本は維持しながら、オスの機能をメスに任せる
のか、Y染色体の機能を別の方法に置き換えるのか、メスの中から
オスに転換するようにするのか、とにかく生物はまだまだ進化して
いくので、Yが消える前になんらかの対応(生物として)が行われると
思いますね。(^_^)/
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