たまおのページ

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どよーあちこちさん

2018年09月19日 | Weblog
 9月 19日

 先週の土曜日、アチコチ移動でした。その3

 昨日の続きから。
 あつこちゃんと中華屋さんでランチしているときの会話から。
 「こないださぁ。なんだかむしゃくしゃしてて、こういうときは
相田みつをだ。って思って国際フォーラムの美術館に行ったのよ。
そしたら、ある人が撮影した昔懐かしい写真の展覧会をやっていたの。
昭和30年代の写真なんかがたくさんあったのよ。子どもたちが
遊んでいる風景とかさ。なんだか私がその中の1人として写って
いるような感覚になったわ」

 「だぁね。まだモノクロの写真だよね。いいよねああいう
ほのぼの系の写真。懐かしいよね」
 「あの時代に戻りたいわけじゃないけれど、そのときどきで
楽しいこともあったし、見入ってしまったわよ。相田みつをを観に
いったんだけど、もうソッチはどうでもよくなったわ」(笑)

 自分が子どものころから身近なことを写していて、保管していた
ネガが見当たらなくなってしまったんだけど、家の中を整理して
いたら出てきて、じゃそれらの写真を公開するか。となって、展示し
たらだんだん評判になってきたそうです。

 「撮影した人が会場にいたから、話をしたのよ『懐かしいですね』
って。そしたらお茶でもしながら話をしましょうということに
なって、その人とお茶したの」

 そしたらそこに60歳ぐらいの男性がやってきて、その人と3人で
話をしているとき
 「どちらのご出身なんですか?」って私がきいたら。
 「足利です」
 「足利といえば美味しい最中があるってきいたことがあるんですが
本当ですか?」
 「ええ、こいん最中ですよね。あの包装紙は私の父がデザインを
手がけて世に出た初めてのものなんですよ」
 「えーっそうなんですかぁ」

 「あつこちゃん。アタイが栃木からお土産を買ってくるときは
古印最中だよ」
 「あら、私は貰ったことが無いわよ」
 「あつこちゃんに贈るのは愛だけだよ」(笑)

 古印最中はしっとり感のある餡で、あまり甘くなく、いくつでも
食べられる。そんな最中です。
 意匠というか最中の皮には昔の印鑑模様がついています。

 「でさぁ。その男性が席を立ってから写真家の人が『あの方は
相田みつを美術館の館長さんで、みつをさんの長男よ』だって。
知らないことは恐ろしいやら素晴らしいやら」(笑)

 「それでさぁ。そのときはノリで電話番号を教えたのよ。『こん
どは食事しましょう』って言うからさ。でも本当に食事に誘われても
行きたくないわぁ。成り行きで教えただけだもの」

 アタイ、写真家のことをあとで調べたんですが、それなりに活躍して
いる女性でした。
 ポーズをとったりして、作られた写真は好きじゃないですね。自然体
で動きのある写真がいいです。

 てなことを、あつこちゃんと1時間弱オシャベリして移動でした。
 このつづきは明日へ。(^_^)/
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