6月 12日
モツレクでした。
モツ煮をもって、レクリエーションに行く。じゃありません。
モーレツ社員(懐かしいことば)でもありません。
モーツァルトの「レクイエム ニ短調」のことです。楽器や合唱・声楽
など、だいたいの音楽関係者はモツレクと言っています。(日本人はなんでも
短くするのが好き)
とはいっても、モーツァルトはこの曲を作っている途中で亡くなったので、
彼としては未完の曲です。
で、ボランティア仲間が「たまおさん、コロナが収束していないけど、合唱
で歌うから聴きにきて」と、誘ってくれました。
「パートはどこ?」
「テノールです。合唱団としてはそれなりの人数なんだけど、テノールは
2人しかいない」
「わっはっは」大笑いするアタイ。
この合唱団の以前の写真を見たんですが、7割ぐらいが白のブラウス。
(つまり、女声です。男声の衣装は上下とも黒)
残り3割が男声で、テノールはその中でも2人だけ。ありえない編成です。
「アタイも少し歌ったことがあったんだけどなぁ。よければ手伝いに行こう
か?」(これは冗談半分)
「仕方がないので、エキストラを7~8人いれますよ」
「テノールの頑張りを期待しますよぉ」と、聴きに行くことにしました。
「置きチケットにしておくから、受付で受け取ってください」
「りょうかぁい」
だったんですが、こないだのボランティア。アタイが仕事をしていると
「チケットを持ってきました」と、雨の中を自転車でやってきましたよ。
「ありがとねぇ」必ず行くからね。
ということで、当日。
雨の予報だったので会場まで車で行きました。

客席は1つずつ空けて座る。遅めに入ったので、座れたのは一番前。
目の前のオケピには40名ほどのオケ。(弦楽器が多く、管楽器が少な目。
コロナということで、減らしたんでしょね)
演奏開始。
合唱団は舞台の上。これも1mぐらい間隔をとっていました。
女声は70人ほど。男声は25人ぐらい。(エキストラも入っている)
まぁなんと偏った編成でしょ。(笑)
男声はずぅ~とフォルテで歌うしかないですね。こんだけバランスが悪いん
だもの。
ソリストはバス以外の3人がよござんした。ソプラノの高音がもう少し伸び
るともっとよかったけど。
楽器はトロンボーンの1人がよくなかったけど、あとは気にならなかった。
良い音楽だと居眠りするんですが、この日はコックリしませんでしたね。
ということは・・・だね。
1部が「魔笛」2部が「モツレク」どちらも歌えたのになぁ。(^^)/