6月 15日
楽譜作成ソフト。その2
昨日からのつづき。次はパート譜の作成作業。
ソフトを使って作成した譜面、例えばソプラノの1列目をクリックすると、
曲の全てのソプラノを選択してくれます。それを新規作成・保存みたいに
すればソプラノ譜が簡単に出来上がります。これは便利。
とりあえずパート譜ができたので、次はその譜面を人間の声らしい電子音で
歌わせなければなりません。がぁ。
購入したソフトには、楽器とか声に似せた音は出せますが、人間の声に近い
音声を作る機能がありません。
最新版のソフトは人間らしい声で歌うようなので、追加(サブスク=サブ
スクリプション)で1ヶ月版を買いました。
なんとか最新ソフトを手に入れたので、パート譜を読み込ませました。
パート譜の音量は100%のまま、演奏のほうは音量を半分にしました。
このソフト男声・女声や大人・子どもなど、音質を変えることができる。
そいで作った歌を聴いてみましたが、まだ修正が必要な個所があることを
見つけたのでそれを修正しながらの作業でした。
2日がかりで作った音声をmp3に変換してPCに保存。
初めは使い方が理解できないし、作成作業を途中で止めると覚えたことが
スッカリ頭の中から消える(なにしろアタイの頭脳はこういう作業には向いて
いない)
アプリの他の機能も使ってみたりしたので、朝から夜まで食事とトイレ以外
はPCの前に座って連続作業。目がチカチカ。頭がクラクラしてきました。
やっと作ったパート譜と歌を依頼者にLINEで送って確認してもらいました。
歌は楽譜どおりに歌えばいいものじゃないのはみなさんもご存知。
作詞・作曲者の意図を汲んだり、合唱指揮者(指導者)の解釈で違う演奏
になる。というとことで、ナットクできるものかどうかは???
次の日に返信がありました。
チェックして、希望に沿わない(音符と歌詞の位置=歌い方が違ったり)
個所がいくつもあって、その個所を作り直し。
これまた時間がかかる。たとえば歌い方でいえば、歌詞そのままだと
「なおる~」と歌う個所を「なぁおる~」にしたり、「なお-る-」に修正する
ような指示があったら、その通りに楽譜の歌詞の位置を変更するとともに
歌もそう聞こえるように微修正しなければなりません。(これが面倒で難しい)
元の譜面では歌詞が「ra」と書いてあって、それをソフトで読ませると
「ウラァ」みたいに聴こえるんです。なるべく「ラ」に近づけるために試行
錯誤。30分格闘して、「らっ」が一番近いことを見つけました。
修正したものを送っておきましたが、もう何回かは直さなきゃダメだろう
なぁ? いつになっても使いこなせるようにはならないだろうなぁ。(^^)/