日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

東彼杵町での魚釣り

2013年06月22日 | インポート
午前中は仕事だったので、それが終わってから単身赴任の部屋に帰り、しばらくテレビを見てくつろいでから、14時50分頃に部屋を出て実家に帰る事にした。

以前に、東彼杵町役場の脇を流れている川の河口付近でウナギが釣れるという話を、私が「仙人様」と呼ばせていただいている方から聞いていた。

実家に帰る途中で、そこに寄ってウナギ釣りをして帰ろうと思い、国道を走りながら釣具屋さんを探した。

釣り道具は車に常時積み込んではいるが、魚釣りには餌が必要。

東彼杵町役場近くの国道沿いに釣具屋さんはあった。

「ミミズはありますか」と問うと、「ありません」との答え。

仕方が無いので、その時点でウナギ釣りはあきらめて、何でも良いから海岸付近で釣れる魚を釣ろうと方針を変更した。

アオイソメと氷を買って、東彼杵町役場の西側の道路へ入り、海岸の方向へ進んだ。

初めて通る道なので、道なりに進んでみた。

小さな漁港があり、防波堤があった。

役場脇を流れている川の河口とはだいぶ離れているようだったが、神社の脇に駐車スペースもあったので、そこの防波堤で釣る事にした。

若いお父さんが、男の子と女の子を連れて、楽しそうに釣りをしておられた。

「何が連れるのですか」と問うと、「キスが連れます」との答え。

その親子連れから少し離れた所に陣取り、釣り針のすぐ上に大き目の錘が固定してあるカサゴ釣りの仕掛けを期待を込めて投げてみた。

少しずつ引き寄せると、ほどなくしてブルブルッとした魚信が竿先から伝わった。

合わせてみるが釣り針にかかってはくれない。

餌を付け替えてから再び投げてみるが、同じように魚信はあってもかかってはくれない。

同じ事を5回ぐらい繰り返してから、仕掛けが悪いのではないかと思い、仕掛けを換えてみた。

キス釣用の仕掛けは持っていなかったので、キス釣仕掛けに似ている別のカサゴ釣の仕掛けに替えて投げてみた。

今度は釣り針に掛かってくれた。

体長10cmほどのキスが釣れていた。

その後も魚信はあるが釣れてはくれないパターンが続いたが、たまに釣れてくれることもあり、体長20cmのキスも1匹釣れた。

明るかったので、18時50分ごろまで釣りを楽しませてもらってから実家に帰った。

日中の時間が一番長い「夏至」の日の翌日の、東彼杵町の海での初めての魚釣りだった。


豊田一喜