日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

山茶花(さざんか)の芽吹き

2013年06月30日 | インポート
以前に、妻から、「低めに剪定しといて。」と言われて、ほぼ伐採に近いように枝を落としてしまった山茶花(さざんか)の木がある。

視線から見下ろすぐらいの低めにするためには、葉っぱが茂っている枝をほとんど全部切り落とさないとそうはならない。

ということで、葉っぱが1枚しか残らないような丸坊主にしてしまっていた。

そのうちに芽が出るさと軽く思っていたが、枝の切り口が枯れかかっているように見えて、少し心配になっていた。

昨日、枝の切り口から少し離れた所に、2mmぐらいの新芽を見つけた。

凝視すると、5箇所ぐらいから、ほんとに小さな芽が出始めていた。

梅雨の雨とお日様と、山茶花の種を保存しようとする生命力がそのようにしたのだろう。

今日はそれらの芽がさらに成長して少し緑色に見えるようになっており、葉っぱとして認識できるようになっていた。

その山茶花の木を、知人からいただいてきて植えていた母から、「ゆーゆいち切ってしもて。せっかく花の咲きよったとに。」(「ぜーんぶ切りたくってしまって。せっかく花が咲くようになっていたのに。」)とぐぜられていたので、ほっと一安心した。

いずれ、目線より低い位置で、椿の花に似ている紅い綺麗な花を見せてくれる日もあるだろう。

山茶花(さざんか)の花言葉は

「困難に打ち勝つ」
「ひたむきさ」
(白)「愛嬌」「理想の恋」
(桃・赤)「理性」「謙遜」

なのだそうだ。

丸坊主にされても芽を出した。

なるほど、「困難に打ち勝つ」、「ひたむきさ」、そのとおりの花だと思う。


山茶花の芽吹き
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かなり成長した緑のカーテン陸ワカメ(おかわかめ)
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豊田一喜