日々雑感「点ノ記」

備忘録(心の軌跡)

カクテル「ショーコーイン」

2013年01月26日 | インポート
「ショーコーイン」という名前のカクテルを試してみた。

「ショーコーイン」という名前で検索しても、そのような名称のカクテルは見つからないと思うし、レシピも分からないと思う。

なぜならば、それは私が勝手に作って命名したカクテルだから。

台所のテーブルの上に、焼酎が少し入っているビンと、2リットル入りのコカコーラのペットボトルと、安物のワインが少し入っているビンが並んでいた。

翌日が仕事休みの日の晩には、のんびりとした気分になり、食事の前に少しだけ飲んでみたいと思うように、最近はなってきた。

さて、何を飲もうかと思ったが、ストーブで温まっている台所を出て、縁側に置いている冷蔵庫のところまで発泡酒の缶を取りに行くのも寒いしなと思うぐらいの「ふゆみなし」ゆえに、台所のテーブルの上に並んでいる3本の中身を混ぜて飲んでみようと思ってしまった。

ちなみに「ふゆみなし」は、ここら辺の方言で、「めんどうくさがり」とか「まめではない」とかいう意味で、台所の冷蔵庫は、妻が管理する食材などに占拠されているために、私の発泡酒を入れておくスペースがない。

コップに焼酎とコーラとワインを少量ずつ注ぎ、箸でかきまぜる。

これでカクテル「ショーコーイン」のできあがり。

それぞれの分量は、好みに応じて増減すればよい。

私の場合には、コーラをやや多めに入れた。

飲んでみた。

それぞれの飲物の味が、舌の上でそれぞれ自己主張をしてくれて、なかなか面白い味だった。

難点としては、飲みやすいので、ついつい何杯も飲んでしまい、あとで効いてくるということ。

ワインや焼酎の愛好家から見れば、飲み方の邪道と思われるかもしれないが、元々カクテルというのは、いくつかの材料を調合し撹拌して作り出された飲物だから、飲む人それぞれが自由に混ぜ合わせてみて、好みの味を見つければよいと私は思っている。

私の「ふゆみなし」さから作り出された、「ショーコーイン」という勝手な命名のカクテルだが、自分としては気に入っている。



豊田一喜






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