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食のルネッサンス

「フランス料理の源流を訪ねて」著者 ロベール・フレソン著/酒井一之監訳と言う著書を持ってフランスに来て、あっという間にもう20年経ちましたが、、、
この20年住んでみて、フランスだけではなく、ヨーロッパの随分と様々な変化を感じて来たかなって思います。

地方にはその土地で育まれ、伝承してきたはずのレシピがあるのですが、そんな伝統料理は随分と失われ、便利や効率的、簡単って言う言葉に置き換われ、面倒臭いとか古臭いという風に土地の伝統は扱われ、なぜ育まれて来たのか?なんて言う本質の部分は少し蔑ろにされて来たように思います。

ただこのコロナで生き方や暮らし方の意味をもう一度考える機会を得た事で、育む意味をもう一度考え直す機会を得てるように思います。

そんな育む事の大切さを気づかせてくれるヒントに、日本人が見つけて大切にして来た「UMAMI」と言う言葉が鍵になるんじゃないかって思っていますが、フランス、イタリアなどの地方の生産者などを訪問をして、その扉を開いていければと思います。

ニースにお店を開いて20年と言う事で、まーそんな記念としてヨーロッパの歴史と共に喰い改め、ウェルビーイングに繋がる地域の育み、家庭の育みを見つけていければと思います。

松嶋啓介「食のルネッサンス」ニース、オリーブオイル生産者「ラ・クレマンディーヌ」編
https://youtu.be/7czY4ikI34M




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