グランプリライダー 福田照男の生きざま!
コンチネンタルサーカス時代
の世界グランプリを走った
最後の日本人プライベーター
だった。国際A級日本チャンピ
オンだったがWGPではトップ
グループを走る事があるも、
ワークスに押されて厳しい
戦いだった。
引退後は名解説でロードレース
のテレビ放送ではお馴染みだっ
た。
福田照男さんは、残念ながら
その後交通事故に遭い、オート
バイには乗れなくなってしまっ
た。
昨年のインタビューでの福田さん。
きょうのバファローズの試合
インフルエンサーともいえる
登録者数の多いユーチューバー
二輪あきんどが、何の資格も
ないのに大出鱈目の大嘘操作
を二輪安全講習として配信し
ているのを見た。
かねてより、出鱈目危険運転
を「正しい乗り方」として配
信しているような人物だ。
動画を観ていて、非常に腹立
たしく思えると同時に、社会
的な「危険」とは、こういう
人物が再生回数や視聴者が多
いからと正義感ぶる事だと
痛感した。
走行中の二輪ではハンドルを
切って曲がれと教えているよ
うな人物だ。道路標識も正確
に認識できないのに合法走行
の他人を動画で皮肉めいて非
難したりする。自分が道路標
識を見誤っているのに。
自分がバイクに乗る前の1980
年代-90年代の峠の乗り屋を
唾を吐くように揶揄し蛇蝎の
ように嫌い、自分こそが安全
運転普及者の代表であるかの
ような顔をする。
峠を走る時でも左に曲がるに
は左にハンドルを切れとも大
真面目に言ってる。
そして、ブレーキの挙動につ
いても大出鱈目の大嘘を「解
説」し、操作も危険操作を
正しいものとして拡散配信
している。
私はこれは社会悪だと思う。
危険を危険と正しく認知でき
ない思考法、その方法に自問
疑義を以て検証する事もせず
に唯我独尊で自分のみが正しい
としてそれを世に広めようと
する。
その実、その内実は危険極まり
ない二輪走行方法を「指導」
「解説」しようとしている。
まるで素人のように。
極めて危険。
存在自体が。
偉そうな喋り方とかそういう
のはどうでもいい。問題は
中身であり、その質性だ。
極めて悪質。悪い質性。
何も知らない素人や初心者は
騙されてしまうのだろう。
よせばいいのに、バイク雑誌
が再生回数と登録者数が多い
からとその人物を雑誌に掲載
して車両レビューをやらせた
りしている。インフルエンサー
の手を借りて雑誌販売数を増
やそうとして。
再生回数と視聴者数が多い
事が正義正統であるかのよう
に。
まるで、統一協会の社会犯罪
を黙認して蜜月で利用し続け
た自民党政府のような事を
する。
信者が多くいればそれが社会
的に正しい事をやっている
とは限らない。
実際に統一協会はこれまで
多くの犯罪を重ねてきた。
半世紀が過ぎ、ようやく解散
命令が出るに至った。
オウムにしてもそうだ。
問題は中身とやっている事だ。
多くの「大衆」が支持してい
るからとそれがイコール社会
的健全性を有するのではない。
悪しき事は悪しき事なのだ。
特にオートバイの運転などは、
出鱈目な危険走法を教え込ん
だりしたら、国民の命にかか
わる不幸を招く。
何が世の中本当の危険なのか。
ここを読まれている方々は
ご自分の眼と頭でどうか賢明
に見抜く事を願います。
自分だけでなく、他人の命と
生命財産に危害を加えない為
にも。
20才の女性二輪運転者が転倒、
反対車線に投げ出され車両に
ひかれて死亡。
20才の男性二輪運転者が転倒、
信号柱に衝突し死亡。
トンネル内片側1車線の緩やかな
カーブで対向車がはみだし、二輪
運転者の男性(54)が正面衝突で
死亡。
対向車と正面衝突で二輪運転者
の男性が死亡。
二輪運転者が転倒でセンター
ラインを越えトラックと衝突、
二輪運転者は意識不明の重体。
二輪が転倒、後部座席の男性
が意識不明の重体。
二輪運転者が事故で死ぬのは
とても悲しい。
公道で転倒して投げ出された
ら死ぬこともある。
たとえば首都高。
交通量はかなりあるので、二輪
で転倒したら後続車にひかれて
まず死ぬ。
そして一般道でも、車道で転倒
して投げ出されたら死ぬ。
立ちごけでも、信号待ちの時
だと右に倒れたら対向車にひか
れて死ぬ。左ならば同一車線
でも左に転げ投げ出されたら
同一車線直進車にひかれて
死ぬ。大型貨物車両だったり
したら即死の可能性もある。
防げる事故もあるだろう。
少なくとも、「絶対に」転倒は
しない事だ。
「立ちごけなどよくある事」
とか大きな思い間違いをしたり、
そうしたとんでもない認識を広
めるユーチューバーたちの行為
は極めて本当に悪質なのである。
本物の悪質な行為。
公道でバイクで転ぶと死にます
よ。ほんとに。
「転倒、立ちごけ、よくある事」
などで済ます問題ではないんで
す。
オートバイでの転倒は、走って
来る電車にホームから飛び込む
のと同じだと考えたほうがいい。
ヨーロッパ製の高級レザーロー
本日日本シリーズ第2戦目だ。
バファローズの投手が好投。
阪神は20時現在4-0で負けて
る。
さて、直球のセオリーとされ
るのがフォーシームと呼ばれ
ていた。
だが、研究者の科学的研究に
より、ツーシームとフォーシー
ムでは空力的差異はない事が
数年前に判明した。
非常に興味深い。
大昔からストレートのセオリー
はフォーシームと呼ばれては
いたが、果たしてそうなの?
という疑問が私にはあった。
軟式野球しか経験がないが、
変化しやすい軟球で投手とし
て投げる私の球は江川のよう
にホップアップしていた。
初速と終速の差が小さく、かつ
手元で伸びる。
私はすべてツーシームだった。
フォーシームよりも指の引っ
かかりが良く、非常に回転を
乗せられたからだ。
ただ、クリーンヒットされる
とやたらと飛ぶ。球速は速く
とも。
いわゆる星飛雄馬のように
「軽い球」だったのだろう。
大学時代に遊びでキャッチ
ボールをしていても、私の
球はホップしていた。
ある広島県出身のKという
後輩がキャッチボールを
途中でやめた。「球が速す
ぎて怖い」(ママ)との言。
その場にいた野球部の奴は
笑っていたが、その人は本
職なのでごく普通にキャッチ
ボールした。
その時の使用球は軟球だった
が、硬球と比べてやたら変化
する。まるで卓球のように。
あれなども空力とは関係ない
なんらかの作用があるのだろ
う。
左右と下方だけでなく、投げ
てのホップアップなどは肉眼
でもありありと見えた。
マグヌス効果を利用したのが
エアソフトガンのホップアップ
システムだが、面白い現象が
ある。
それは適切な重量の弾丸を使用
せず、軽すぎる弾丸を使うと、
直進進行していたBB弾はある
地点からまるで噴水のように
真上に向かって上昇するのだ。
これは、水平に射撃したので
はなく、下方に向けて発射し
た際にも同じ現象が発生する。
弾道が突然上昇して空に向か
うのだ。
そのカラクリは私はよく知ら
ない。
球体の動きで解明されていない
事が多いのはビリヤードもそう
だ。
実はビリヤードでの押し玉=
フォローショットは、手玉が
ラシャ上を空滑りしてから
前に進むとずっと思いこまれ
ていた。百年以上も。
多くの撞球参考書にもそう
書かれている。
だが、今世紀初頭に日本人が
超高速度カメラを使って科学
的にメスを入れた。
すると、ビリヤードの手玉は
撞き出された瞬間から全接地
前回転しかしていない事が
判明した。
驚愕の事実だった。
手玉は全周距離と回転数が
全く一致していたのだ。空滑
りなどしない。
空滑りのスピンしているよう
に見えたのは、それは全て
手玉が空中に浮いて空間で
回転していたのだった。
そして落下接地後にギューン
と加速するように前進する。
真実は空滑りではなく空中で
の空回りだったのだ。
フォローショット=押し玉
科学のメスは真実の物理的な
現象を捉える。
実はスポーツはそうした物理
性が解明されていない部分が
多くある。
これは武術でもそうなのだが、
武術の場合、精神論という
不確かな面に回答を求めよう
とするきらいが強すぎる。
精神性などでは物理現象は
変化はしない。
オートバイの操縦や運転も
実際のところはこの物理的
な現出現象をどう処理するか
というところに運転の根幹が
ある。
二輪の操縦では、やる事に
すべて意味があるのだ。
気分では物理的現象に変化
を及ぼすことは不可能だか
らだ。
「二輪走行は全て物理的」。
元ロードレース日本チャン
ピオンの本間利彦氏が常に
言うこれは真実であり、定
理だ。
自分ではカッコよく乗れてるつもり
でも実はダサい?!
カッコいいフォームで乗るために
意識すること
モトブロガー必見!バイクインプレの基礎#2
女性で二輪にまともに乗れて
いるモトブロガーなるものを
見た事が無い。
というか、いない。世の中に。
また、モトブロガーでなくと
も、男女関係なくダサ載りの
人は多い。
なぜか。
それは「解ってない」から。
ダサいダサくないの問題では
なく、爪先外向け、踵内側
締め無し、背筋伸ばし硬直、
顎出し、腕突っ張りの載り方
は「危険」なのだ。
危険を避け、自由自在にモー
ターサイクルロードモデルを
操る乗り方は、突き詰めると
必然的に「走るため」の乗り
方になってくる。
ここで丸山さんが言うのは
ヴィジュアル面からの解説
となっているが、そこには
カッコいい悪いとは別にもっ
と重要な意味があるのだ。
「乗れてる」二輪の乗り方と
いうのはこれ。これが典型。
特に「乗れてない」載り人に
多いのが背筋伸ばしだ。
そういう姿勢で運動がこなせ
るスポーツなどはこの世に無
い。剣道は背筋を伸ばすよう
に見えるが実は硬直伸ばしと
は異なる。これは別な機会に。
二輪のライディングフォーム
は、野球のキャッチャーが
構えるフォームのような背骨
の使い方になる。
路面からのショックも、加速
と減速のGも、背骨の各骨の
クッションで受け止める。
そのためには背骨硬直真っす
ぐ伸ばしなどは人間の身体
構造と運動機能からはあり得
ないのだ。
背骨は脱力させて軽く曲げる。
わざと曲げるのではなくごく
自然に弓なりに曲げる。
一般公道走行での四輪車の
運転の時の背骨の状態と同じ
ようにする。
四輪車の運転時に背筋をまっ
すぐに伸ばし切って正座の時
の上体のような姿勢にする人
はいないだろう。
二輪も同じく、ごく自然な
背骨の脱力状態にする。
肩も力を抜いて落とし、決し
て肩と肘は張らない。
日本のオートバイの歴史で、
過去最悪だったのが今から
5年ほど前で、世の中は性別
関係なく、危険な硬直乗りが
まるで集団洗脳のように蔓延
していた。
また、雑誌や教習所も大嘘の
危険姿勢を教える事を繰り返
していた。
だが、ここ1~2年ほどで、
情勢変化を俯瞰するに、心あ
るベテランたちが乗車姿勢に
ついて危険な硬直載りを回避
するようなアドバイスが多く
発信されるようになってきた。
ダサいから硬直載りがよくない
のではなく、ホントの真実を
言うと、あれは危険なのだ。
それでもまだ爪先をだらしなく
だらんと外向けにしている人
は多い。
それ、危険。
腕立て伏せのように背筋を
伸ばして腕も突っ張ってハン
ドルに体重を乗せている人も
多いが、それなども最大級に
危険。
そして、それらの多くの乗れ
てない載り人に多い特徴は
一様に顎を出している。
危険フォームの第一は顎出し
だ。それにより全てが崩れる。
それと、前に座り過ぎ。
当然物理的な位置関係から、
それではニーグリップができ
なくなる。腿付け根締めに
なってしまい膝が開く。
膝が開いてもいいのはバンク
のハングフォームの時のみだ。
そして、実はニーグリップ
よりも内踵でのマシン締め
のほうが重要だ。
足とマシンの間に隙間がある
のはステップ操作をしておら
ず、マシンホールド皆無で
あるので極めて不安定。
内踵を締め、そして爪先は
前に向ける。
これはテコの原理を使えば
ほんの僅かな力でマシンを
キュッと締めこむことがで
きる。
よくよく研究工夫されたし。
安全の為にも。
内踵で締めてマシンをホー
ルドし、爪先は前に向ける。
軽く膝でタンクを締め、背
骨は硬直伸ばしではなく脱
力させてごく自然に弓なり
にする。
肩は落とし、肘は張らず、
顎は引く。
脱力してマシンを完全制御
しているので、高速道路で
の100km/h走行時であろう
とも、このように片手運転
だろうが一切不安定要素は
無い。(1984年)
日本最大級の旧車レース
【テイストオブツクバ】
65歳のライダーが参戦したら
どうなった?
ZERO4クラス カワサキZX-4
マシンだけでなくライダーも
旧式(笑)。
おいらのふたつ年上。
予選1分6秒8位。
本チャンはスタート後のNSR
1コーナーで赤旗再スタート。
仕切り直しのスタートでミス
って痛恨の大量抜かれ。
スタート直後って大切だよなぁ。
今、国内レースで一番面白い
のがこのテイストオブ筑波
かもしれない。
だが、お祭りではない。
レースはレース。
最高峰クラスでは、私も普段
街乗り車のメンテでお世話に
なっている414ガレージの光本
選手がPPから決勝スタート。
途中後続第二グループであわや
大惨事の転倒があり赤旗中断
だった。
転倒者は後続車に跳ねられな
くてよかった。
コースで転倒して後続車に跳ね
飛ばされるとまず死ぬ。
後続選手たちは転倒者を非常に
巧みにかわしていた。
死ななくて本当によかった。
大昔、富士の最終で飛んだ時、
転げまわって立ち上がったら
私の両横をマシンがビュン、
ビュンと弾丸のように通過。
「あ、死ぬな」と思った瞬間
だった。かろうじて死ななかっ
たが、最終コーナーなので跳ね
られたらサヨウナラだった。
革ジャンの手入れは、これと
あとはホホバオイルのローシ
ョンを薄く引いて擦り込んで
から磨くように乾拭き。
これはホホバオイルとビーズ
ワックス混合で、ラナパーと
ほぼ同じ成分。かなり良い。