ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




昨日のブログに、「書こう、書こう」と思って、完全に書き忘れたことが頭から離れず、

今日は、がっこーでもやや気持ちの落ち着かない一日でした。

 

なんと、「わが教え子、ヒトラー」で、ヒトラーがハモンド・オルガンを弾くシーンがあるんですよ!

大晦日の夜、彼女とのデートの際に、彼女に弾いて聴かせているのが、ハモンド・オルガンの演奏なのです。

ちゃんと手元も映ります。2セットのドローバーも見えます。鍵盤は61鍵盤×2セットのフルサイズのものでした。

モデルは、スピーカー内臓型で、バックがサラン(ネット)になっていまして、でもサイドのカット・デザインがスピーカー内臓モデルでは比較的有名なA100ではなくて、C3のイギリス仕様みたいな感じでしたがが、C3はスピーカーついてませんし、

そもそもA100は1959年製造開始なので、終戦の年である1945年にはまだない……、というあたりまで、突き詰めて時代考証をしていたとしますと、モデルとしては、D以前の、CVとか、Cとか、Eとか……(出典はこちら)。

 

・・・うう、わからないー(厚見さんかボイジャーさんなら、きっとすぐ見分けるのでしょうね…)。

 

そのシーンだけでいいので、もう一度見たい。

 

でも、消しちゃった……

 

また再放送でやるかな……やったら、画面の写真を撮りましょう。

 

 

そうそう、再放送と言ったら、

一昨日、ダイオウイカが泳ぐところが撮影された番組が、N〇Kであったそうです。

 

「ダイオウイカ:泳ぐ姿世界初公開で高視聴率16.8%」

http://mainichi.jp/mantan/news/20130115dyo00m200022000c.html

 

僕はこの番組の存在を知らなかったのです(不覚極まりなし)。

 

観たい、視たい、見たい、看たい、ダイオウイカの泳ぐところ……くコ:彡。

 

で、これが今日、今から25分後に、再放送されるんですよ

 

何が何でも、

 

イカにしても、

 

イカを見ねば、

 

イカん。

 

これはもう、どんなお偉い方であっても、社長さんでも、市長さんでも、都知事さんでも、大臣でも、首相でも、大統領でも、

 

大王以下……

 

・・・うっ

 

皆で見るべきだと思うのです。

皆で見るべきだと思うのです。

皆で見るべきだと思うのです。

皆で見るべきだと思うのです。

……イカ同文。

 

 

イカがでしょうか

 

 

ではー。



コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )




ゆっくりDVDを借りに行く時間がなかなかないので、

その代わりと言ってはアレなのですが、ケーブルテレビにいくつかある映画専門チャンネルで、

知らなかった映画を、なんの予備知識もなしに観たりすることがあります。

深夜からのやつなどは、さすがになかなか一度で観きれないのですけれど、そのまま、続きを録画できるのが良いですな。

三日かけて観たりね。

まあ、本当は映画ファンとしてはこういう観方はちょっと申し訳ないところでもありますが(音楽で、今日はAメロ、明日Bメロ、サビはやっと明後日聴く、みたいな……)、

それでも、「観ないよりははるかにいいだろう」ということで。

 

やっぱり映画が、大好きなんですよ

音楽も大好きですけどね、僕にとっては、切り離せないものですねえ。

 

 

わが教え子、ヒトラー

超簡単なあらすじ

「終戦間際、敗戦が色濃くなっていたドイツ。すっかり鬱病になってしまっていたヒトラーの新年の演説の指南役として、収容所に入れられていたユダヤ人俳優が連れてこられたのでした。ヒトラーと“教授”の出会いから、演説までの5日間の物語。

主演は2007年7月に惜しくも他界した「善き人のためのソナタ(ぼくも、前に紹介させて頂いています)」のウルリッヒ・ミューエ。

 

ヒトラーがすっかり鬱になってて、自信喪失していた、という設定が面白かったです。

のっけから「ん?コメディーなのか?」と思う位に、シュールというか、皮肉たっぷりなシーンがふんだんに盛り込まれていて、ドイツ、終戦、ヒトラー、ユダヤ人、強制収容所、などのキーワードから連想するものにしては、肩肘張らずに見れますよ。

勿論、題材は切ないものです。決して、コメディーではありません。

しかし、ヒトラーを描いた映画は数あれど、初めて見たタイプのものでした。

いわゆる“シンパ”の人たちには、ものすごく怒られそうな。

日本では、こういうのは作れないんだろうなあ、と思います。

ドイツのユダヤ系監督が作ったそうですが、……なんとも、考えさせられる(素晴らしい)エンディングに、拍手でした。

 

ヒトラーという人は、指導者としてはともかく、演説がとびきり上手な政治家だったことは有名です。

そして、その演説を指導していた人がいた、というのは、史実なのですよね。

僕が昔読んだものでは、例えば「常に太陽を背に話しなさい」というのがありました。

民衆に、「ヒトラー=太陽のように強い」、というイメージを植え付けるためだそうです。

話しながら手を挙げる角度は何度が一番力強く見える、とか。

押しなべて有名な政治家や大統領などにはスピーチメーカーはいるようですが、

日本の政治家さんにもやっぱりいるのかな。

……いる方と、いない方、両方いそうですね(笑)。

 

おまけですが、僕の大好きな(暗い)映画「ミッドナイト・エクスプレス」の、あの印象深いトルコの裁判官役の役者さんが、この映画にも出ておりました。

僕、声だけで「あ!あの裁判官!」とすぐにわかりました。凄い印象深い声なんですよね。

 

シャッターアイランド

僕、ディカプリオが大好きなので、この映画も観たかったんですよね。

ディカプリオを「タイタニック」でしか知らない方は、是非、ジョニーデップ、ジュリエッタ・ルイスとの「ギルバート・グレイプ」をご覧になって下さいませ。これは、本当に名作です。

あと、ディカ様(様になった(笑))では、「ザ・ビーチ」が好きですねえ。どれも暗い映画ですが(笑)。

 

そして、こちらの「シャッターアイランド」。

見始めてから、すぐに「面白い!大好き!この映画、終わらないでいいのに!」なモードに入れまして(こういう気持ちで見れる映画が一番楽しいです)、

ずーっとずっと楽しくて、面白くて、ワクワクドキドキ、一言たりとも聞き逃すまい、一瞬たりとも見逃すまい、と、瞬きをするのを2時10分間やめて、

最後の10分で、「えーっ」。

 

確かに「衝撃のラスト」には違いない。

 

ちょっと、日本三大奇書のひとつと言われております、夢野久作の「ドグラマグラ」を思い出しました。

ガンジー」さんこと、ベン・キングスレー氏演じる、刑務所所長が素晴らしいですね。もう、本当に、うさん臭くて……。

ガンジーでは全然うさん臭くありませんよ(笑)!

監督は、「タクシードライバー」「レイジング・ブル」「グッド・フェローズ」などのロバート・デ・ニーロの名作たちや、

あのマイケルジャクソンの「BAD」のプロモーション・ムービーを撮った、マーティン・スコセッシ監督(本当は、スコシージって言うんでしたよね)

 

でも、この二本とも、とにかく見ている間、まったく飽きることも、だれることもなく、楽しませて頂きました。

 

予備知識無しで見るのって、いいですね。

後から予告編を見ると、「そうかなー?なんか、違う期待を持たせてるでしょ、これ」みたいなのって多いですよね。

まあ、ある意味においては、予告編の編集をされてる方って、職人でもありますね(笑)。

 

今日は、緑ちゃん倶楽部のメルマガ、「みどり通信 第八号」を配信させて頂きました。

なんと、過去最長、31000文字オーバー。

原稿用紙にして、77枚分超。

 

今回は、第二回 課外授業にご参加頂きました皆さまからお寄せいただいた授業の感想文をメインにさせて頂きまして、

それ以外にも、恒例の質問コーナーや、僕がピアノを弾いた曲のプレゼント(今回のテーマは、昨日の「雪」で弾いてみました)など、

内容盛り沢山(過ぎ?)で、お送りさせて頂きました。

 

感想なども、どしどし、お待ちしておりますねー(感想文の感想……。)

また、ただ今緑ちゃん倶楽部にご入会頂きましたら、この「まるでスパムのような長い(笑)」メールマガジンのバックナンバー、全て曲付きで、お送りさせて頂きますよ。

題して「謹賀新年!み年の“み”は、みどりの“み”。新春ご入会キャンペーン

ということで、どうぞよろしくお願い致します

ご入会希望の方は「入会フォーム希望」とタイトル欄にお書きいただき、

info@midorichanclub.com

まで、メールをお送りくださいませ。

 

次号は、昨年末発売になりました安全地帯さんの30周年記念ライブのDVDの、「川村ケン目線解説」を行けるところまで、書きます。何文字になるのかなー。

とはいえ、こちら、なんといっても30曲ですから、たぶん一回では終わらないと思いますが……(笑)、

ご入会頂きますと、真っ先にお読みいただけますよー

 

ではー。



コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )




昨日は、なんだか暖かいくらいの良い天気だったと思うのですが、

朝になって「あれ?雨かな?」

と思ったら、なんとまあ、

 

雪だー。

 

降るたびに毎度申し上げておりますが、

僕、雪は大好きで、とにかく、無条件にワクワクするのですが、

今日は、緑ちゃん倶楽部のレッスンもあったりしたものですから、

どんどん白くなる窓の外の景色を見ながら、色々とメールのやりとりやらをして、

慌てて、家を出たのでした

 

そこで、はたと気づく

 

慌てると、転ぶ、と(何をえらそうに)。

 

 

なので、ゆっくり写真など撮ってみたり(それが危ないという)。

 

ってか、懲りずにカメラを持って出たので、あの日のてんとう虫事件がよみがえり……おそるおそる、一歩一歩。

でも、新雪だったので、おかげさまで大丈夫でしたよ。

明日は皆さま、どうかお気をつけてです。カメラは、バッグにしっかり仕舞って持ち歩きましょう

 

 

レッスンにいらして下さっている方にはお馴染み、緑ちゃん倶楽部のレッスンスタジオ「スペース緑」の廊下の突き当たり……

ですが、こんな白一色なのは初めてしたので、珍しくて一枚。

大きな桜の木ですので、春はこの窓の外は、一面桜色になるんですよ。

待ち遠しいですね

 

暖かい部屋でのレッスンも終わり

寒い寒いと言いながら、駐車場の雪に

 

画伯の絵を描き残して参りました。

だんだん横長になってきてますね。太ったのか?

 

というわけで、雪と言えば。

あの方がいないと始まりません。

 

そう、雪田 丸衛門さん、とか、息子さんとか、ね。

 

今日は、なんと、あの息子さんが成長されまして、

 

……どうやら、新しい道を見つけたとかで、

 

ちょっと雰囲気が変わっておりましたが、

 

中身は、あの息子さんなのだそうです。

 

 

はい、では、ご登場願いましょう。

 

どうぞー。

 

 

はい、こちら、ユキコ・デラックスさんです。

 

 

ど、どうなのか、という(笑)。

 

皆さま、今宵は暖かくして、美味しい雪見酒でもどうぞです

なんなら、ユキ……コ見酒でもいいですよ。

美味しいのか(笑)。

 

P.S.ユキコ・デラックスさんの目は銀杏なんです。

雪だけに、銀杏世界、銀な世界、銀世界……

 

ではー。



コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )




明太子とたらこが並んで打っていることが多いです(売って、ですよね。ON砲かっつのー。←古い。)。

「食べたいなあ」と思って、

さて、「どっちを買おうか」と、はたと手を止めることがあります。

 

大人になってからは、辛味のある明太子を良く食べるようになりましたが、

でも、たらこも美味しい。

「明太子パスタ」も凄く美味しいけど、

「たらこパスタ」もとてつもなく、美味しい。

 

---------------
産卵前のメスのスケトウダラの腹からとれた「タラコ」 を塩漬けにし、各社特製の調味液で味付け、熟成したもの。

味付けに唐辛子を使用していますので辛いのが特徴。

http://www.mentaiko.com/hakubu/nani.html

----------------

なんと、明太子の味付けは、そのもとを辿りますと、キムチに行きつくんだそうです(Wikipedia「辛子明太子」)。

へー、これは知りませんでした

 

「辛い物、好きですか?」

と訊かれると、最近、ちょっと答えに困るようになりました。

 

タイ料理などのエスニック料理などが、そこら中で食べられるようになったのは、そう古い話ではないですよね。

“生春巻き”なんて、大人になるまで食べたこと無かったですもの。「ちゃんと揚げてよ!」って思ってました(笑)。

あと、真っ赤な火鍋を出すお店も、よく見るようになりました。

 

最近、“辛い物”が、とてつもなく辛いんですよ(笑)。

容赦ないんですよね。

 

なので、うかつに「辛い物?好きです、好きです!」なんて言っちゃうと、

「では、これこれここに行きませんか」などと、とんでも無いお店に連れていかれたり(こどもかよ)することになって、

冬でも大汗をかく羽目になったりするわけです。

 

夏に広島で食べた冷やしつけ麺も、「一番辛くないやつで」って言って注文したのですが、

それでも、一緒に食べたミュージシャンもプロデューサーも、全員、「辛いねー」と言いながら、大汗

あれで、5辛だの10辛だの、20辛だのがあるんですから、凄いですねえ。

 

ココイチのカレーも、7辛なんてのを食べれたのは、20代前半の頃の話。

当時でさえ「痛い、痛い!」だけでしたが、「もっと普通のを」と、それでも2辛、3辛を食べてました。

今は、1辛で充分になってしまいました。

 

ト〇だと言ってしまえばそれまでですが、確かに、辛さには弱くなりましたねえ。

 

でも、「まったく辛くないたらこじゃあ、ちょっと物足りない……」

そんなふうに思って、明太子を買ってしまうことの方が、実は多いのです。

 

悩み多き年頃なんです

 

 

 

って、なんだそれっ

 

 

ではー。



コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )




今日は、緑ちゃん倶楽部のレッスンの後、レッスン・スタジオであります「スペース緑」を提供して下さっている、三塚幸彦さん、小野美穂子さんご夫妻との新年会がありました。

僕を三塚さんに引き合わせてくれた、サックス奏者のKさんもいらして(KinKiKidsのツアーでご一緒させて頂いたのが縁で、その後、安全地帯さんの「僕らの音楽」でのサックス奏者としてご紹介させて頂いたりもしました。実は玉置さんとは、数十年来の共通の友人さんがいた、なんてビックリ話もありましたが)、楽しい会になりました。

 

写真では日本酒が沢山ですが、今日は飲んでおりませんよ(笑)。

 

その代り、ぶわっ(=生ビール)と、ワインと、焼酎を頂いて、これからの未来について、

勿論、音楽界の未来についてですが、沢山、お話しを伺ってまいりました。

 

三塚さん、そして三塚さんの尺八工房はね、実はとーっても凄いんですよ。

ロック・ファンでしたら、ダリル・ジョーンズというミュージシャンの名前を聞いたことがある方も多いかと思います。

 

これまで、マイルス・デイビス、マドンナ、スティング、ブルース・スプリングスティーンなどで、

そして現在はローリング・ストーンズのツアー・ベーシストでもあります(とんでもない、世界的売れっ子ですな)そのダリル・ジョーンズ氏

わざわざ

「今年、ストーンズのツアーで日本に行くので、ミツカ氏の工房に行って尺八を買いたい」

と、名指しで三塚さんに電話をし、工房に訪れ、尺八を買って帰ったのですから。

 

あるいは、ボクシングの亀田〇毅選手も、日本の心を学びたい、と書道など、さまざまな日本の文化に触れて自分を磨く、という企画を立ち上げ、

十以上の企画を経て、その一環で、尺八にも触れようと三塚さんの工房に来て、

それまでは鼻高々で、「俺は色々やってきましたが、どれもそれなりにやってきました。今日はよろしく。」

と言って、尺八に挑戦したそうですが、

 

どうなったかと言いますと、

 

何度か酸欠で倒れそうになり

 

最終的には

「完全に参りました。俺はこの企画で、初めて負けました。三塚先生は、凄い。」

と書き残したそうです。

 

 

で、なんで、倒れそうになったかという話を、今日、三塚さんに伺ったのですが、

 

「ボクシング選手ですから、亀田さんは、腹式呼吸をしないのですよ。常に、お腹の筋肉に力を入れている癖がついているので、呼吸は肺でしかしていないのです。」

 

ほうほう。

 

「しかし、尺八は、腹式呼吸でなければだめなのです。肺呼吸では、誰でも卒倒します。」

 

しかし、亀田選手は、最後まで、肺呼吸でやろうとして、三塚さんと「そのくらい、やったるでー」と、張り合ったのだそうです。

 

結果は、推して知るべし。

 

何度も工房で「ちょ、ちょ、ちょっと待って」と、倒れそうになって、

 

最終的に、「尺八、凄い、三塚さん、凄い。参りました」となったのだそうです。

 

工房に来た時には、鼻高々で「よろしく!」だったのが、

帰りには「今日は、ありがとうございました…」と、少し背を丸めるようにして帰ったそうです。

 

なんだか、微笑ましいような、面白い話ですよね。

 

でも、さすが亀田選手も勝負師。

 

ちゃんと負けを認める潔さは、持っているんですね。

 

そんなこんなで、三塚さんは、世界チャンピオンの亀田選手よりも(尺八では)強かった…(笑)、

という面白いお話でした。

 

工房には、ダリル・ジョーンズ氏からの三塚さんに宛てたお礼のメッセージボードが飾ってあるそうですが、

三塚さんは

「この間、大掃除をしてたら、なんかメッセージボードが出てきまして、『ああ、そういえばダリル・ジョーンズさんって人が尺八を買いに来てたね』と思って、有名な人らしいので、せっかくなので出そうかな、と思って」

と、ようやく工房に出したのだそうです。

 

三塚さんも、恐るべしですよね(笑)。

 

そんな三塚さんたちの描く未来、面白そうですよね

 

ではー。



コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )




次号のみどり通信(緑ちゃん倶楽部の長ーいメルマガです)の配信準備に追われ、あっという間に一日が過ぎようと、

 

……

 

もう過ぎたか。

 

 

一昨日の新年会で、一緒に写真を撮ったnishi-kenくんが、ツイッターに僕とのツーショットを載せてくれてました。

 

大先輩なんて書いてくれていますが、それは年齢くらいなもので

しかし……そういってもらうようなト〇なのですねえ(←昨日と同じ様なことを言ってる(笑))。

 

かたや、篠田先生 、飯野さんと三人でお話ししていた時には、

「川村君、今、いくつ?」って訊かれて、

「44です」

とお答えしますと、

お二人そろって、「若い!」と言って下さいました。

 

センパイたちからしたら、そういうト〇でもあるのですねえ。

ちなみに、篠田先生……ものすごくお若いですよね(絶対に年齢通りには見えないと思いますよ)。

飯野さんと

「篠田さんって、20年前と全然変わらないんですけど、なんでですか(笑)!?」

とお伺いしてしまいました。

 

「そうだねえ・・・まあ、自分で会社にして仕事やってるから、幸い、上からアレコレ言われるストレスがまったく無いのと、あと、結構若い子と仕事してるからかなあ」

っておっしゃってました。

 

若い子と仕事、という意味では、僕もがっこーでは若い子たちと話をする機会は沢山あるので、これは期待が持てるかな(笑)。

上からアレコレ、も、幸いないですからね。

自分で自分に、アレコレは、際限なくありますが(笑)。

 

篠田先生は、冨田勲先生ともよくお仕事されてますけどね、冨田先生ご自身が、ものすごく若い方ですから、これまたト〇はとらないんでしょうねえ。

冨田先生についてはね、先日イーハトーブ交響曲を書かれましたが、

「80歳を超えて、交響曲を書かれた方は、世界で初めて」

なのだそうですよ。

 

ほかにも色々と冨田先生のお話しを伺いましたが……

やっぱり、とんでもない方だということがよく分かりました。

いえ、全然よく分からないことだらけなんですけど(笑)、

篠田先生も「本当に信じられないくらい、凄い」と仰ってましたもの。

 

「信じられないくらい凄い」

というミュージシャン、音楽家を、

……あえて言いますと、

「信じられないくらい凄い“人間”」を、

僕は、何人か挙げることが出来ます。

 

そして、その方達の演奏を聴いたり、歌声を聴いたり、リアルタイムでお話を聞くことが出来ます。

これまた、凄い事ですよね。

 

凄い世の中に生きているんだなあ、

 

と、

 

うでんを食べながら思ったりするのです。

 

僕は最近、時々朝っぱらから、天ぷらを揚げます。

フライパンに1センチ程度の油で、全然カラッと揚がりますよ。

気分も揚がりますよ

 

食べるぎると、胃が若干、揚がらない感じにはなりますが(笑)。

 

でも、いつまでも朝から天ぷらをがっつり食べられる人ではありたいですねえ。

もし80歳になってもガンガンにやってたら、それはそれで、「凄い人」と言われるかな(笑)。

 

ではー。



コメント ( 9 ) | Trackback ( 0 )




キーボードマガジンの連載の原稿の執筆も、ひと段落。

あとは音源を作って、それの解説コラムを書けば終了。

その音源のアイデアは、まだ白紙なんですけどね。

考えねばですねえ……

 

ミニモーグは使おう。

ジュピターも使おう。

あと、なに使おう……やっぱり、クロノスXも使おうか、どうしようか。

えーっと、えーっと。

 

と考えているうちに、日が暮れるのです。

今日は1月も10日となりました。

これで、一年の36分の1が、終わったわけです(ひゃー)。

 

月日の経つのが、ほんとうに早く感じます。

そして、勉強したいこと、知りたいことが、どんどん増えています。

 

なんだか、夏休みの宿題を「まだまだー」と、なめてかかっていて、

休みがあと3日くらいになって、「さて、そろそろやるかな」と、取り出して見てみたら、

……全然3日で終わる量じゃなかった、どうしよう、みたいな(笑)。

 

若いうちに勉強しておきなよ、なんて、良く聞いた言葉ですが、本当に、そうなんですねえ(笑)。

きっとこれは、

「勉強は、年齢を重ねてからじゃ遅いよ」ということではないんじゃないかな、と思います。

たぶんですが、

「年齢を重ねると、やりたいこと、勉強したいことが増えるんだよ。でも、大人になっちゃうと、時間はそんなに無いんだよ」

というような。

でもね、「間に合わない」、っていうような言葉は使いたくないので、

ここは開きなおってですね、

「できるところまでやるぞー。」

という感じで考えようかな、と。

 

で、もしも間に合ったら、万々歳(終わりなんてないんだろうし、きっとこれからも、どんどん増えるんでしょうから、大変なことですね(笑))。

でもでも、

まあさ、

間に合わなくても、本当に自分で一生懸命やったなら、それでいいじゃないか、と

 

一生懸命やったら、お掃除とかと一緒で、やっぱり気持ちいいですもの

(掃除と一緒?どうなのよ、そこ?)

 

ということで、

今日のところは、とりあえず、一生懸命、食べて、飲もう

 

おいっ

 

マカロニサラダ、美味しいですねえ。

何かの付け合せ程度じゃなくて、がっつり、気の済むまで食べるの、気持ちいいですよ。

一生懸命、マカロニサラダを食べようじゃないですか、という(←絵文字、無いんだ)。

 

ではー。



コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




キーボードマガジン主催で行われた新年会なのですが、

これは本当に、

前代未聞であります

 

キーボーディストが40人……いや、数えたら50人以上おられますねー。

でも、この撮影の前にお帰りになられた方もいらっしゃるので……もしかして、60人とか?

キーボーディストが集まるなんて、3人でも、とーっても珍しいのに

 

僕は前回、初めてのキーボーディスト新年会には参加できませんでしたので、今回の二度目への参加が初でした。

勿論ね、普段からあまり「つるむ」体質ではない楽器柄(なんでかな。話せば、すぐに仲良くなるのに(笑))、

それぞれ全員がお知り合いというわけではないのですが、これからも続けて頂けるうちに、どんどん輪が濃く、広がっていくと思います。

こういう会があること、開かれたことに、感謝であります

 

順不同ではありますが、幾名かのキーボーディストさんと記念に写真を撮りましたので、どうぞです。

iPhoneの内側向きカメラで撮りましたので、画質があまり良くなくて申し訳ございませんです(外向きカメラとは、全然クオリティが違うんですよね)。

 

 

いきものがかりさんや、ポルノグラフィティさん、その他数えきれないサポートなどで有名な本間昭光さんと。

 

お久しぶりの(昨年のUstream以来でした)、フライングキッズの飯野竜彦さんと。

 

篠田元一さんと。数えきれないお仕事、書籍の執筆、そしてなによりも、あの冨田勲先生の片腕として、素晴らしいプレイをされている大先生です。

今日の会に参加したキーボーディストで、篠田さんと、あと集合写真の前にお帰りになられた武部聡さんを知らない人はいなかったでしょう。

 

ジャズピアニスト、作曲家の坪口昌恭さんと。

超絶技巧の方でもあり、また、美しい音楽を創られる方ですが、すっごく面白い方で、今夜はお話しさせて頂いている間、ずっと大笑いさせて頂きました。

 

nishi-kenくんと。宇都宮隆さん他のサポートなどでも大活躍の若手のイケメン大ホープキーボーディスト。

 

鈴木daichi秀行くんと。もう、15年くらいのお付き合いになるだいちくんは、本業は編曲家でして、ギタリストで、サウンドプロデューサーですが、キーボードも弾けちゃいます。

……まあ、いったいどれだけの仕事をしているのか、是非サイトをご覧ください。何年か前には、日本一の編曲家になったような。

 

レベッカの土橋安騎夫さん、そして、クレイジーケンバンドの高橋利光さんと。

土橋さんは……もう、ただただ、光栄ですねえ。沢山お話しさせて頂いて、とっても楽しかったです。

高橋さんとは、洗足学園でも同じ先生としてもお仕事をさせて頂いているのですが、学校ではすれ違いばかりで、何と今日、ようやく20年ぶりくらいにお会いできたのでした。

僕がデビュー当時、同じ事務所にいた先輩でして、色々とお世話になった大恩のある方なのです。

 

まだまだ、ここに書ききれなかった方、一緒に写真を撮りそこなってしまった方もおられます。

また、来年は必ずや。

今日お会いできた皆様、本当に楽しい時間をありがとうございました

 

そして、勿論ね、今日はお仕事で来られなかった方もおられますし、そもそも、この集まりは、全キーボーディストの新年会、というものではなくて、

キーボードマガジンに関係しているキーボーディストの方(&その関係者の方)たちの新年会、という位置づけの会でした。

何が言いたいかと申しますと……日本には、まだまだ、まだまだ、沢山のキーボーディストがいるということなのですよ(ほら、みなさんご存じの方が、他にもまだ沢山おられるでしょう)。

 

キーボーディストの未来が、明るいものになりますように。

 

僕、今日はがっこーだったのですが、その後、新年会の前に時間があったので、びよーん室に行っていたもので、なんだか、髪の毛がペターンとセットされてしまい、

おでこが明るいものになっておりますが(笑)、見逃して下さい

 

ではー。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




昔ね、あれは確か、小学校に入ったとかお祝いか何かだったのでしょうか……

家に、ピカピカの図鑑セットが届きました。

フルカラーで(あたりまえか)、全20巻とかあって、たぶん、それなりのものだったのではないでしょうか(図鑑のレベル差はよく分かりませんが)。

 

当時、僕は、貝を集めていました(・・・海月、じゃないよ(笑))。

今なら、焼いて美味しいハマグリとか、からだに良いシジミとか好きですが(笑)、

そういう二枚貝とかではなくて、

大きな巻貝とかが好きでした。

サザエは今でも大好きですけれども(←食べる話ばっかりかい)。

 

拾ったものばかりではなく、お土産にもらったりした僕にとってはとての珍しい形のものとかがキレイで、

何とはなしに取り出して眺めていたりしたこともありました。

 

耳に押し当てて

「海の音がする……

なんてね。

 

全然、しないんですけどね。

“コーッ”ってノイズしかしない(笑)。

 

で、その図鑑が届いてすぐ。

たしか、もうその日だったと思うのですが、

僕は、

「海の生物」だったか、「水の生き物」だったか、ずばり、「貝」だったか忘れましたが、

とにかく、貝が沢山載っている図鑑をケースから出して、

片っ端から、自分の持っている貝と比べて、

 

「あ、これ、持ってる!おんなじ!」

 

と分かったら、その貝の写真に「丸」を付けたんです。

 

小さい「丸印」じゃなくて、その貝の写真をまるごと囲むように、大きく、がっしりと、

 

赤いクレヨンで、次々に(笑)。

 

でも、貝って、見た目が似てるのが沢山あるんですよね。

ちょっとした模様の違いで、ほんとうに数えきれないほど。

なので、途中で、

「あれ?…僕のは、こっちか。」

と、また似たようなものが出てくると、それに丸をする。

「あれれ?これも、こっちだったか」

クレヨンですからね、前のは消えません。

どんどん、赤い丸が増えていくんですよ

 

運の悪いことに、貝を入れていた袋には、小さくて薄い、良く海岸で見るような二枚貝なんかも幾つか交じっていて。

これなんか、もう、子どもには、全然判別つかないのですよ(笑)。

 

なので「こっちか」「これか」「これだ」と、丸、丸、丸、丸。

 

最終的には、完全に、僕の持っている数(たぶん、せいぜい30個くらいだったと思います)の数倍~数十倍の丸が付きました。

 

ピカピカの図鑑に、べたべたのクレヨンの丸が。

また、そんなにキレイな丸も書けない時期ですから、はみ出たり、曲がっていたり、ひょうたんみたいになっていたりもしてました。

 

 

もう、彼女は覚えていないかもしれませんが……、

その日の夕方くらいに、

母が「図鑑、届いた?もう見た?どう?面白い?」と僕に訊いてきたのです。

そこで僕は、

 

褒めてもらいたくて

 

「見てみて!これ、見て!ほら、持ってるの、丸付けたんだよ!」

 

と、その……クレヨンで真っ赤になった貝の図鑑を、母に見せたんです。

 

そしたら、

 

なんか、

 

怒られたんですよ(笑)。

 

そう厳しくではなかったと思いますが、

なんとなく、褒めてくれるか、と思っていたので、少し切なくはなったのを覚えています。

なんて叱られたのかは、ぜーんぜん覚えてないんですけど。

 

で、母が、濡らしたフキンだかタオルだかで、その丸を拭き取ろうとして擦ったら、

クレヨンの丸が、ダーって横に、にじんだんです。

僕は、その丸がにじむ瞬間を、確かに見た覚えがあります。

 

で、その光景を見ながら

「なんか、悪いことをしたなあ」

と思いました。

 

「ごめんね」

って言ったかどうかも、覚えていませんけど。

 

もちろん、それから、ずーっと、その図鑑は手元にありました。

でも、

赤くにじんだクレヨンの丸のついた、その、「海の生物」だったか、「水の生き物」だったか、ずばり、「貝」だったかの巻は、

それ以降、あまり開いた覚えがありません。

貝も、その後、あまり集めなくなっちゃったかな。

 

 

僕は、本を買うと、マーカーペンとか、なければ普通の鉛筆でもボールペンでも、線を引きます。

できれば、赤と青の色鉛筆が一番。

マーカーと違って、項目とか、自分の「なるほど」具合に比例して、線の強さに差がでるあたりが、味わいも感じますしね。

もう、心置きなく、線を引きます。真っ赤にします(←なんのトラウマだ(笑))。

あ、譜面を作るときも、必ず、赤と青のこの色鉛筆が必要です(←譜面の時は、本当に無いと死活問題なくらい大事です。)

 

ほーら、こんなに短くなるまで使うんですよ。

エコでしょう

 

……って、こんなに何本も削っちゃってるんじゃ、エコじゃないですかね(笑)。

 

いえね、「あれ!?どこにいったかなあ」ってなるんですよ。

なんで、必要な時、見当たらないんでしょうねえ。

これとか、ハサミとかって

 

ではー。



コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )




七草粥。

wiki によりますと、

----------------

1月6日の夜、

あらかじめ用意したセリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの「七草」を、まな板の上に載せ、

以下の歌を歌いながら、

しゃもじやお玉杓子、包丁の背などで叩いて細かくする。


「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」(←これ、歌ね。メロディは……下の方で。)


明けて7日の朝に粥を炊き、

叩いた七草を入れて七草粥にする。

そして朝食として食べる。

----------------

んー、各項目において、詳細に考えていきますと、この通りではなかったような気がしますが、

でも、美味しい七草粥を頂きました。足りないので、ラーメン添えね(笑)。

 

これで、今年も食べることが楽しい一年になるぞ(←そういうおまじないじゃないけどね(笑))

 

 

で、その七草粥の歌ですが、

 

ふつーに、ケン索したら、このようなものが。

 

「七草粥の歌(by 息子)」←タイトルがいいですな。

http://www.youtube.com/watch?v=WXTwvmRPoq8

 

……和みます。いい息子さんだ。

ふふふふ、ふふふーん。

でも、歌詞が全然ちがうのね。

 

で、こちらは料理のプロの方の。

「七草がゆの作り方」(から、いきなり歌のところに飛ぶようにリンクを貼ってみます。)

http://www.youtube.com/watch?v=aLFFTnYsovM#t=2m55s

 

こっちも若干歌詞は違うようですが、「七草ばやし」なるもの、このような意味があったのだそうです。

面白いです。

------------------------------

これは、鳥追いの別の行事が七草に結びついた呪詞で、害鳥を追い、疫病の流行せぬまじないとして唱えられるようになりました。

古代では、鳥追いは広く行われてい て、物を叩いて音を出すことから、叩くことは鳥追いの重要な要素でした。

しかし、近世になり、農家では、子供や若衆を使っての団体では行われましたが、

町とか個々の家々では、鳥追いという専門職(乞食の一種、女性が多く、歌とか楽器を鳴らして家々を回る)の出現により、

一般人にとって、やりづらくなったり して、七草で済ますようになりました。

------------------------------

 

鳥追いかー。

と思って調べて見ましたら、ありました。

 

鳥追い歌

http://www.youtube.com/watch?v=8Tc33_U5JpQ

 

なるほどなるほどー。

 

そしたら、こんなリンクが。

「鳥追い歌」 by 中島み〇きさん

http://www.youtube.com/watch?v=dNL1LQ0SSb4

 

うはー、中島さんワールドにずぶずぶ……。

昔、小学生のころ、中島さんのラジオをよく聴いていました。

ラジオだと、めっちゃ三枚目なんですよね。

 

でも、この「鳥追い唄」の中島さんは、全然違う顔。こちらがほんとなのか、あちらなのか、……両方なのでしょうけれども。

凄い迫力です。最後の方は、もう、胸が「いてて」と、締め付けられます。

 

と、美味しい七草粥の話だったのに、全然違うムードでブログを書き終えます(笑)。

 

もし、なんだか怖いような、緊張感のある夢でも見そうだったら、

もう一度、「by 息子」さんの歌でもお聴きになってからお休みください

 

ではー。



コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )




今日は、緑ちゃん倶楽部の今年のレッスン始めでした

今日、レッスンに来てくれた、小学生の兄弟がいました。(これ、もしかして読んでくれてるかな?)

今日で三回目の、兄弟揃ってのグループレッスン。

少し年齢差はあれども、とっての仲良しの兄弟で、レッスン中も、どちらかがちょっと困っているとさりげなく助け舟を出してあげたり、

アドバイスしあったりと、見ていてとっても微笑ましく、思わず僕も笑顔になってしまう、楽しいレッスンなのです。

 

「ピアノは、小さなうちからやらなければダメ」などという、よく言われることについて、

そんなことは無いと思っていますけれど、

唯一、単純に子どものすごく良いところは、

「無邪気に、何度でも、繰り返すところ」

だと、聞いたことがあります(昔、このブログにも書いた覚えがあります)。

 

勿論、大人は理性でそれをやれます。それができるから、大人、というのですね。

それに、僕は大人になってから始めるピアノの良さ、楽しさ、アドバンテージは必ずあると確信しています。

 

でも、子どもは理性じゃないところで、ただただ、無心になって、それを“楽しんで”やれるんですよね。

これは、やっぱり凄いと思います。

例えるなら”眠るまで遊ぶ”あるいは、”遊びながら、眠る”

あの感覚は、子どもならでは、ではないでしょうか。

(大人は理性で、「うん、今日はここまでにしよう」と切り上げられる。これも経験を積んで、学んで分かったはずの、大切なことなのですけれどね。)

 

最近読んだ本の中に、あるピアノの先生の言葉がありました。

その先生は、音大を出て、何十年も大学で教授を務め、何冊もベストセラーになっている教本を出して、

また、ご自身で長年にわたって沢山の子どもを教えている、ピアノの先生の中でも有名な、ピアノの先生なのです。

その先生が、

「ピアノの教師というのは、“ピアノを使った遊び方を教える人”だと思います」という言葉がありました。

 

なんとなくお堅く、時に少し敷居が高くも感じるクラシックに精通したピアノの大先生が、こんなふうにおっしゃっていることを、

僕はとても嬉しく感じたのでした。

「遊びなのですから、もしも、楽しくなければ、辞めたっていいんですよ」

そう、これも、ごもっとも。

そもそも、楽しくなければ、上達だってあまりしないでしょうし……。

 

ピアノに限らず、どんな仕事でも何の勉強でも、とにかくなんでも、

楽しんでやっている人には、かなわないですよね。

 

楽しんだ人、

楽しんじゃった人が、

いつの間にか、気持ちよく弾けるようになって、

きっとその人は、もっと楽しくなりたいから、もっと練習しちゃったりして、もっと楽しくなっちゃう。

 

いいな、いいな。

僕も、そんなふうに、楽しみ続けられるように、ピアノと、音楽と、接していきたいと思います。

 

今日、120分のレッスンが終わって、ずっと付き添って見守っていて下さったお母様が、

「120分って、あっという間なんですねえ。」と言って下さいました。

そしたらお兄ちゃんが

「えー、僕にとっては、そうだなー、5秒くらいに感じた!」って。

弟君も、うんうん、って頷いてくれてました。

 

楽しんでくれてなければ、こうは言ってもらえなかったと思います。

 

そう、“ピアノを教えるということは、ピアノでの遊び方を教えること”……だとするなら。

楽しい遊び方を教えられなくちゃ、ダメなんだよな、と。

遊んでて楽しくなかったら

「もう、帰るー」

ってなっちゃいますものね

 

これは、子どもに限らず、大人の方へのレッスンでも同じですよね。

今日は、二月のレッスンカレンダーの公開日でもありました。

お申込み下さったお一人、おひとりにとって、楽しくて、良き時間になりますよう、がんがります

どうぞよろしくお願い致します。

 

そして、今日は、餃子始めでした。

わーい(・・・そういう締めでよいのか)。

 

ではー。



コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




大根ステーキというものを作ってみました。

いえ、「ふろふき大根」なんかいいなあ、と思ったのですが、お米の研ぎ汁がないとなあ、とか、結構準備がアレでしたので、

大根を使って、簡単に出来るもの……お雑煮はもうだいぶ食べたし、ということで、こちらを。

 

これ、簡単で美味しくていいですよ。

なんのこたーなくてですね、大根に十字包丁をいれまして、レンジで、ドン

竹串がスーっと渡辺徹さんくらいになりましたら、

あとは、フライパンにごま油をひいて、お醤油とみりん(・・・お好みでお酒もいいかも)で、軽く焦げ目がつくくらい両面を焼けば出来上がり。

実際、最初に大根の川……村ケンを剥くところからで、食べるまでで10~12分40秒くらいで出来ちゃいます。

ちなみに、写真の切り身がひしゃげてるのは、買った大根がクネクネ曲がってるやつだったので、こんな感じに

 

で、なんといっても、お勧めはやはり、大根の葉。

さくさくと刻んで、これもごま油で、炒めましょう。味付けは軽く塩コショウでOK牧場。

ここでベー林家コン平さんを使うことで、ステーキが大根でも、お肉感も出ますしね。

いろいろ、いいんじゃないかな、と

 

簡単、おいしー、へるしーと、とってもステーキな大根ステーキ。

よろしかったら、勘定奉行におためしあれー。

 

……「おまかせあれー」だろ、それは

 

 

今しがた、フ〇テレビで、芸能人によるピアノ対決というようなのをやってまして、

昨年放送した前回分を、昨日再放送していて、それをたまたま見てしまったこともあって、今夜のも、そこだけちょっと見てしまいました。

録画が出来ないので(まだ修理してませんからねえ・・・(笑))、みるしかないのですよ

 

基本は、バラエティー。

とはいえ……、

色々なことが、

音に出ます。

演奏に出ます。

 

演奏する芸能人の方々にとっても、こればかりは本当にそのままの勝負。

真剣な姿に打たれもしましたし、

また、勿論面白かったと同時に、

色々と考えさせられる番組でした。

 

ピアノは正直だな、と。

 審査員の方々の意見が、至極まっとうで、そこがまたとても良かったなあ、と思いました。

講評の部分だけ抜き出してみたら、バラエティーというより、教育チャンネルで見れそうなシーンでした。

 

そして、やはり改めて思ったことは、人を感動させるピアノは、たった一音でも十分なんだ、ということ。

芸能人の皆さんがチャレンジして、そして、「ミスしてしまった……」と言っていた部分は、

そのどれもが、ちょっと無理な、音楽的ではなくて、ただの音符的な速弾きであったり、

あるいは、自分の中にまったくないものを無理やり出そうとした時だったり、に見えました。

「そんな、無理に難しいことなんかしなくていいのに」

何度も、そう思いましたし、そんな中で、僕が「あ、今のところ、いいなあ」と心に思ったのは、なんでもない、ちょっとした簡単なメロディーのところだったり(たぶん、弾いている方の心に余裕があったところなのではないかなあ)、

あるいは、弾くのをやめて、手をゆっくり上に挙げている間だったり。

 

ピアノって、音楽って、

楽しいなあ、奥深いなあ、と思いました。

 

あと、緑ちゃん倶楽部をやっている身としましては、

 「もっと、ポーンって、簡単に弾ける和音ひとつで、いいムードが出せるのに」

とも思いましたよ。

皆さん、そういうコード的な弾き方ではなくて、

どなたも、指を左右に華麗に動かすクラシック的なアプローチの方たちばかりでしたから……(僕にはああいう演奏はできませんから、負け惜しみでもある、とも言えますが(笑))。

 

この企画、面白いので、是非ずっと続けて頂いて、

たとえば、……できたら、「大人になってから、好きでピアノ始めたんです」というような方にも、出てみて欲しいです。

あと、男性の方にも、是非挑戦してもらいたいですねー。

それから、本物のミュージシャンの方や歌手の方で、ピアノは全然専門じゃない方とか、

全然職種は違う方、料理人の方だったり、職人さんの演奏とかも聴いてみたいなー。

いいんじゃないかなー

 

あ、“芸能人”……じゃなくっちゃあ、だめなんだね津甚八……

 

ピアノは、指じゃなくて、心で弾くのがいいですよね。

シンプルでいいんですよ。

味付けは、大根のステーキとおなじで、醤油とみりんくらいでも、十分ステーキなんですよ、きっと

 

ではー。



コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




この年末年始は、読みたい本や、チャレンジしたいテキストなどが沢山見つかりました。

大晦日に注文してしまって、元旦に届いたものも4冊くらいありました(運送屋さんには申し訳ないところもありますね)。

何でもそうなのでしょうが(ネットサーフィンやYouTube漁りなんかがその典型でしょうけれども)、「ん?こんなのもあるのか」とか「あれ?ってことは、これは?」と、

どんどん先へ先へ、深く深く入っていってしまって、そこで、また発見をして、また「なるほどねー。じゃあ」とまた枝分かれ。

おまけに、最近などでは買い物をする「この商品を買った人はこんなものも買っています」なんて、関連商品を勧めてもくれるものですから、

「あーこれも読みたい」となってしまって、本当に、何冊買ってしまったことやら。

 

勿論、積(ん)読では意味もないので、読んでいかなければいけませんし、

基本的に小説などではないので、ピアノの前に座って、音を出しながら読み進めていかなくては意味がない。

で、音を出しながら本を読むというのは、実はものすごくかたつむりの歩みのようになりまして、1ページとか、へたすると、たった4小節の譜例で、

「なるほど、ってことは」と、またそこから本そっちのけで広がっていってしまったり、場合によっては練習モードに入ってしまって、その日にはクリアできなくて、

結果的には、本の上では数センチしか進んでいなくて、もちろん、まだマスターできていないので、次回もそこから……なんてね。

その時間たるや……(笑)。

 

でもね、楽しいのですよ、本当に。

「わからなかったものが、わかる」という過程って、ものすごく気持ちがいいのですよ。

勿論、その先には「できなかったことが、できるようになる」という、この上ない喜び、ご褒美もあったりします。

 

楽器は、その連続なのでしょうけれども。

特に近年は、「まだまだ、知らないことだらけだなあ」と思うことが本当に多くなりまして、

(以前は、自分が“知らない”という事すら知らなかった、ということでしょう)

 

そして、恐ろしいのが、

 

知れば知るほど、それが増えていくという現実です(笑)。

 

でも、本ってやっぱり凄いですね

誰かが、一生懸命研究して、数百ページ程度にものもまとめて、書いてくれている。

それを得るために、おそらくその著者は、積み上げたら数メートルにもなろう本や資料を読み、何年~何十年もの経験を積んだうえで、それをまとめてくれているわけですものね。

 

本屋さんに行くと、圧倒されます。

あれだけの、膨大な文字にされた「知識の塊」、絶対に一人の人間は、一生のうちに読み切ることはできませんよね。

ちょっと大きな本屋さんや図書館などですと、わずか、「音楽関連」の書籍の棚の前に立つだけで、くらくらすることがあります。

で、ちょっと手にしてみると「あー、これ面白そう!」と思ってしまう、次の本も、そう思ってしまう、次も、その次も…

もう、溺れそうになります。

 

でも、本当に、本があって良かったな、と思います。

本屋さんで買うたびに、

頼んだ本が届くたびに、

 

「やったあ」

 

と思うのです。

 

でも、

積(ん)読はだめよ(笑)。

 

しばらく、本屋さんに行かないようにしないと。

そういうサイトは見ないようにしないと。

 

と思っても無理で。

 

あの“DVDを借り続けちゃう時期”みたいなもので、どうしても連続しちゃう中毒性があるんですよね。

あれはなんなんでしょうね。

……ある時、パタリ、とそれがしばし止むのを待つしかないかな、と(笑)。

 

今読んでいる本のうち一冊は、1965年に書かれた、音楽のあるジャンルの奏法に関する本です。

47年前。

僕が生まれるよりも、前のもの。

もうね、まえがきを読んでいるだけで、ワクワクしますね。

 

同時に、同じジャンルの奏法の、今年発売された本も買って、同時に、広げてみています。

 

そこに47年の隔たりがあっても、全然かわっておらず、繋がっているところは、ちゃんと繋がってるんですよね。

古い方の本に、「この先20年で、どれだけの変化があるか」などという記述がありまして、こんなことも含めて、

すんごく面白いです。

 

音楽に限らずなのだと思いますが、

変わらないものは、ちゃんとあって、きちんと、そのまま残されるんですね。

一度、秩序になったもの、ということなのかもしれませんし、

その秩序を受け入れる、僕たち人間が、数十年程度では、そうそう変わらない(ある意味、三つ子の魂百まで……?)という部分もあるのかな、などと。

 

良いものは、良い。

気持ち良いものは、気持ち良い。

 

そしてこれは、やっぱり、パーソナルなもの。

当たり前ですが、個人、個人の気持ちの中に起こる現象なんですよね。

 

そう考えると、“流行”っていうのも、また面白いですよねえ・・・

 

お正月休みも、そろそろ終わりでしょうかね。

でも、秋の夜長ならぬ、冬の夜長も、本を読むにはいいようですねえ

 

ではー。



コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




何度かこちらのブログでも書かせて頂いております、「制作」というお仕事をされております、Iさんのお宅での新年会にお呼ばれしてまいりました。

お仕事としては、globeのK〇IKOちゃんのソロツアーが最初で、その後、宇都〇隆さん、そして清木場〇介くんのツアー、JY〇NGRIちゃん等でもご一緒させて頂きましたし、

さらには、ツアーそのものでご一緒したわけではありませんが、柑橘系二人組や、安全地帯さんのお仕事を紹介して下さったという、僕にとって、とてもご恩のある方でもあります。

 

もう僕のことを「ケン坊!」と読んで下さる、Iさんのご家族は勿論、Iさんととっても仲良しの、以前、ガーデンパーティーや、二年前の新年会でもご一緒させて頂いた、素晴らしい肉体をお持ちの有名俳優のH.W.さんや(あのリポビタンD……でおわかりになりますかね。僕は高校生の時にやっていた、昼ドラマの「愛の嵐」が強烈だったなあ。ジャズドラマーでもあるんですよね。)、そして、奥様でこちらも有名女優のH.H.さん(テレビでしょっちゅうおみかけしますし、最近はゆうちょに行くと必ずお会いできます)、そのご家族もいらして。

そして、Iさんの長男のS.I.くんは、今や売れっ子の若手プロ・キーボーディスト。

僕は、2001年の宇都宮さんのツアーの頃だと思いますので、まだSくんが中学生の時からの知り合いでして、ちょっと前には、“海月”が出来た時には家に見に遊びにきてくれて、そのまま二人で朝までワインを飲みながらセッションをしたりしてました。彼のロックなプレイスタイルは、僕も大好きなのです。キーボード・マガジンとかでは、僕よりも、全然良く見ますよ(笑)。

そして、やはり二年前の新年会依頼でしたが、以前、KinKiKi〇sさんのツアーで、東京ドームでのライブなどでご一緒させて頂いた、こちらも現在はユーミ〇チームに欠かせない、超売れっ子の女性パーカっショニストのK.O.さんとも久しぶりの再会でした。K.O.さんは、実は、僕の大学のひとつ先輩にあたる方なのですが、ただ、在学当時は知らなかったんですよ。KinKiさんのツアーのリハの時に知ったのです。

以来、「センパイ」とお呼びしてしまうのですが、ふつーは女性にこういう呼び方はしづらいものですが、ここは本当に学校の先輩、後輩なので、あちらも、そのままそこは流して「何なに?」と聞いてくれる、というね(笑)。楽しく冗談に付き合って下さる、実に良き“センパイ”なのです。

そして、女性バイオリニストにして福島の猫たちを救う為のボランティア活動家でもありますL.K.さん、また、作曲家でギタリストのH.Y.さんら、ほかにも本当に豪華なメンバーで、 それでいて、Iさんつながりということで、初めましてでも、皆さん、あっという間に仲良しに。繋がるって、いいですね。

本当に和気あいあいとしたムードの新年会。

実は、以前の新年会の時は僕も家が比較的近所だったもので、美味しいワインを頂いたりしたのですが、

 

……今日はクルマで伺ってしまい

 

H.W.さん、H.H.さんご家族のお差し入れのや、Iさんの「これを今日飲もうと思って」と開けてくれた、

どれも僕なんかじゃ絶対に買えないような高級ワインを、

 

一滴も飲めなかったという……

 

お料理は美味しかったし、とっても楽しかったから全然いいのですが、

みなさんが「これはうまいね」「おお、これは」などと言っているのを横目に、ちょっとひもじかったなあ(笑)。

 

えーい、

 

今からグリーンラベルで、かんぱいだー。えいえいおー

 

ではー。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




きりんさんが好きです。

雑(煮)さんが、もっと大好きです。

 

というわけで(なんだなんだ、それなんだ)、

お正月ですから、お雑煮を作りました

 

材料は、あるもので。

GO TO 冷蔵庫。

 

大根、カブ、人参、しめじ、舞茸……。

お肉は、鶏肉でさっぱり、が東京風とのことですが、豚肉も美味しいのです。

 

「武家の雑煮は(中略)餅と菜を一緒に取り上げて食べるのが習わしで、「名(=菜)を持ち(=餅)上げる」という縁起担ぎだったという。」

 

おにぎりのお弁当などに、沢庵を二切れしか入れないのと同じ、粋なごろ合わせですね。

三切れだと、「身を切る」となるので、切腹みたいで縁起が悪く、一切れは「人を切る」ということで、これまた避けられたのですよね。

日本ならではの言葉遊びというか、こういう感覚、大好きなんですよね

 

お餅は、こんなジョークにもなっていますが、

------------------

アメリカ人に
日本人がとても好む食べ物だが
日本で一番危険な食べ物で
これを食べて毎年何人かが死んでる
って餅をすすめたらびびってた

------------------

実際、海外では、サイレント・キラーなどと言われたりもしているようです(ほんとよ)。

 

食べるのに気をつけなければいけない食べ物というのは確かに凄いですが、

作る=餅つき、もある意味、結構危険な作業なんだよなあ、と思います。

 

「中国人が紹介した、日本の餅つきの職人技」

http://www.youtube.com/watch?v=AUrlM2a8Ujw&hl=ja&gl=JP#t=1m19s

昔、本当に子どものころ、商店街の集まりでと、ボーイスカウトをやっていたころとかに、餅つきをやらせてもらったことがありますが、

子供には、とにかく杵が重い

持ち上げるのもやっとですが、そこからまっすぐ振り下ろせないものですから、あれは、合いの手を入れる方も命がけですよ

へたしたら、臼の横にいる人を直撃!なんてね(笑)。

 

 

あとね、この餅丸めの動画、いいなあ、と。

http://www.youtube.com/watch?v=HX6JEzLR0Xc

「たぶんー、ケンちゃんの場合、まだ引っ張ってるので」

と、田舎のお母さん(マコちゃんさん)に、まるで僕が教えてもらっているようでもあり(46秒あたり)、ほのぼのします

美味しそうだー

 

で、僕のお雑煮では、ちょっと焦げたぞ、という(笑)。

 

今思うこと

 

澄まし汁仕立て

塩味仕立て

薄口醤油

濃口醤油

白醤油

味噌汁仕立て

麦味噌仕立て

米味噌仕立て

合わせ味噌仕立て

白味噌仕立て

赤味噌仕立て

小豆汁仕立て

納豆汁仕立て……

 

日本中のお雑煮を、全部食べてみたいです。

一生で叶うかどうかわからない夢が、こんなところにも

 

ではー。



コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ 次ページ »