く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<長谷寺塔頭・法起院> タラヨウの木、見上げれば葉っぱに願い事の数々!

2013年02月21日 | アンビリバボー

【「はがき」の語源となった木、「よく叶うと古くから言い伝え」】

 神社仏閣で願い事を形にするには絵馬が一般的だが、長谷寺(奈良県桜井市)の塔頭・法起院(西国三十三所番外札所)では立ち木の葉っぱに書き記すこともできる。その木はタラヨウ(多羅葉)。別名「ハガキノキ」とも呼ばれる。見上げると「アンビリバボー」の光景が広がっていた。無数の葉の裏に「家内安全」「健康長寿」「大願成就」など願い事がくっきりと書かれているのだ。

  

 この法起院は西国観音巡礼の元祖で長谷寺を開いた徳道上人が晩年に隠棲したところ。タラヨウは上人御廟(下の写真㊧)の左奥にあった。高さは10mほど、葉っぱは肉厚で長さ15cmほどの楕円形。「葉の裏に願い事を書くと叶うと古くから言い伝えられている」という説明書きに続いて、赤字で「願いを成就させるため葉は取らないで」。爪楊枝で書くと、その部分が黒く浮かび上がってきた。

 

 驚いたことに到底手が届きそうもない3m以上の高さにある葉っぱにも願い事が書かれていた。肩車してもらったのだろうか。「心穏やかに暮らせますように」「娘の良縁を願います」「祈願 家族の健康と私の結婚」……。中には「ロト6大当り」「老後ぼけずに長生きしますように」「良い転職ができますように」といったものもあった。このお寺は絵馬も葉の形。

 

 タラヨウは「はがき」の語源の木ということで郵便局のシンボルツリーになっている。タラヨウの「多羅」はインドで経文を書く紙の原料になった「多羅樹」に由来するという。そんな経緯からお寺や神社にもよく植えられる。例えば、京都では下鴨神社や上賀茂神社、宗像神社など。以前、宗像神社で試してみようと思ったが、残念ながら葉っぱまで手が届かなかった。ちなみにタラヨウの葉の表に宛て先と切手を貼ると郵便局で配達してくれるそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする