言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

『お客様』は「数字」ではない

2014-10-04 10:20:13 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨夜から北風が強くなり、開けていた窓のブラインドを大きく揺すり始めました。
暑かったけれど、しょうがなく窓をちょっとだけ隙き間をつくるようにして締めました。
今朝もまだその強い風が吹いています。
台風に向かって北から風が?

昨日は真夏日一歩手前の蒸し暑さでした。
用があって車に乗り込むと真夏のあの暑さで、まいりました。

明後日あたり台風18号が最接近しそう。
明後日は午前中富岡製糸場見学の予定が入っているんだけど………。

県の戦略会議の観光部会に入っていて、その案内で行くことにしたわけですが………。



さて、本題です。

さて今朝はちょっと下記のような問題から。

2つの皿の上にそれぞれ3個ずつケーキが乗っています。
ケーキは全部でいくつあるでしょう。

答えは、3×2=6個です。

これが2×3では間違いです。
なぜ?

それはケーキのことを問われているのですから、「3」が元になるわけです。



もうひとつ計算の問題。

1+1+1=?
純粋に算数なら答えは「3」です。

しかしこれがお客様の数だとすると?

「1」をいくつ足しても、「1」は「1」ですね。

しかし店側とすればすぐに単純に答えは「3」というようにしませんか?
お客様は3人である、と。

でもお客様にしてみれば、一人ひとりが別々なんですね。

それをお店側が勝手にひっくるめて考えてしまうと、単なる3人になってしまいます。



ある意味、繁盛店は「1+1+1+………=1」という計算式で、接客、販売していて、不振店は「1+1+1=3」という計算式で、接客していると考えられませんか?

どんなにお客様がいらっしゃっても、その一人一人に個性があり、その個性に対応した接客を心得ているのが繁盛店であり、どのお客様に対しても同じ対応しかしていないのが不振店、もしくはマニュアルでしか動かないチェーン店、ではないでしょうか。


顧客満足は響きのいい言葉です。でも、ほんとうに顧客に満足いただけたのか。胸に手を当てて考えてみる必要があります。たとえばちょっと商品知識があると説明過多になったりします。顧客は内心うんざりしているのに、気づかずに良かれと一方的にしゃべる。まさに自己満足で、自分ではよくできたと思っている。錯覚ですよ


鎌倉シャツ 魂のものづくり」を読んでいたら、このような文章に目がいきました。


接客は簡単なようでなかなか底が深いものです。
単なる「術」では、お客様にほんとうに満足してもらえないところにまできています。

どうしましょ?

どうしよう?

ねえ?



さて、今日の「いいもの探し」です。

上記の「鎌倉シャツ 魂のものづくり」を読んでいると、いかに哲学が大事かということがよく分かります。

お客様にどのようにしたいのか、店を始める前に、それだけは自分の胸の中で確固としたものにしておいたほうがいいと思います。




それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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