言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

値下げシールに群がるお客様を見て

2014-10-26 10:13:36 | アイデア・事例

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


ここ数日は秋らしい天候が続いています。
ちょっと冷た目の暑くはない毎日。


さてすぐに本題です。

先日、夜にスーパーマーケットに行ったのですが、そこで見た光景が面白かったですね。


夜、というか夕方から徐々にたいていのスーパーでは、値下げが始まります。

そしてそのシールを貼る人がバックヤードから出てくるのを、わざわざ待っているお客様もいます。
もちろん同じ時間帯に買ったものなのに、シールの有る無しで価格が違っていれば、安い方がいいに決まっています。

かく言うmy奥さんも、たまたまその時間に遭遇すると、その傍でウロウロしていて、そのシールが貼れるのを待つひとりです。

わたしはもっと離れた場所でいつも観察。


人それぞれで、中には、係の人がシールを貼ったのを見ると、それを棚に戻す前に手を伸ばして取り、自分のかごに入れる人もいます。

そういった人が一人混じっていると係の人はたいへんです。
あちこちからどんどん手が伸びてきて、シールを貼った商品を奪い取るようにしてもっていき始めます。

群集心理、“赤信号、みんなで渡れば怖くない”ということで、ひとりが掟破りをすると、もうそれに釣られて我も我も、です。

そういった光景、どのスーパーでも規模の大小がありますが、毎日行われています。

イベントに近い状況ですね。


イベント?”

だったらこれイベントにしちゃえばいいのに、と私は先日思ってしまいました。

タイムセールの変形版ですよね。


午後○時からは値下げシールセール! と銘打って、イベントとしてやれば、それはそれで面白いはず。

だってどうせ値下げシールを貼ることを毎日やっているのなら、それを面白おかしくやった方が従業員の方も楽しいんじゃないでしょうか。


多分、現状では、従業員の方はある意味、義務的にやらされている感があるように感じます。
だったら従業員の方も楽しめるイベントにしてしまえば、面白がりながらシールを貼れます。

別に今までと同じことをやるだけですから、予算だってかからないわけで。


値下げタ~イム! として、各コーナーの値下げ商品を一ヶ所に集めてわいわいやった方がいいと思いません?


そうすると何が起こるか?
多分、今まで値下げシールを貼っていても売れ残りがあったところでも、全品完売になる可能性も大です。


言っておきますが、わたしは値下げシールを貼る前に全品完売になるにはどうするのかということを、本来は考えるべきだと思っていますよ。

それでも残ってしまうことがあるのなら、そのようにイベントにしてしまえばいいのに、と言っているだけのことです。
いわゆる次善の策、です。



さて、今日の「いいもの探し」です。

自分のまわりでは、昨日は“すべて世はこともなし”で、何もないということはいいことでもあるわけで。


今読んでいる、というより今朝読了した本「社長のための世界の朝礼ネタ集」の中にも、何も起きていないことを言って良くなったという例が載っていました。

    


ロンドンの地下鉄の話で、遅延や中止が多かったその当時のロンドン地下鉄では、その度にその放送をしていたのでものすごく評判がよくなかったんですが、あるとき、今日は何も起きていません、順調です、という放送もするようになったら、だんだんと評判が良くなっていったというんですね。

これってあなたのお店でも使えることではありませんか?



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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