言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ポイントカードの是非

2014-10-18 10:19:21 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今日も朝からよく晴れています。
秋晴れ、まさにそうですね。

昨日もよく晴れていましたが、風も強くて、その風がまた冷たくて。
今日も朝トイレ掃除をしたのですが、この秋初めてですね、トイレの水が温かく感じたのは。

日中は温かく、外にいるとちょっと暑いかな、なんて感じますが、陽が陰り始めるととたんに冷たくなります。
こんなときに油断をしていると、風邪を引いちゃうんですね。



さて、本題です。

いま、ポイントカードは世の中に溢れています。
自分の財布の中を見ても、常時使っているTカードやカルディのコーヒー専用カード、それ以外にもよく利用するお店のそれぞれのポイントカードが数枚。

その他にカード専用ケースにはたまに必要になるポイントカードが10枚以上。

主婦になると多分それは30枚以上にも登るはずです。


ところで、あなたのお店ではポイントカードを発行していますか?
発行しているのならどのようなシステムで?
またその目的は?


目的はもちろん顧客の囲い込み、ですよね。
しかしその囲い込まれているはずの顧客のほうから見ると………?

あなたはその囲い込んでいると信じているポイントカードを、顧客の側から見たことはありますか?

はっきり言って、ポイントカードを持っているからと言って、そのお店まで足をわざわざ’運ぶことはあまりありません。

買物しようと思った場合、まずポイントカードがあるかどうか思い浮かべるなんてことはほぼゼロです。
たまたま買物したお店が、以前に何とはなしにつくったそのお店のポイントカードを持っているだけのことです。


なのに発行しているお店のほうは、ポイントカードがあるから来ていただいた、と思いこみたいだけ、なのではなりませんか?


「何のために?」ポイントカードを発行するのか、ほんとうによく考えて発行し始めましたか?
まず考えたことは、お店のために、ですよね。

本当にお客様のためにと考えて発行したのなら、まずいらないのが、「有効期限」です。

「有効期限」て、これこそお店の都合ですよね。

“有効期限”内に何度も来てほしいから、“期限”をつけているんでしょう。

“有効期限”内に買物すると同時に、“有効期限”がその日からまた1年とか伸びるというシステムになっているポイントカードも見かけますが、これだって、基本はやはり“有効期限”内に最低1度ぐらい来てほしいから、です。

次に、たくさんのポイントを貯めないと交換できないような、枠がいっぱいあるカード
これに有効期限なんてついていたら最悪ですよね。

貰ってもすぐに捨ててしまいます。
もしくは、どっかにしまったままで、忘れてしまいます。

何のために枠がいっぱいあるの?
それを聞いて、きちんとその理由を説明できる店主もまたあまりいません。

何となくこれぐらいがいいんじゃないのか、他の店(って、どこだよ)もだいたいこれぐらいだから、なんて………。
そんな軽い気持ちで作っていません?

つくってないよ!
ちゃんと計算して、どのくらい来てもらったらそのお客様のためになるのか、ちゃんと経験に基づいて枠の数を決めてるんだ!
とまあ反論される方は、なるほど、自分のポイントカードシステムに酔っていたいわけです。


ホントにお客様のためインと考えてポイントカードを作るのなら、まず有効期限を付けないこと。

枠の数もできるだけ少なくすること。
(3回ぐらいの買物で一度交換できるようなものが最良)

最初に渡すときには、買物金額に関係なく、次に買物したときにポイントが枠いっぱいになるように(交換できる)あらかじめポイントをたくさんプレゼントすること。

さらに交換するときにも、次のポイントカードに数個ポイントを加えて渡すこと。

それぐらいにするとポイントカードも、ほんとうにお客様のために発行していると、ある程度は大きく胸を張って言えますが………。


「でもそんなことしたら、利益が出なくなっちゃうだろ!」

だから、ポイントカードなんてやめましょうよ。

ポイントカードを発行するぐらいなら、その分お客様がその都度喜ぶサービスをもっと充実させたほうがいいんじゃないの?


さて、今日の「いいもの探し」です。

昨日は午後になってから桐信のビジネスマッチングの会場に出向きました。

会場では久しぶりに桐生商工会議所の方々とお会いし、さらには桐信の、私が当時企画編集をしていた桐信の広報誌担当の方ともお会いしました。

旧交を温めるだけではなくて、ここからもしかしたら次のビジネスが生まれてくるかもしれませんね。

どのようなマッチング成約がなったのか分かりませんが、けっこう大きなイベントに成長したようです。


でも、残念ながら、私がかつて勤めていた広告会社も出展していましたが、行くと誰もいなくて、パネルがあるだけ。
お~い!

なんか今回のイベントの何か印刷物を受けたので、その見返りに出展したのかなという感じに受けました。
せっかくのチャンスなんだから、1社でも相手をすれば何らかのつながりもできるのに。


もったいない。


それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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