こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日は夕方から雨がちょっと降り出してきまして、夜には本降りになりました。
気温は一昨日よりは低めで、夜になるとけっこう下がってきました。
でも今朝は朝は少し雲が残っていましたが、だんだんと晴れてきました。
晴れると、花粉が!
さて、本題です。
昨日あるスーパーに行くと、新発売の商品がありまして、特設コーナーで“お試し価格”というPOPで特売されていました。
お試し価格では、とにかく味わってもらい、そのおいしさを分かってもらいたいというわけで、定価よりは少し安くして、最初のハードルを下げて販売するというのは、よく行われる手法なんですが、それっていつも思うんですが、果たして良策なんでしょうか?
消費者にとっては、一番最初に提示された価格がその商品の通常価格(定番)だと、それがたとえお試し価格であっても、思いこみます。
人には、自分に都合よく覚え込むという心理的な面が多々あります。
たとえそれが最初“お試し価格”です、と言われても、最初のその価格でいったん購入するとなると、次回買おうとして定価に上がっていたら、ちょっと二の足を踏むケースが往々にしてあります。
その値段まで出して買う必要があるのか、という思いがちょっと手を伸ばすのを控えさせてしまうわけです。
よほどおいしくて、次回も定価になっていても買わなくちゃ、と思うほどのよさがその新商品にあれば別なんですが。
まあそれほどインパクトの強い商品も少ないです。
結局最初は新発売で“お試し”ということで、消費者に受け入れられても、じゃあ次の機会は? となると、なかなか………。
最初だからと、下手に価格を下げて販売するんじゃなくて、お試しならいっそのこと、試食の方がよほど気が利いていると思います。
いかがですか。
さて、連載中の『人妻弁当』ですが、今日が最終回です。
それではどうぞ。
「母さんの台所」の忙しい時間は一日に4回ある。
まず早朝の準備。そして弁当を作りながらのお客様への対応。
そうして午後の夕食用のおかずづくり、最後は戻ってきたお弁当箱の洗浄と炊事場の掃除だ。
昼食時間用のお弁当は朝の流れで作ってしまうので、お昼どきはお客様への対応だけですむ。
当初始めたときは、本田のアドバイスでは朝のお弁当だけだったが、店は開けていなかったが、昼間にもお弁当を売ってほしいという人がちらほら現れ、余っていると言っては語弊もあるが、余分に作ってあるお弁当を分けていたのだが、少しずつ多めにしているうちに、これぐらいのお客様がコンスタントに来るのなら、お昼もきちんと開けようということになった。
すると今度は、夜にお弁当箱を返却に来たお客様から、もしお昼のものが残っているようなら、これから帰って作ると遅くなってしまうので、夕飯用のおかずに売ってほしいという人も現れ、これもいつしか定番として営業するようになった。
そんなこんなで、いつしか「母さんの台所」は、朝から晩まで営業するようになった。
サラリーマンや職人さんを中心に相手にしているので、土、日は今のところ休みだ。
しかしその休んでいる土、日曜日にも開けてほしいという人が現れた。
その両日は、一般のお客様に持ち帰りランチを販売したいという。
しかしはっきり言って、まだこの満天通り商店街の土日の集客はうまく行っていない。
果たして今のままの来店客数で、持ち帰りランチがどの程度出るのか読めないから、という理由で、その人に思いとどまらせているところだ。
本当のところはとてもありがたいことで、土日の営業は願ってもないことだが、すぐにダメになるのが目に見えている今の段階では、とても商店街全体でもオーケーしづらいというところが本音で、その本音を差し置いて、じゃあすぐにやってくださいとは、理事長も言えないのだ。
もう少し、みんなの努力でお客さんの足がこの商店街に戻ってきてくれたら、一番に推薦で出してもらいたいと考えている。
満天通り商店街の、一新された振興組合のメンバーによる振興策の最初の「母さんの台所」は、何とか今やっと軌道に乗ってきた。
これからだ。
その手応えも充分にある。
もう少しのところだ。
おわり
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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