言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

あっぱれ! “神対応”?

2015-04-20 09:36:54 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


朝ほんのいっとき陽が射してきたのですが、すぐにそれも引っ込み、その後すぐに雨がもうポツポツと降り始めてきました。
予報では午後あたりかということでしたが、早く降ってきました。

気温も昨日同様で20℃以下というところでしょう。
ちょっと肌寒く、コットン地のシャツにもう一枚コットン素材の上着を羽織っていないと、風邪を引きそうでしたね、昨日は。

実際軽い風邪症状で、咳が少し出るし、寝床に入っても、のどにタンが挟まっている感じで、ぜいぜいと喉が鳴ります。


さて、本題です。

そのような、身体的には何となくだるい感じなんですが、先週から昨日に掛けて、まさに「あっぱれ!」ということがありましたね。

そのまんまですが、カズ、三浦選手に対して張本さんが「早く辞めなさい」というコメントに対するカズの言葉が印象的でしたし、またそれに発憤して昨日などはまた最年長記録のゴールを更新しました。

まさに“大人”対応です。

AKB的に言うと“神対応”ですね。

わたしなどは彼よりも年上ですが、手を合わせて拝みたいぐらいです。



そうして、このような“神対応”は、わたしなどの仕事にもぜひ必要な素質です。

数回チャレンジしてもいい成果が得られない方に対して、「がんばれ!」というのは簡単ですが、Dr.倫太郎のように、「がんばらなくてもいいんですよ」ということも言えない。

で、そんなときは何と言うか?


じゃあ、もう1回だけ、今度はこのようにしてやってみましょう。それでもダメだったら、やめちゃえばいいじゃないですか。そして次のことにチャレンジしましょう。だからもう1回だけ、やってみませんか?」


それでもいい結果が出ないときは相手の判断に任せますが、その前にもうひと言。

「この部分は良かったじゃないですか。ここを伸ばすようにしてみませんか?」

良い部分がないときは、本当にやめるべきことです。

後の判断は、その方次第です。



さて、連載中の『老舗が変わるーーある料亭の再生物語』は今日で15回目ですね。

ここからどうぞ。



「松竹梅、か」

「消費者心理として、3種類の価格帯のものがある場合、だいたい真ん中の価格を選ぶ人が多いんです。
それは商売をなさっている社長や女将さんは充分ご存知のことでしょう」

本田は続けた。

「お店のランチなんか、一番粗利が多い売りたいものの下にちょっと安くて、1、2品数の少ない「梅」クラスをわざと用意しておくと、ほとんどその上の、一番売りたいものをお客さんは頼むんです。
さらにもうひとつ「松」クラスとして「竹」よりもわざと高めで豪華なものも準備すると、そこまで高いものはなあという心理で、だいたいが「竹」に落ち着くという寸法なです」

「なるほど。そういう行動というか心理状態で品物を無意識に選んでるんだね、われわれは。
心理を分析するとなるほどと納得できるね」

社長が頷いた。

「でも、その安い方に人気が出ちゃったらどうするんです?」

女将が不安げに呟いた。

「安いものに人気が出るのは、お店の方でそれをメインに、安さを強調して売ろうとするから、激安が人気になるんです。
その安さをアピールしないで、さらっとそこに安いものもあるというように置いておけば、そんなことはほとんどないと思います。
また、もしもそうなってしまったら、それならそれで安いお弁当も中身を濃くして、限定10個ぐらいにして、それを餌にというのはちょっと悪いかなあ、それをイベントとして楽しんでもらうような感覚でアピールしましょう。激安弁当はあくまでイベントで」

本田が言い終えた。

「うん、イベント、ね。面白いね、激安弁当はイベントか」

「あくまでイベントですよ」

「い弁当、ね」

女将が珍しくダジャレを言った。

女将が照れ笑いした後、みんなの爆笑になった。



こうして、千樹のお弁当作戦は着々と計画され、3ヶ月後実行に移された。

幸いデパートの担当者は千樹を知っていてくれたので、すんなりと会ってくれた。

料理の中身の変更や価格設定で何度か議論があったが、まずはイベントとして扱うということで、1ヶ月限定でコーナーを作ってくれた。

価格は880円の激安日替わり弁当が限定20個、定番は2,500円、3,800円のの2種類、そしてこれも限定で、1日5個限定の5,980円のお弁当も用意することになった。

そして定番の中から数点を試食してもらうために別に作り、通りがかりのお客様に食べてもらうことにした。

千樹弁当のネーミングも決め、価格別のラインナップも作り、デパートでは扱っていない弁当も千樹で購入してもらえるようにパンフレットも作り、その場で手渡すようにした。

こうして具体化した千樹弁当の挑戦が始まった。



                      まだ、つづく

それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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