言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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テーブルの大きさを変えてみる?

2015-04-21 08:25:28 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日はこちらの方ははっきりとはしない天候で、ほぼ曇り空でした。
時おり小雨が降る程度。

風は関東南部ほどはなくて、気温も低めでした。
近畿や東海ではたくさん降った地域もあったようですね。

しかしこちらは夜中から北風が強くなり、朝も弱まらずに吹いています。

晴れの方に天候は近づいてはいますが。



さて、本題です。


飲食店のテーブルの大きさは基本的に4人掛けですよね。

家庭の食卓を見てもだいたいが4人掛けです。

あれって誰が決めたんでしょうね。

わたしは単純に家具を作る人が勝手にというか、一番この形態の家族が多いだろうということで、単純に4人掛けにしていて、それを全然今まで誰も不思議に思わなかったからでしょうね。

ま、欧米の家庭のテーブルを見ても(実際に見たんじゃなくて、テレビなどの紹介番組からですが)、4人掛けが多いようですが、欧米の飲食店では長方形よりも丸テーブルが多いように感じられもします。

丸テーブルだと、便利ですよね。
2人でも3人でも、4人でも、また窮屈になりますが、5人でもまあまあOK。

使い方がとてもフレキシブルです。


しかし日本ではほぼ昔からのお店ほど角テーブで、さらには4人掛けですね。


最近では、有名になった“俺の”業態のお店では丸テーブルが主流になってきていますが。

あ、そうだ。
中華料理は丸テーブルが多いですよね。

あ、ここで思ったのは、これはやはり料理の差なんでしょうね。

中華は大皿料理が多くて、一皿のものを数人で取り分けて食べる料理が多いですが、日本食は郷土料理などを除いてはほぼ一人単位の盛り方です。

そういえば、江戸時代などは一人に一つの食卓ですね。


また話が逸れていきかけましたので、元に戻ります。


わたしなどは、出掛けた際には、ほぼひとりでお昼をとります。

で、思うのが、テーブルの大きさですね。

一人席がある場合は一人席に座りますが、一人席がない場合も飲食店によってはあります。

そんな場合も2人席があればそちらに座りますが、それもない場合は4人席に1人で掛けなければなりません。

混んでいるときなどは、気が小さいもので、気が気ではありません。

そんなときに、店員さんが相席をお願いできますかと、気軽に声をかけてくれると逆にありがたいことさえあります。


最近では一般的に外で食事をする場合でも、一人食が多くなったと思いません?

ですからいつまでも、テーブルを4人掛けにしたまんまではなくて、もっとフレキシブルに使えるように、小さな2人掛け用のテーブルにした方が、お客様の数に寄ってフレキシブルに運用できるのではないでしょうか。

また、それが客数のアップにもなり、機会損失を少しでもなくすことにもつながるはずです。

客数が減ったとか、そろそろテーブルも新調しなければと考えているオーナーの方は、そういったことも考えて新しいテーブルシステムを考えてみてはいかがでしょうか。

小さなテーブルと、丸テーブルに徐々にでも代えていくのもいいかなと思いませんか?



次は連載中の『老舗が変わるーーある料亭の再生物語』は、今日が第16回目ですね。

ここからどうぞ。


今度は、もうひとつの課題である料亭千樹の活用だった。

ここで採用された2つのうちのまずひとつ目は、女将が言った「劇場型」の利用だった。

大広間をメインとし、付随して各室もそれぞれひとつの小劇場と考え、それぞれに活用していくということだった。

具体的には、定期的に生け花とお茶、それに和裁・洋裁等の習い事を千樹で講師を呼び開催するという、いわばミニカルチャー教室としての活用で、他のカルチャー教室とは違って、セミナー代金が高い分、そこに千樹のお弁当をつけるということで、他との差別化を図った。

他にも自由に各種のお教室にも使ってもらい、そこに千樹弁当をつけるということで、カルチャー教室の充実も図った。


月に1回の千樹寄席は、さすがに地方でのことであり、また開かれる場所が公共のステージではなく、有名料亭のお座敷でということがネックになり、なかなか一般客を呼ぶことがむずかしかった。

3回目までのお客様はやはり千樹のかつてのお客様が多く、お付き合いという感じが強かった。

さらに予想していたよりも客数が上がらなかった。

30人あればいいかなあというもくろみよりも毎回少なく、3回目は10数名という客数だった。


これはやめた方がいいかなと考え始めたとき、また従業員から声が上がった。

「いっそ、無料で一般の方を招待していたらいいんじゃないのかなあ。
落語や演芸の面白さを知ってもらわないと、やっぱり千樹では敷居が高いから入りづらいからというお客さんも多いと思う」

「そうだよなあ。どうかな、ほら大学の落研に声をかけて、落語会を開いてもらったら。ただで場所を提供して。
一度千樹に足を踏み入れてもらえば分ってくれるんじゃないかな。
そこで千樹寄席のチラシを渡して、決して高いものじゃないってことを分ってもらえたらいいんじゃないかと思うんですけど………」

この意見を取り入られれ、早速地元の大学の落研に声をかけ、千樹特別寄席を開いてもらうことになった。

もちろん話を持ちかけられた落研も自分たちの芸を発表できる場所、それも一流料亭でということで、渡りに船と喜んだことはもちろんだった。


                     つづく


それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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