
高槻市塚原二丁目にある、この小さな 「たんぽぽ公園」 は、1962年に発掘調査をおこなった
「B33号墳」と呼ばれている円墳の横穴式石室です。現在は埋め戻して保存されています。

墳丘は、直径18m、周囲に堀をめぐらせていました。(堀の形跡はありませんでした。)
石室は南向きにつくられ、全長は6、6mありB群では最も規模が大きいです。
このお墓は、墓室(玄室)と通路(羨道)がつくられ、次の時にも遺体が納めることができるように
なっていて、出土品から見てこの古墳は7世紀前半につくられ、5人が次々に葬られたと考えられ
ここに埋葬された人々は、安威川流域にあった集落の有力家族で、家族墓と思われています。
※ 副葬品等の出土位置から、石室の通路に一体、主室に4体が葬られたとみられています。

出土品には、耳輪や鉄製の武器、食器などの副葬品や木管の金具と鉄釘がありました。
追記
この近くにゴルフ練習場があって、私もその練習場に行ってましたが、練習場の中には
古墳がそのまま残っていて、その古墳に向かってボールを打っていたことを知りました。
わぁ~ショック! ごめんなさい!!!
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : ラケナリア 花言葉 : 継続
アフリカ南部原産の球根植物で、葉を2枚だけ付け、中央に伸びる花茎には、赤、黄、緑などの
複色の管状の花を多数つけます。日本へは昭和初期に渡来した比較的新しい園芸植物です。