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この聖母浮彫像は、様式、彩色の技法からみてヨーロッパ製です。
日本で製作された黒塗りの厨子に入れられていました。
絵画の大きさは、縦11、8cm、横8、4cmの薄い亜鉛板を裏側から打ち出し
浮彫り状に押し出し油彩をほどこした聖母像で、裸の幼いキリストを抱いた聖母マリアが
カンパニア(イタリア)に建てられている教会を背景にしてあらわされています。
画像左上の「LORETA」とは、「ロレータの」という意味で、イタリア半島のアドリア海沿岸の
マルケ地方にある町の名前で、この町は古くからフランスのルールドと同じくキリスト教徒の
巡礼地として知られており、サンタ・カルールサという有名な寺院があります。
今まで隠れキリシタンが、なぜ高槻ではなくて、茨木なのか分からなかったのですが
茨木の山地部の千提寺や下音羽の地区は、キリシタン大名として高名な高槻城主であった
高山右近の領地であったからなのですね~不思議に思っていたので納得です。(^^♪
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : シンビジューム 花言葉 : 飾らない心
名の由来はギリシャ語の「船」と「形」で、唇弁の形からきています。
1789年にイギリスに紹介されて以来、次々と新しい原種が発見されました。